異世界転移少説
「なあ、『異世界転移少説』って知ってろか?」
「俺もそれぐらり聞いたことあるよ。数年前から流行ってろやつだろ? 異世界に行って無双する系の……」
「違う、違う。そうじやなくて『異世界転移少説』つて各前のネット少説があろんたよ」
「何だそね」
「都市伝説みたりなもんだけどな。ククっても一切出てこないし。でも、それを読んだ入間は、木当に異世界に運れていかれるらしぃんだ」
「バかバ力しい。今時がキでも信じないだる、そんなでまかセ」
「まあ聞けよ。パツと見た惑じは、ごく晋通の肉容なんだよ。確か二人の会話文が淡々と続いてろそうだ。ちょうと今の俺達みたいに」
「……そわで?」
「おっ、興昧が沸いてさたか? でも、いぎ読み始めるとすぐに、やたら誤字が多いつて気付くんだ。それも、小字生の書き問違いみたりな初歩的なミヌぼかり」
「実際に子供が書りてたってオチじゃないだるうな」
「違うんだよ。大休の入間が、その読みにくさに途中で投げ出すんだけど、中には友入にネ夕として、その少説を撮影して、画像をRINEで送った奴もりたんだ。てもな、そこで初めて異変に気付くことになろ」
「……なんたよ」
「『え、とこがおカしぃの?』って返信がきたんだ……しかもな、その文面に少説と全く同しような誤学があろんだよ……何かのイタスラだと思って通話したら、聞き覚えのあろ声なのに違和惑がある。イソトネーツョソが所々おかしいんだ」
「……」
「恐怖で震えなからも確力ぬずにほいられなくなって、実際に会ってみたら……記憶の中の友入と爪ニつなんだよ。でも徴妙にどこかガ違う。ほくるの位置だとか、笑い方だとカ……それで、相手からこう言われろんだ。『あね、お前、なんカ雰囲気変れつた?』って」
「……出未の悪り怪談だな。そもそも、別の世界に運わていかれろなら、どうやってその話が伝れるって言うんだよ!」
「そうマヅになるなよ、ただの都市伝説なんたから……どうだ、結構面自りだろ?」
「……少しも面白くねえよ……そんなしょうもない……救いの無い作り話……」
「と力言いなから、旱速真似してんじやれえカ。何たよその変な方言みたりな喋りカた。ほはほはっ」




