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「式神」始めました♪  作者: Remi
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第13話 勝手に繋がり勝手に守る

無意識の発動ってのもあるんだよね・・・。

突然だが

「血液が沸騰するかの思い」というものを

した事があるだろうか?


レミはあるのです


全身の毛穴が開いて

全身の毛が逆立ち

全身の血液が逆流し

その血液が沸騰するほどの思い


私が一番大切にしているものを

傷つけられた時


己が傷つけられるよりも

その激昂は凄まじく

周りの全てが破壊されるかのような

まるで竜巻の真ん中に居るように

エネルギーが渦巻くのです。

そう。

傷つけられた本人の意思などは関係なく

その激昂は起こるのです。


その怒りは

時間と共に 穏やかにはなるものの

決して消えることは無くて

灯になったとしても 残り続けているのだと思う


わが身にその灯がある事をレミは知っていて

それが

レミのコントロールを超えた時に

毎回

ろくでも無い事が起きているため

レミは

「人を極端に嫌いになる」という事を

なるべく避けるようにしていたんです


「お願い

 私にあなたを 嫌いにさせないで・・・」


これは一見傲慢に見えるかもしれないけれど

けっこう切実でもありました。


レミが激しく「嫌い!」と言い放つ相手は

本人が好ましくない出来事に巻き込まれる事が多く


「たまたまだよ。」「偶然だよ。」

なんて言えるような確率じゃなかったから

いつしか

「人を激しく嫌いになってはいけない」と刷り込んでいました


とは言え私も一人の人間ですから

誰かの人生をどうにか出来る訳もなく・・・

だから 今までの事も


「たまたま」「偶然」

と思うようにしています。

「ムカついた!」と言った途端に

その辺にあるものが 突然壊れたりしても

「偶然」なのです! そうなのです!


お蔭で

「嫌いになってはいけない」は、かなり収まっていて

「誰かを嫌いになっても良い!」と許可が出せるようにはなったけどね


その分心にも余裕がて来たと思うよ。



そして

レミは 恐ろしい程の

身内贔屓(みうちひいき)があるんです


子供はもちろん

姉妹

家族

友人

仲間


優先順位は違えど

レミが『身内』と判断した者は

『レミの庇護下』に置かれるのだなと

無条件である程度は守られるのだなと

最近になって気付きました


知らいな間に守っていたようです。


レミが

腹を立てる事なんて今ではそう滅多にない事です

それが起きる時って

相当な時なんですよね


だけど

たまに 地雷踏んじゃう人が居る訳です



そうなると

「あなたのこと 嫌い!」となって


ぽーーんと

突き放してしまうんです


自分だってそれをされれば 悲しいし寂しいのにな


「怒り」のエネルギーが 先に出てしまうんだな


では

同じ様に 誰かに突き離される事が嫌だから

レミは 人を突き放す事を辞めるのか?

と聞かれれば


それは無理だな


感情が先に出ている


「あの人はもう嫌いだ」と感じているのに

それを無かった事には出来ないね


レミが誰かを突き放す事と

レミが誰かに突き離される事は


きっと別の事なんだよ。

似たように見えて 違う出来事なのです。


だから

これからも

レミは自分の心に従って かつ

「誰かを心底嫌っても良い」と許可を出すという事


そんな事を思っていたある日


私の中にある ふとした何かが動いて


意識的に

「庇護する」事を止めてみた人が居たんです。


「ぱちん」と言いながら

恐らく庇護する事で繋がっているだろうエネルギーを

意識的に切ってみたんです。


そしたら ぽこんと浮かんできた言葉


「私。あの人 嫌い・・・。」



え?!



特に意識していなかった感情が 表面化しましたよ



なんだって?!


