第25話 サラブレッドぉ~?
むーちゃんと話をしていたら
レミの実家の話になった
「お里はどこなの?」
お伊勢さんに 近い所のこの辺と口頭で言うと
地図を検索し出した むーちゃん・・・
実は
むーちゃんが記憶にある魂の故郷が
レミの現世の親父の実家から
道1本で行ける場所にあった
( ̄Д ̄;; なっっっ!
だから つながりがあったんだ・・・
わーーーおっ!!
「そうでなければ 出会うわけなかろう?」by 須佐之男命様
実は
レミの親父の実家の人たちは 普通に「霊魂」を信じている
お伊勢さんとは地元の氏神様とも縁があるらしく
年に一度奉納祭がある事も聞いている。
そして 今回は
地方に越してから 30年振りくらいに
親父の実家に帰った時の話し・・・
帰った理由は
おばあちゃんのお葬式
そこで過ごした5日間は 全部霊体験でした
( ̄Д ̄;;
まず 異変が起こったのは
迷子になった事
実はレミは迷子になったり道を間違えると言う事が ほぼ無いんだけど
この日夜遅くに走っていたせいか
高速の降り口を一つ間違えて
時間をロスした・・・
その次が
携帯電話
実家に居る間中 バイブも音も鳴らなかった( ̄Д ̄;;
どの設定を触っても鳴らなくて てっきり
壊れたと思ってて
帰宅したらショップに行こうと思っていたら
地元に帰ったら 直っていたと言うね・・・
と言うか
帰り道に 復活したのだ
極めつけが
無くなったおばあちゃん・・・
死んだはずなのに 自由すぎ( ̄Д ̄;;
どういう事かと言うと・・・
無くなった翌日に火葬にしたので
直ぐにお骨になったのだけど・・・
お骨になったはずなのに・・・
翌日
御勝手場や部屋の扉の開け閉めが
騒がしい
始め
誰か来たのかと思い 2階で寝ていたのだけど
気になって下に降りると 誰も居ない
あれ~?寝ぼけてたのかな?と
2階に上がって しばらくすると
また
がちゃがちゃと 人の気配
なんなんだーー(T_T)
翌朝父が
「昨日 うるさかったろ?」って
知ってたんかい?
親戚の人たちにも
「昨日の夜 ばーさんが台所で仕事してたわ。」と言ったら
「働き者だったからな・・・」って皆が言うのよ
誰も驚かんのかいっっ!
お葬式があったのはちょうど真冬で
実家では珍しく雪が降るくらい寒くてね
御勝手場は昔ながらの土間で寒さが上がって来るので
閂で止めてあった扉を閂抜いて閉めました
いい?
閂抜いたら 「勝手に閉まる」と言う建て付けの扉ですからね
最期に寝たのは 私ですからね!!
翌朝
その扉は 開いていて閂で止めてあった
「なんでーーーーー!!!!!
誰か触った?????」
その家で寝ていたのは
私達家族だけなので
皆は「知らないよ」って そりゃそうよね・・・
で・・・親戚のおじさんに
「ここ閉めて寝たのに・・・朝起きたら開いてたの。」と
ビックリな話をしたのに
「いつも空いている所なのに 閉めるからだよ。」
は? だーかーらーーー!!
誰が閉めたんだよぉぉぉぉぉ~~~!!(/TДT)/
って話をしたいのに・・・
そこはどうでも良いらしい・・・。
つまり
閉めたのは おばあちゃんじゃん 何言ってんの?
くらいの感じだよ
そして、葬儀も終わり
明日には帰ろうかなという 明け方
下の部屋から
どたん!ばたん! がたがたんっっっ!って
な・・・何事? 寝ぼけ眼のレミ
時計を見ると 6時半過ぎ・・・
親父も起きたようで
「今 何時だ?」
「えーと。6時半過ぎ・・・。」
「あーー。朝のお努めに 遅れたのか・・・。」
おばあちゃんはとある宗教の信者さんで
毎朝6時半から始まるお努めには毎日参加しているのです
って
そう言う事でなくて!!
いやいや。おかしいから~~~~~!!
そして
「今朝、ばーさんお努め遅刻してよ。慌ててバタバタして行ったわ(笑)」
と親父・・・
「葬式も終わったで 気が抜けたんだわ(笑)」と皆
おばあちゃん
生きているかのような 扱いです。
そして
おばちゃん(と言ってもおばあちゃんの妹)に
「レミの家の柱に 顔が生えているんだって?
『お前は恐がりだから行かない方がええな』って
昔姉さんに言われたよ。」
え?????
どこの柱あぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!(/TДT)/
ばーちゃん!死ぬ前に教えて欲しかったよおぉぉぉぉ!
えーーーん。
怖くて
実家に行けないじゃんっっっっっっっっ!!(/TДT)/
レミは守護霊さんとも お話するし
浄霊もするし
ヒーリングもするけど・・・
心霊話は・・・恐いし
お化けとか 未成仏霊とか 視たくない人です(T_T)
だけど
どうやら
親父の家系は そんなのが視える人が多いみたいで
魂の話しとか 心霊の話しとか
平気なんです
この時だけではなく
普段の親父も夜中に起きて来た時に
「どうしたの?」 と聞くと
「今 夢枕に〇〇さんが立って
『世話になった』と言ってきたから・・・
亡くなったと思う。」と答えて
すると、程なくして電話で「訃報」が届く
こんな事はしょっちゅうで
親父は勘のいい人なんだと思っていたけど
勘が言いどころの騒ぎではなく・・・
霊能一家だったと言う事が 判明しました( ̄Д ̄;;
そのせいで
病気の人の見舞いに行くと
「お前が来ると 死期が近いのかと びっくりするから
来るな~~。」と
言われるのだそうだ ( ̄Д ̄;; それはひどい・・・(笑)
そんな話を むーちゃんとしていたら
「レミさん・・・
『サラブレッド』だっんだ。」と
は?
今なんと?
未成仏霊視えない
エネルギー感じない
鈍感な私が
「サラブレッド」だとぅぅーーー?????
思ってもみなかった言葉に
絶句したわ
「だから 須佐之男命様の声が聞こえるんだね
系統なんだわ。」
そ・・・そうなんだ・・・。
誤字脱字がありましたら・・・
くすっと笑って見逃しておいてください。
感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。
あまり矛盾な点とかはないとは思うけど
気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