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「式神」始めました♪  作者: Remi
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第6話 鈍感と言う能力

今回はちょっと 神様との絡みはお休みして

レミの話を・・・


レミは エネルギーワークが出来るヒーラーです

そのための勉強も伝授も受けました

そして人に伝授も出来ます


所が

どれだけ勉強しても ステージが上がっても

相手のエネルギーを感じる事も出来ないし

自分がどんなエネルギーを出しているのかも分からないのです


エネルギーを流した相手には

「強いね」とか「びりびりするよ」とか

「熱い」とか言われるのに

当の私は まったく分からず・・・


そんな時

周りのヒーラーやスピリチュアリストからは

「心が開いてない」

「許可を出していない」

「恐がっている」

等々・・・散々言われてまして・・・

私の中の何かが足りないからと責められているようで

正直しんどかった。


何とか感じられるように

色々試したけれど 叶わず


けれど 気付いた事は


遠隔ヒーリングと言って

遠くの人にエネルギーを送る時は

今行っているなと分かる事と

遠くから送ってもらったエネルギーは

今来ているなと 分かるのです


だから

完全に分からないのではなく

リアルに対面している人のエネルギーが分からないんだ

という事までは 突き止めました


そのうち

「レミが感じなくても

 相手が受け取れたことを体感できるならそれで良い」と

思えるようになりました。


レミは感じてても クライアントさんが感じない

だと嘘くさいけど(笑) そうではないし


私が分からない事で 

私が困っていないのなら 良いかなと

思えるようになった頃


エネルギーの分かる友人に言われました


「レミちゃん・・・あなたのエネルギーね・・・






 メタボ・・・( ̄▽ ̄)=3」



 め・・・めたぼぉぉぉぉ~~~ ∑ (゜Д゜|||)



つまり

身体の周りにあるエネルギーの端っこが

通常なら3㎝位なものなのに


レミの場合

両手を広げてもまだ余りあるほど 外側に境界線がある

という事


つまり

リアルで対面している相手は

レミのエネルギー体のなかに すっぽり入っている状態

らしいのですよ


でっかい湯船のお湯がレミのエネルギーで

相手のエネルギーがシャワーヘッドから出るお湯だとすると

相当な勢いでもない限り

分かるはずもなく・・・( ̄Д ̄;;

その湯船は

常にかけ流しの温泉ときてるから

出しっぱなしって事ですよ


そりゃあ・・・レミが相手のエネルギー

感じれるわけないよね?

当然そんな事 私は視えませんので

視える人に聞きまくった訳ですよ

こんなこと言われたんだけど

本当なの?って(笑)


何度か 検証しました(笑)

エネルギーが分かる友人宅でも

「はい。エネルギー引っ込めて!」

「はい?! ひっこめた事無いけど!

 えーーと・・・出さないようにしてみる・・・」


「はい。今ココが端っこね・・・。」

どう見ても3mは超えてる・・・ ( ̄Д ̄;;


「はい。最大限に出して~。」

「だから やった事無いけど むーーん(汗)」


「えーーーとね・・・ 



  計測不能・・・ 外出てった~(爆)」



「はあ~~?」

うん。私のエネルギーなんだけどね

私が一番分かってない(笑)


その後お会いしたのが

(あるじ)むーちゃんの務める神社の宮司さんでした


初めてお会いした日に

守護霊さんと話せることの確認をして頂き

エネルギーの話しもさせて頂き、とても嬉しかった

それまで 半信半疑でやっていたから(笑)

そして

16年も憑いていた 死霊も取っていただいたのだけど


この時に既に

「もう少し修行すれば 神様の声も聞こえるのに」と言われまして

あの時 お願いしますと 言えば

もしかしてお弟子さんになっていたかもですな・・・


そしてきっと

あの時にはもう

白羽の矢が立ってたんだな ( ̄∀ ̄)・;*:


けれど

この時の私は

「修行が嫌なので、お断りしておきます」と言ったのです

だって

努力とか根性とか苦手だし・・・ 修行と聞いたらそんなイメージじゃん?

なので やらなーーいと言ってしまった 


そして

この時に


「あなたの鈍感っぷりは 凄いね

 それ

 鈍感力と言ってね 武器になるんだよ」と言われたのです


通常の鈍感と言うのは

受けたエネルギーに気付かずにいるけど

マイナスエネルギーは ある程度蓄積されるので

知らない間に ダメージが来るというもの


レミの場合は

そもそも相手のマイナスエネルギーを

受取らない事になっている

それに加えて アタックを受けても通じないし

ヘタをすれば 私のエネルギーに入ったモノは

浄化もしくは浄霊されてしまう

と言う事らしい


ただ

何に対しても鈍感ではないという事

感じなくても 問題は無く困らない事に関しては

「鈍感なまま」なのだが

危険を感じたり 困る事が起きそうなレベルの時は

アンテナが働くのだ


元々自分の発するエネルギー体がデカいせいで

他からの干渉が少ないと言うのもあるんだろう

レミのエネルギー体の中では 色々な力が無効化されるようだった


それでも

有名な霊能者さんに初めてお会いした時や

とある密教で修行されていた方にお会いした時は

ちゃんと エネルギーが来ている事が解ったよ

きっと 私より強いエネルギー体の方だったのだと思う


お蔭で

雑多ないわゆる「低級霊」と呼ばれるやからは

レミのエネルギー体に入ると 浄化されるか逃げていくらしい

なにしろ レミは視えないので 「らしい」という表現しか出来ない

分かる視える人からの情報をあてにするしかないです


そして

「16年間ついていた死霊」も結局、車を壊す事は出来ても

私の意識を0.2秒ほど無くせたとしても

私に怪我を負わせる事や病気にさせる事は出来なかったみたいね


「鈍感力」とも思えるその能力は

別名

「無効化能力」とも言う


自分を中心にしたエネルギー体の中は

色々な相手のエネルギーが

「無効化」されてしまうという事


そんなレミなのだが

流石に

神様修行が入ると そんな訳にはいかなくなってくるのである

レミの場合

師匠の直接の弟子ではないので

神社での修行ではなく

むーちゃんの神様からの「課題」と言う事なんだけどね




誤字脱字は温かく見守ってやってください( ̄∀ ̄)・;*:

感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。


あまり矛盾な点とかはないとは思うけど

気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪

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