そしたら

出てくる、出てくる。

知らない間に 溜めていた事が・・・



本当に ちょっとした事なんだけどね

嫌だなと思った事。何度かあったなあ・・・

時には「それ嫌だ」と伝えた事もあったけど

それが届かない時もあって

距離を置く事にしたんだったなあ・・・



守るという事は「繋がる」という事なんだよね

だけど


無意識に繋がる事で「庇護」してきたことも沢山あるんだろうな


でも・・・

守る事だけが必ずしも良い訳ではない

「経験する権利」を奪う事にもなりかねない


意識的に守っていた訳ではないけれど

そして

あえて苦しめと言いたい訳でも 

苦しめたい訳でも無いけれど


「本当に苦しいってこういう事だよ。」

「自分の力でやり遂げるって こういう事なんだよ。」

と知る事も時に人は大切なんだなと思う。


それは同時に

自分にも言える事で


あえて苦労を選びたい訳ではないが

人には色々な感情があり

色々な想いもある

それは体感しなければ 理解できない事もある

他意のない事でも

重く受け止める事もある


同じ

「突き放す」と言う行為だとしても


それを

「突き放す側」に立つ時と

「突き放される側」に立つ時とでは

違いが出てくるし


「突き放す」という行為に至るまでの経緯は

全く違うものであるに違いない


なんて事を思っていたら

その日


ぽーーんと ある人から突き放されるような事件が起きた

何なの?

何で私が 突き放されちゃうの?

友達じゃなかったの?って



朝から 振り回されて

まともに文字も読めなくて


落ち着くために何度も 呼吸法をやり

呼吸も心拍数も感情も整えたよ


二つの出来事を同時に起こし また

それを受け止める事に どんな意義があるのか?


ひたすら内側を観る

という事をしました。(する羽目になりました)


そう

先にも書いたように

突き放す側と

突き放される側のでは 環境も内容も違う


誰かに 嫌な事をされる事が怖いから

私が誰かに対して 嫌な事だろうなと思う事を

しないでおく・・・

と言う選択肢は私には無い

もう。

そのせいで「レミが嫌われる」事が起きたとしても

それは

仕方ない事なんだと思う。


そんな事で私は潰れたりしないし

突き放した相手を許すからこそ

突き放す私も許す事が出来るんだ。


そんな考えに至った。



分かるけどね 



内観必要だったの分かるけどね



両方いっぺんに 体験させるの 辞めてくんない?(  ̄っ ̄)

片方では突き放す事になり

片方では突き放されて・・・

混乱するっちゅーーのっっ!!


まぢで

しんどいから!! むきー(╬ಠ益ಠ)


そうなの

これ

「課題」の一個だったの(  ̄っ ̄)

やられたっっ!!



あーー苦しかった。

久しぶりに 混乱したしテンパった!


「一度に体験するから 気付けたのであろう?」by 須佐之男命様


んがっっっ! Σ(゜д゜; )


まあ・・・そうだけどね(  ̄っ ̄)ちっ!



そして

「あの人が 嫌い」と言うと

その人にろくでも無い事が起きるのは


私が何か「嫌な事を作用した」訳でなく

私の庇護から外れる事によって


本来の己のエネルギーのみになるという事

本来のその人の持つ 特徴が出やすくなってくる

という事


レミが嫌ったから 悪くなった

訳ではなく


庇護から外れて


「本来の姿になった」


という事なんだよと


妹に諭され・・・


「ああ・・・。なるほど。」と思えた


そして

レミは「誰かを激しく嫌う」事に

「無駄な罪悪感」を抱いていたのだな

という事に気付けたのである。


「怒りにまかせて

 その辺の物を幾つか壊したところで

 誰かの人生の陰りにはならんから・・・」


ん? どゆこと?????


ちょっと! それだと 怒ると私がエネルギーで

物壊すみたいじゃんよ!!(  ̄っ ̄)



いつしか

血液が沸騰するほどの怒りを 心に秘める事は無くなったけれど

私の一番大きなエネルギーの元は

「怒り」なのかもしれないと 思うのよね


何故かと言うと

私の魂の一部でもある


天使の子 赤龍が居るから


この話しは また今度



誤字脱字がありましたら・・・

くすっと笑って見逃しておいてください。

感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。


あまり矛盾な点とかはないとは思うけど

気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪

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