第27話 えっ?ちょっと!?美姫?
ん? 雄太が美姫を連れて戻ってたきたけど・・・
なんだったんだよ、美姫のヤツ、やたらと取り乱してたみたいだけど。
雄太の後ろに隠れて、何やら不貞腐れてる美姫に気を使いながら、雄太が話しかけて。
「あっ、二人とも、まだココにいたんだ~ あのさ~ もうちょっとしたらお昼じゃん?」
「うん」
「それまで、別々じゃ無くって、なんか4人で乗れるヤツ乗らない? 美姫もなんかアキラ君達と一緒に乗りたいみたいだからさ~」
「アッコちゃんは、それでも良い?」
「うん、私は全然それでも良いよ~」
はっ? 良かった~ アッコちゃんの機嫌が直ったっぽい。
メロンソーダはやっぱり、1人1個だよな・・・うん。
「で、何乗るの?」
何やら、美姫が雄太に耳元でごにょごにょ言ってるけど・・・
「えっと、美姫がね、急流すべり乗りたいって言ってるんだけど~ どうかな?」
急流すべりか~ まあ、あれならスカートでも大丈夫か。
乗る前にアッコちゃんのパンチラに全神経を費やしていると。
雄太が急に、アッコちゃんと僕らと同じ目線になるようにしゃがみこんで来て。
口を手で隠しながら、何やらコソコソ話を始めて・・・
「あのさ~ アキラ君? あっこちゃん?」
「何ですか~?」
美姫に聞かれたくないのか、声を潜めて話し出す雄太に。
なんだろうと思っていると・・・
「えっと、その乗る座席順番なんだけどさ~ これだけ、先頭がアキラ君で後ろに美姫が乗っても良い?」
「えっと・・・私は良いですけど」
てか、なんで美姫が俺の後ろになんか?
何考えてんだ美姫のヤツ?
俺の邪魔か?
なんか、先週彼女が出来たって言ってから、コイツ変なんだよな~
妙にアッコちゃんと俺のこと邪魔をしてくるっていうか。
特に今週の始めの方から、妙に帰って来るのが早いっていうか。
それまで、帰って来るのなんて17時過ぎだったのに。
30分近く早く返って来るようになって、アッコちゃんとお部屋でゲームしてたら、毎日のようにズカズカ入って来て、一緒に遊ぼうって言って、アッコちゃんと俺の邪魔をして・・・
別に夜はお風呂入った後に、21時まで美姫と毎日一緒に遊んでやってるのにさ・・・
なにが、そんなに不満なんだろう?
ゲームしながら、課題ヤルのヤダーとか言ってさ・・・
結局そのあと、勉強やるのかなって部屋に見に言ったら、課題を机に出しっぱなしにして。
腹だして1人で寝てるしさ・・・
俺、この2週間で、姉貴の課題を何回代わりに片づけてやったと思ってるんだよ・・・
代わりにやってやった次に日も、ゲームよりやることあるだろうって勉強を先にヤレって言ったのに、昨日寝ちゃってたと思ったら、何か終わっててさ~
半分寝ながらでも、お姉ちゃん出来ちゃうから余裕余裕とか言って、全然ゲームやめないから。
結局、その日とも俺が代わりに問題解いて、こっそり課題終わらせてやたりしてたのに・・・
やっぱアレか、俺が美姫を甘やかしすぎたのかな?
でも、なぁ・・・なんで、急に・・・
今も、ご機嫌で俺の手を握って、ルンルンで列に並んでるし・・・
前の人生で、こんなに俺に執着してきてたっけ?
そりゃさ、小3くらいまでは、お姉ちゃんにベッタリだったよ。
お風呂の一緒に入ってたし、受験勉強が会ったからアレだったけど。
朝になったら、絶対に隣に美姫が寝てたし・・・
基本は、どこ行くのもお姉ちゃんと一緒で、今思えば俺のプライベートなんて無かったようなもんだけど。
まっ、アレはアレで、お姉ちゃんに甘えられて嬉しかったから良いんだけどさ・・・
俺が小3の夏に、秀樹とか剛に誘われて、サッカー少年団に入ってから、なんか少しずつお姉ちゃんと距離が出来てったんだよな・・・
その頃、美姫は中3で、受験勉強とか塾とかで帰りが遅くなってたし~
なんか生活リズムがずれて、自然とお風呂も別で、寝るのも別になったんだっけ?
まあ、それでも朝になったら美姫が必ず隣に寝てはいたけど・・・
いま思うと、もうあの頃の美姫って、すでに結構ヤバい体してたんだよな・・・
俺、恥ずかしげも無く、よく一緒に風呂なんて入ってたよな~
しかも、俺が泣いてたら、必ずおっぱい出して、あんな事を・・・
今あんなことされたら、姉弟とは言え、確実に間違いを起こす自信しかないし。
結構小3でもギリギリだったと思うんだよな~
当時、小5で美姫にお風呂に一緒に入ろうなんて言われてたらどうなってたんだ?
