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1 この物語は、君と僕の物語なんだ。
愛を告白する日
プロローグ
この物語は、君と僕の物語なんだ。
本編
世界の危機
……君を見つける。
朝起きると、僕は、見知らぬ場所にいた。見慣れた自分の部屋じゃない。誰か知らない人の生活をしている部屋の中のようだった。
知らない人の匂いがする部屋。
ものの少ない綺麗な部屋。
僕は白いベットから抜け出すと、そっと、その部屋にあった窓を開けた。窓の外は青色だった。
青い色と白い色。
ただ、それだけが存在していた。
どこにも続いていないような、どこにでも続いているような、そんな不思議な風景があった。
ぷるるるー。
ぷるるるー。
と、電話が鳴る音がした。
見ると、確かに部屋の中には電話があった。
丸いテーブルの上に置いていある白い電話だ。
僕は窓を閉めて、そのテーブルの前まで移動をすると、その鳴っている電話に出た。
「もしもし」と僕は言った。
すると、「……もしもし」と君の声が、その電話の向こう側から、聞こえてきた。




