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「式神」始めました♪  作者: Remi
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第4話 式神始めました

むーちゃんは S神社の宮司さんを「師匠」と呼びますが

レミは「宮司さん」と呼んでいます

名前が二つ出てきますが・・・混乱しないでね♪

むーちゃんのパートナーになれたら面白いね

なんて話していた翌日



むーちゃんから

「師匠に確認しました! やっぱり私にとってレミさんは、パートナーに

 なる人だそうです。

 私にとってなので・・・師匠のお弟子さんにはならない。

 という事もあるみたいです・・・。」


と・・・なんだか

申し訳なさそうに言うので


「私は お弟子さんに そんなにこだわってないので

 なれなくても 良いですよー。」と答えました。


投げやりな感じではなく諦めるのでもなく

その場所が、宮司さんのお弟子さんになる事が

私の「お役」ではないという事がわかります。

なんか 神社に通う自分がしっくり来ない

でも

神社と関わって行きたいとは思っている。


「上手く説明できないけど

 宮司さんのお弟子さんになるより むーちゃんのパートナーの方が

 なんだかワクワクするのよ!( ̄∀ ̄)・;*:」

 って 宮司さんに対して かなり失礼な事言うてもーーた・・・

まあいいか・・・むーちゃんにだし・・・


むーちゃんには

「浄霊や相談で個人的に頼れる相方が居なくて

 急だったかのように見えますが

 神様方のそつない動きで決まったようです」

と言われました


なるほど・・・


私の「想像力」「設定能力」「破壊力」

そこに行きつく思想が むーちゃんに今必要なんだって


確かに私の想像力は・・・いや 妄想力は半端無いですよ

だって 妄想が勝手に暴走していくもん(笑)



むーちゃんは力も素質もあるのに

自己評価が低くなる時がある

何もしなくても

何も足さなくてもそのままで 価値があるはずなのに

何か足さなくてはとか

時々

私ごときがとか 自分を下げる癖がある


「それ要らない!

 それを持っていると、浄霊する時に

 相手に足元を見られるから だめ!」とレミが言うと


「それ・・・師匠にも言われてる・・・


 そのままの私に価値があるの?」と聞いて来た



「ある! でないと『今』生きていない!」とレミ

「ああ・・・・。 そうか・・・納得。」とむーちゃん



今あるものを磨く

それは 何かを足す事ではなく

「削ぎ落としていく事」「研ぎ澄ます」という事


言葉で言うのは簡単なのだが・・・なかなかね・・・

難しい物です


そしたら

「それ・・・師匠も言っていたなあ・・・。

  それ言えるから 弟子にならなくても良いんだね。」とむーちゃん


( ̄∀ ̄)・;*: ナンデソウナル・・・



むーちゃんてば

式神になる方がお弟子さんになるより ワクワクすると言う話を

宮司さんに言ってしまったらしく・・・


「だから あなたのパートナーになるんでしょ。」と

言われたよ~と 嬉しそうに語りますが・・・


ちょっっ! 


宮司さんよりむーちゃんが良い♪


宣言したようなもんで!

いやいや!ちょっと まずくないかい? レミの立場・・・(笑)


そこから

色々と思い出す事もありました


私、神様と話せないとか思い込んでいたけど

その都度 声聞いてたよ


神社で話しかけられたり

「良く来たね」と言われた事あった!あった!

山で龍神に話し掛けられたり・・・

そんな事もあった・・・。


あれ?


なんだ・・・最初から聞けていたんだよ

大事な所では聞けていたんだ

聞けないと勝手に思い込んでた・・・( ̄Д ̄;;

なにやってんだか・・・(笑)


さて・・・

式神をするって決めたら

ぽーーんと 浮かんできた 人物像


「十二国記」と言う小説に出てくる 「麒麟」と言う生き物

主に一生仕えるのだけど

その主を自分で選ぶ 麒麟が選んだ人間がその国の皇帝となる


己の認めた者にしか 頭を垂れない(ひざまつかない)


忠誠は誓うけど プライド高い( ̄∀ ̄)・;*:


まんま 私やんけ!(爆)


なので


むーちゃんが

レミに

「こんな事させてごめんね~

 私の式神になって 辛くなったらごめんね~」って言うと


ムカつく(  ̄っ ̄)


それ

「ごめん」と言う所じゃね~~~し(  ̄っ ̄)


あえて言うなら

「ありがとう♪」だし


勝手に私を 「被害者」にするんじゃねー!


「この私が付いているのよ

 今後自分を卑下する事は 許しません。


 あなたが 自分を卑下するという事は

 すなわち

 この私も卑下した事になるから 許しません」と宣言


むーちゃん

「ひやあぁぁぁぁぁ~~~!!(泣)

 主になるべく頑張ります (>_<)」


( ̄∀ ̄)・;*:

どんな主従関係だ(笑)


それでも

式神としての、色々な「課題」が始まり

あれこれ 報告すると

「今から 私の式神送ります。」とか

「勾玉埋めます」とかサポートもしてくれる


私にはさらに 精神性を高める課題や

創造力を養う課題が与えられる


知識の部分と感覚の部分の融合

それをうまく使い分けていく

その技術を むーちゃんに伝授するのが私の役目らしい


そのかわり私は

霊に対する耐性とか 技の使い方を

ちゃんと教えてもらえるようになる

らしい


そして

神様からの声を自分で受け取れるようになるらしい・・・


こうして

むっちゃプライドの高い

主以外には 頭を下げない「式神」生まれました(笑)


  【おまけ・・・】

そうそう。突然思い出した 実は

先日股間に居た「餓鬼」を退治したわけなんだけど

そこから 変化が・・・


実はレミは すごい食いしん坊なんだけど・・・

その

食欲が「落ちた・・・」

耳つぼとか 意識改革とか 色々やっても無駄だったのに

いくらでも入るのに

あの後の食欲

『とりあえず何か食べたい』 がなくなった ( ̄Д ̄;;ビックリ!


とんだ副産物でありました。




誤字脱字は温かく見守ってやってください( ̄∀ ̄)・;*:

感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。


あまり矛盾な点とかはないとは思うけど

気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪

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