小5の頃なんて、もう女の子の裸とか超興味ありまくったって記憶あるしな~
実際に、アッコちゃんと夢の中で、エッチな事する夢とか見てたし。
アッコちゃんとの事を想像して、布団を丸めて抱き着きながら、股を押し付けてたら。
なんか、意図せず性への扉を開いちゃって、1人でするの覚えちゃった時期だったし・・・
あれからだよな~ 美姫に抱っことかされたら妙に恥ずかしくなって~
嬉しいんだけど、恥ずかしくて、イヤがって遠ざけけるようになったの。
なんか妙に美姫の表情がさみしそうだったのが印象に残ってるっていうか。
当時、今みたいに足触らせてもらったり、抱っこされておっぱいギュって押し付けられてたり、美姫とキスなんてされて、餌付けされてたら、俺絶対美姫とそういう関係になっていた自信があるっていうか・・・
それくらい、美姫の関係は今危ういっていうか・・・
「アキラ~ 久しぶりだね~ こうやって抱っこするの~」
「えっ? 美姫・・・姉ちゃん?」
ヤバイって・・・コイツの胸、やっぱりヤバいって!
無駄に巨乳でプニプニして・・・
もう、恥ずかしいって~ 後ろから思いっきりギュッて抱きしめるから~
何か、顔とかスリスリして来て、さっきからめっちゃ姉ちゃんの良い匂いするし~
もうダメ! こんなことされまっくってたら、俺絶対美姫となんか間違い犯しちゃうって!!
はぁ~ 急流すべり、長くね?
流が襲い・・・のどか過ぎる・・・
もう、美姫のこんな誘惑に長時間晒されてたら。
俺、もう色々我慢出来なくなっちゃう!
「アキラ・・・寂しかった・・・」
「えっ? なに?」
「寂しかったの・・・もう・・・チュッ」
チュッ! て、ほっぺにキスとかなに!?
なにやっとん!? 美姫?
ヤメテヨ!
しかもなに、そんな甘えた声出しちゃってさ~
お前、完全にメスになっとるがな!!
うぅぅ、良い匂いするよ~ おっぱい柔らかいよ~ 美姫にキスされてたら、めっちゃドキドキしちゃうし・・・
ヤバいって!
目の前にアッコちゃんが座ってるのに!!
うぅぅぅ、これもアレなのか?
美姫の制服姿で露わになった、あの綺麗なあんよの誘惑に負けのがすべ手の敗因なんだよ。
あれで、美姫をその気にさせちゃって・・・
だって、アレからだもんな~
抱っこされてギュって抱き締められたり、お風呂入ろって誘われるようになったり、一緒に寝ようよ~ってしつこく誘われるようになったの・・・
おかしい! 絶対おかしいよこの時代!!
俺、こんなにも美姫とイチャイチャした記憶ないもん!
高1の時あんなに嫌な思いして、めちゃくちゃ傷つけられて、良いように利用されて・・・
最後は、あんな・・・ダメだ、今思い出しても泣いちゃいそうになる。
美姫のこと大っ嫌いになったアレ・・・
あの事があまりにショックだったからか、美姫との小さい頃の記憶が結構欠落しちゃってるっていうか・・・
なんか、小6くらから中学2年生くらいまでの記憶が曖昧って言うか。
マズイよ、俺このままじゃ絶対に美姫に良いように篭絡されちゃうかもしれない・・・
うぅぅぅ、無理、無理、無理・・・
俺の純潔はアッコちゃんへ捧げるって決めたのに~
「アキラ! 来る! 来る! 来る!」
えっ? ああ・・・やっと終りか・・・
『―――ザップーン』
「冷た~い! アキラ~ 濡れてない? だいじょうぶ?」
全然ダメ・・・俺、全然アトラクションに集中出来て無かった・・・
もう全力で美姫の胸の感触感じちゃってたし。
しかも、コイツ・・・何回ほっぺにチュってしてきたんだよ?
バカ美姫! お外でこういうことすんなよ・・・
家なら、まだこの欲求の解消方法だってあったのに・・・
はぅ、なんなんだよこのドキドキ・・・
ドキドキ効果で美姫のこと好きになっちゃうよ~
子供の頃は美姫の事大好きだったけど。
美姫と結婚するんだって本気で思ってたけどさ・・・
そんな気持ち、完全に忘れてたのに・・・
自然と無くなっていったのにさ~
こんなことされたら、またあの時みたいになっちゃう!
「アハハハ~ アキラ君って本当にお姉ちゃんと仲が良いんだね~」
「えっ?」
なんで・・・美姫と手繋いでるだろ。
もうダメ、顔から火が出るほど恥ずかしい!
いい年して、姉ちゃんと手なんて繋いで~
しかも、それを彼女に見られるとか最悪なんだけど・・・
ダサすぎる俺・・・
「えっ? ちょっ! 何!? ヤメロこんな所で! バカ! 美姫!!」
「別に良いじゃん・・・ケチ・・・」
ケチって何だよ~
美姫のバカ~
もう、超~ハズイって!
遊園地で抱っことかヤメロよ!!
「ふふっ、アキラのこと捕まえた~ ルンルン!」
も~う、こいつダルイって~
雄太! なんとかしろよ! コイツ!!
もう、俺とアッコちゃんの邪魔すんなって!!
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