第27話 私の場所は ここじゃない
先日
サロンをオープンしたので
「方位除け」のご祈祷をしてもらうべく
師匠のS神社に赴いた
約束の時間に伺うと
ちょうど・・・
まだ前の方のご祈祷をしていた
わーーーお!!
ど・・・どうしようかな・・・と思いあぐねていたら
お弟子さんの一人が
「ご祈祷ですよね♪」と可愛く言ってれて( ̄∀ ̄)・;*:
「ご祈祷」が終わるまで
椅子に座って待つことに・・・
そしてレミは視線を前に移し祭壇を見た
祭壇には色々なものが飾ってあり ふむふむと
眺めていた
今日はアルバイトの巫女さんも居て
ちょっとだけ いつもより にぎやかである
時間があれば 少し話が出来たら良いな
師匠とは話もしたことがあるけれど
お弟子さんとは 話をしたことが無いので
今回
お弟子さんに自己紹介出来たら良いなと思っていたけど
次の予約の方が
フライングで 既に来やがって。あ・・・いや 来ていて
私のささやかな野望は 打ち砕かれたのであった。
あーーあ・・・。
そして、そして
厳かに神事が始まる
祝詞をあげられ式が進む
につれて・・・
その祭壇を見て
(ああ・・・。ここに私の居場所は無いな) と
改めて 感じた
社務所で 師匠と笑談する姿は視えるけど
祭壇に立つ私の姿は 視えない
元々弟子にはならないと 自覚していたのに
どこかで 期待していたのか?
どこかでまだ 入り込めると勘違いしていたのか?
祭壇に立てない事に
何故かショックを受けている自分が居る・・・。
落ちている自分が居る
・・・どういう事だ?
もややんとした感覚が支配していく
ご祈祷を終えて
挨拶もそこそこに
帰宅する車の中で
いつものように じりじりと憑依され
後頭部のあちこちが じりじりとし出し・・・
それらを
「えーーい!! うるさいわっっ!!」と
一瞬で蹴散らす事をやらかす 程度には
ショックだったらしいよ。
「仲間に入りたかった」と言うとちょっと違うのだけど
かと言って
「仲間に入りたくなかった」と言えば嘘になる
ややこしい!
神社のあの場所に入れないって何か嫌だけど、
認められないみたいで嫌だけど、
そこだけのようではないみたいだ
欠乏感とか渇望感とか色々出てくる
仲間に入れない事
居場所がない事
問題に見えるそれは 問題ではなくて
じゃあ なんだよ?って話。
私には私の場所があって、
まだ見つかってないけど、
ちゃんとそれはあって、
だから目に前の
目眩ましのようなまやかしの場所に
気持ちを向けないで、ちゃんと自分の場所を
見付けるのではなく、
作れば良いんだよ、
探さないで作れば良いんだよ
そんな思いが浮かんだ
「探すから無いのだ」
「作れば良いのだ」
「お前を理解する人間は他にもいるから」
そりゃそーだよね。
そうか。
私は探そうとするからまちがえるし悩むのか
有るものを探すのではなく
ある程度の基礎を学んだら作っていくのか。
「弟子」になるのではなく
私なりの何かをやっていくのか
そう言うことなのか?
それって、考えようによっては
「孤独」だなあ。
あ。
だから、私の魂は
「孤高」なのか。
だから
私は いつまでたっても 「師」を持てないのかなあ
いやいや 師匠と呼びたい人は居るし
実際には呼んでいるけど・・・
でも
私が思うほど 私が師匠と呼びたい人とは
そんなに密な関係ではないのが
ちと 寂しいわね( ̄^ ̄)
そう言えば 昔、言われたなあ 今は付き合いが無いけど
当時は仲の良かった占い師さんに
「レミさんには 師匠は要らないです。」
「いやいや! 師匠は欲しいですよ! 何も知らないもん!」
「基礎を学んだら、要らなくなります。
そこからは、レミさんのオリジナルになるのですよ。」
あの時は 分からなかったけど・・・
今蘇るあの言葉・・・( ̄Д ̄;;
共に学んだ仲間とも 一線を引かれている感覚が取れない時もあり
一人いじけている状態になる事もあるんだけど
それも
今必要で起きている事なんだと 言われれば
まあ・・・仕方ないと 言うしかなくて(  ̄っ ̄)
いつになったら
「私の場所」という奴が出来るのだろうか?
「師匠は俺!」って後ろから須佐之男命様が話しかけてくるけど
妄想って事にしておこう (;¬_¬)
今回の事で 副産物はあった
神社からの帰り道
じりじりと 取り憑く憑依霊達を
一瞬で蹴散らした訳だけど
今まで丁寧に取っていたから
こんな簡単に取っても良いんだと言う事は
学びました(笑)
どこにでも学びはあるものだ・・・
ええいっ!くそっ!
そして
沢山の友人と カラオケに行った時の事
レミは声を張る歌が好きなんだけど・・・
その歌を歌った時に
カラオケボックスの部屋が
「清浄化された。」とエネルギーが分かる友人が
教えてくれました
えーーーと・・・レミは
「歩く空気清浄器」?
「細かいモノが ぷちぷちと 消えていく感じがしたよ。」
だそうだ・・・
私も視たいっっっ!!
そうなる所を感じてみたい!!
やっている本人が 一番分かっていない このもどかしさ!!
歌もエネルギーの一つだからね
なくはない話しなんだが
浄霊と唱えなくても
唄を歌うだけでも
ある程度の「浄霊」は出来るようです。
次回から 歌う事にするか?
誤字脱字がありましたら・・・
くすっと笑って見逃しておいてください。
感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。
あまり矛盾な点とかはないとは思うけど
気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