第32話 遠隔でやってみる
レベルアップが早すぎる件
実は ペンデュラムを作る少し前に
サロンにお客様が来ていてね
その日は
心霊相談の日では無かったのだけど
なんとなく
そんな話の流れに・・・
霊感のある人から
自分の娘に何か憑いてるかもしれないと言われて不安・・・
から始まり
自宅に何か居るかもしれない
怖い夢を見てしまった
等々
「どうしても怖かったら むーちゃんの所に行ってね。」と
何度もお話して 話しを終えるのに
また 戻る・・・
????? なんだこれ?しつこいな・・・
あ・・・お客様がと言う意味ではなく
何度も話を戻される意味でのしつこさね
カバンには
「龍の爪の水晶」を持っている
これ・・・視ろって事かな?
・・・・・・・・・・。
あーーーーーー!!
もーーーーーー!!
「やれ」って事か!
あーーーーー!!
お客さんの前で 軽く悶絶して( ̄Д ̄;;
ふんっと 一息吐き出す。(覚悟を決める)
「んーーと。視えるかどうか分かんないので
とりあえず神様に聞いてみるけど
私は浄霊出来ないから
気になるようなら むーちゃんの所に行ってね。」
とお客さんにも 何度も念を押して・・・
ペンデュラムで聞いてみる
テーブルの上では
ペンデュラムが レミの質問に答えて
くるくると回る
「娘さん何も支障ないなら
本人困ってないなら そのまま放っておいても大丈夫よ。
気のせいレベルのモノ
気にし過ぎる方が 良くない物呼ぶから やめようね。
家の中は・・・。」
と続けて言おうとすると
「浄霊 できるよ。」
と脳裏によぎる・・・。
出たっっ!!
まただっっ!!
家の中のどこに居るかも分からないのに
なんて事言うの!!
また簡単に言い出してるし・・・
すると
家の見取り図の様な 図面が頭に浮かぶ・・・。
これ・・・ヒントだ。
くそう~~~~(/TДT)/
やれば良いんでしょ!!
お客様に伝える
「家の見取り図書いてください。あと住所と旦那様の名前も」
もーーーーーー!!
分かんないかもしれないのにーーー!!
あーーもーーー! くっそーーー!!
悶絶しまくる レミ・・・。
そして程なく
見取り図が出来上がる
その見取り図をじっと見てみても
手で覆ってみても
何も感じない・・・
むーーーん。
何も感じないよーーー(/TДT)/ どーすんだよーーー!!
「この階段の所に・・・」と指さされて
やっと
もったりした妖怪の様な 妖精のようなものがイメージとして出てきた
「あーー。そんなに悪さする感じじゃないから大丈夫だよ。」
「え?! やっぱり居るんだ!!」
はっっ!!Σ(☉ω☉ノ)ノ しまった!!
うっかり 出てしまった!
「いるにはいるけど・・・ 『妖精』の類で
恐い物じゃないよ。」
妖怪にも似ているけど・・・呼び方違うだけで同じようなものだけど
「妖精」と言った方が安心しそうなので
あえての「妖精」でっっ!!
脳裏では
「浄霊できるよ! 取れるよ!」
と連呼される
(  ̄っ ̄) もーーー!! うるさいっ!
はーーっ!と一息出して (覚悟を決めて)
「とりあえず取ってみるね。」
手の平にくっつけるように
その図面から引きはがす「イメージ!」
はい
イメージです!
いつものように 何の手ごたえもありませんよ。
そして
いつものように
「浄霊」出来たのかどうかも分かりませんっ!
↑ やけくそ!
浄霊が済んで お客様に伝える
「玄関入れば 分かると思いますので
もし 変り無ければ 取れなかったと言う事なんで
気になるようなら むーちゃんに頼んでね!」←しつこい(笑)
その結果については 翌日メールが届いた。
「廊下の空気が澄んだような気がします!
ありがとうございます!
悪さをしなくても 居ない方が良いです。」とのこと
怖がらなければ 何も問題ないんだけどね。
一度恐いと認識すると そうもいかないのが人間と言う奴ですな。
実はこの事があった後に
むーちゃんとご飯を食べていて
ちゃんと浄霊出来ているかは 聞けたんだよね。
「あー。うん。大丈夫だよ」とは言われていたんだ
「家に帰ったら玄関が汚くて慌てて片付けて
旦那さんに気を使っていたら 確認するの忘れてました!」
というメールも頂いてて・・・
だからね
他の事考えてたら「忘れる程度のモノ」なんだってばよ!
そんなにというか
全然恐くないんだってばよ!
人の認識力とはそんなものです。
だけど、この先脳裏に
「取れるよ。」と聞えても
何も感じないし 手ごたえもないし
「その内分かるから」と
無茶振りされても 本気で困るのだけどなあ・・・
どうしていくのが良いんだろうな?
誤字脱字がありましたら・・・
くすっと笑って見逃しておいてください。
感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。
あまり矛盾な点とかはないとは思うけど
気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪




