決戦
⚠ 細剣って読んで、レイピアって読みます!!
これから、頻繁に書くのでよろしくお願いします!!
当日
「逃げなかったのか?逃げてたら、笑い者にしてたぞ?」
「逃げる訳ないだろう。」
戦う場所は、【魔法修練場】
周りには、結界が貼ってあり結界の外側には、生徒達が、観客として見れるスペースがある。
そして、観客のスペースには、沢山のギャラリーがいた。
「どういう事?」
「どっちが強いか、見てもらおうと思ってね。皆もそう思うだろ!?」
生徒達は、喜んだ顔で場を盛り上げていた。
そういうことね、僕を笑い者にする為にギャラリーを呼んだってわけか。
「試合を始める!集まれ!」
先生が言う、僕達は、壇上に上がった。
観客席をよく見ると、マールが心配そうな顔で見つめてきた。
この試合負けたくないな……。
「両者とも、準備はできたか?できたのなら、再度試合の確認をする。魔法道具何を使っても有りとする!相手が戦闘不能になるか、降参すれば勝ちだ、殺すのは、駄目だから気をつけろよ。」
『はいっ!!』
「ねぇ、僕に勝てる自信ある?」
アユト君は、自信満々に僕に訪ねてきた。
「勝てる気なんて、しないよ」
僕は、軽く受け流した。
「これから、アユト・バラック・ラルベルトとゼロ・ウォン・シェークロアーズの試合を始める!!存分に殴り合え!!!」
「勝たせてもらうよ!」
アユト君は、自分の腰につけていた、細剣を手に持ち、僕に向かって攻撃を仕掛けてきた。
必死に魔法道具『ガードエンペラー』で、僕の周りを取り囲むように、結界を張ったが、しかし、ヒビが入る程の威力だった。
「くっ……!!」
そして、気付いた。アユト君が持っている細剣から、青白い光が出ているのを。
あの剣は一体……!?
「フフ、やっと気付いた?この細剣の名前は、《鬼斬り》っていって、僕の家の家宝なんだ、《鬼斬り》は、魔法全属性全てにクリティカルを与えるんだ、だから君が持ってる魔法道具全てに耐性があるんだよ…!」
「チートだろ、それ…!!」
「そんな事はどうでもいい、死ね!」
アユト君が地面を蹴り、宙に浮かぶ。
細剣から、また青白い光が出る。青白い光が、赤色に変わり、どんどん黒くなってゆく。黒い光は、剣先に集中し、真っ黒な、大きな球体になる、その大きな球体はアユト君の背後からも大量に発生した。アユト君は、細剣を振りかざし、剣先に集まった球体を僕に落とす。
「死んでしまえ!〘ブラック・ワールド・レイン〙!!」
宙に浮かんだアユト君は、笑いながら球体を落とす。
「君の魔法道具『ガードエンペラー』じゃ、これは、抑えられないよっ!!はははははっ!!」
「っクソッ‼」
『ガードエンペラー』は、ヒビが入り、もう、限界に近い。アユト君の技〘ブラック・ワールド・レイン〙は、地面にあたると10メートル近くが爆発し、粉々になる。あたったら、確実にデッドエンドだ。
「避けるだけしか、できないじゃないか…‼」
やはり、避けるだけで体力が消耗する.
今、僕が持っている魔法道具は、2つ。しかし、物理攻撃ができるものもあるが、アユト君が宙に浮いているため、攻撃ができない。
クソ!何かいい案はないのか…!?
「ほらほらっ!!逃げてるだけじゃ俺に勝てないぞっ!?」
アユト君が攻撃を加えてきた。逃げようと思ったが、足がもつれ、コケた。そして、結界が破られた。
爆風で、からだが地面にあたりいろいろな所から、血が出た。
「がはっ………!!」
確実に死ぬ。
もう、無理だ…。ここまで、よく戦ったと思う。しかし、自分が叶う奴じゃない。
「も…う、無理だ……!降参する……から、早く、助け…てく…れ!」
ギャラリーと先生達は、笑い続け助けてくれない。
「アユト、殺しちゃえ‼」
「早く、殺せよ‼」
『殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!!』
「なっ…!」
誰も助けてくれない。僕は死ぬのか?
「君は今から死ぬ。僕によってね…、僕は、貴族の中でも上位の方なんだ。だから、先生も生徒も僕に逆らえない。…もともと、君に勝ち目なんて、なかったんだよ。」
「死んで…たまる…かっ!」
痛い。痛い。痛い。
けど死ねない。
僕には、昔会ったあの子に会わなくちゃいけないんだっ…!!
「悪あがきするなよ…‼」
アユト君は下に降りてくる。そして、足を地面に踏みつけると、踏みつけた場所からクリスタルのようなものが、僕を狙って貫こうとする。
「危なっ!!」
ギリギリの所で回避するが、頭がクラクラする。
血を流しすぎてしまった、これ以上長引くとヤバイ。早くケリをつけないと…!!
「死ねよっ!早く!!」
「くっ……!!《紅》‼」
『!!?』
コイツ…何処に、刀を隠してた…!?
「へぇ〜、楽しませてくれるじゃん…!!」
僕のすきを見ながら、距離を日本縮めてくる。彼を横に斬りつけようとしたが、攻撃を受け流された。余裕の笑みを浮かべ彼は、僕の攻撃をしゃがんで回避し、下から見上げてきた。
「なっ…!!」
彼を見た瞬間悟った。彼の細剣から、黒い球体が出ているのを…!!
「〘ブラック・ワールド・レイン〙‼」
爆発する。ギャラリーを取り囲む結界にすらヒビ画入る程の威力。常人なら、とっくに死んでいるだろう。
「……っはっ…はっ……!!」
血まみれになっていく彼の体。
何故死なない?そんな疑問が頭に浮かぶ。
何故、そこで止まらない。
何故、そこで死なない。
「何故、死なないんだっ!!?」
足の速さを加速させる。俺の剣と彼の刀が混じり合う。
「早く死ねよっ!!」
「死ねないっ!!僕は、あの子に会わなくちゃいけないんだっ!!」
何なんだよ、コイツは…!
「死ねぇえぇぇえええぇえええぇぇぇ‼」
「うおぉおぉおおぉおおおおぉぉおぉ‼」
細剣と刀が弾きあい、体制が崩れる。
彼が煙幕を出し、煙が周りに取り巻く。
「目くらましのつもりかっ⁉」
周りを取り囲む煙の中から、彼が見える。
「そこかっ!!」
煙と一緒に彼を斬ったが、斬った感触がしない。
「なっ!幻影っ…!?」
何処だ!?何処だ!!?
辺りを見渡しても誰もいない、まさか…‼
「上かっ!!?」
彼の刀が僕に降り掛かった。
僕が………負けた………?
「アユトーーー!!」
彼女が泣いている。けど、こんな終わりも……仕方ないのかもしれない。
僕の負けだ…。
ゼロ・ウォン・シェークロアーズ。
『勝者、ゼロっ!!!』
こうして、彼と僕の試合は終わった。
長かったので、頭、パンクしそうですwww




