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「式神」始めました♪  作者: Remi
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第12話 誇り高き生き物

今回は 「レミ」という人物について・・・

レミは自他ともに認める

プライドの高い人間である

 

完璧ではない事を知っているし

出来ない事も沢山ある事も知っているし

むしろ

一般人より出来ない事が山のようにある(笑)

そして

一般人に出来ない事が ちょっとだけ出来る


にも(かかわ)らず

「私と言う人間は優遇されて当たり前である」と信じている

「私の魂は誰よりも高貴である」と感じている

傲慢にもほどがあるけど


いつもは出てこない感情だけど

腹の底には常にある感覚なんだ


その感覚は時々顔を出す事がある


先日

むーちゃんからのメールで

神社に意識的に生霊が送られてくると聞いた


以前むーちゃんには「結界」のやり方をレクチャーしたので

それで対処できそうだなと思い


「むーちゃんは大丈夫そうだけど?」と返したら


「うん。私も大丈夫だと思うのだけど


 それが、生き霊というより、

 ものを仕掛けてくるらしく、

 しかも取れにくいものらしい。」

との返事



それが誰からの物なのか

何の目的なのか

全く分からないのに

脳内に勝手に答えが響く



「それ 私、得意だけど?」



なにこれ?

何勝手に答えてるの?


慌ててむーちゃんに


「ねえ・・・勝手に脳内で

 『それ得意なんだけど』とか言ってるんだけど?」


「あ。やったー。じゃあ得意なんだ。」


いやいやいや そういう事でなくて・・・

それが何者なのか

どんな攻撃なのかも分からないのに

勝手に返事してる事が問題でね・・・( ̄Д ̄;;


「私の方が『具現化』は得意なんだよ」

って


あんた誰? ( ̄Д ̄;;


きっと

たった今 ファンタジーな小説を読み終えたからさ

脳内がファンタジーなんだよ きっとそうなんだよ!!


だって

こんな「ヤバい話し」なのに

怖い話しなのに

何故か


ワクワクしている・・・


やっぱり本のせいだ!!



げげっっっっ!


上の言葉書いて 何気にネットを見ていたら

「怖いと ワクワクは同じエネルギーなんです」って

フレーズが

目に留まりやがった! (爆)


「怖いのを 怖いーって言いながら

 でも、負けるもんか―って自分自身に向けて

 怖さを超え続ける事が必要なんだよね」って


何のメッセージだよ!

何だよこれ!

だから誰だよ!


私か?


いやいやいやいや・・・・

これ 自分だとしたら

おごりだよ

私ならできるのにとか

全然やれそうなのにとか

全く現状も相手も分かってないのに

この無意味な自信は何だ?

おかしくない?


しばらく一人で 悶絶しました(笑)


それをむーちゃんは 静観してくれまして(笑)


「面白い物語、独り言を読みました(笑)

 悶絶しまくってー!!( ̄▽ ̄)」


「えーー?!」


「だって・・・おそらく本当の事だし・・・」


「げーーーー!

 いやいや・・・ とりま落ち着け私・・・」


すーはーすーはー・・・。(深呼吸)


「で・・・

 モノを仕掛けてくるって何?」


やっと質問する余裕が出来た


「どうも 刀とか槍とかが飛んでくるみたい」


「武器系ね・・・

 

 それならトラップを仕掛ければ

 少しは防げると思う。」  <← おいっっ!出来てるじゃん


ココからは企業秘密(笑)


トラップの仕掛け方をレクチャーしてみた


どうやら

「そんな輩に負けるわけが無いだろう?」と

私が私に言っているようだ。

「私の能力の方が上に決まっているだろう!」と

私が私に言いたいのだ。


何の根拠もないのに・・・



潜在意識では 無敵のようになっているが

顕在意識ではそれをストップしている


何故なら

レミの「妄想力」と「発想力」それに加えて

エネルギーの持つ「破壊力」が凄いらしいが

私は確認のしようが無いので 「らしい」としか言えない。

 

視えないので

動く対象物には弱い


いつ来るか 来るか来ないかも分からないものにも弱い

せいぜい「結界」を張るっていう事くらい


だけど

そこに居ると言うポイントと何が憑いているかを教えてもらえば

どんなエネルギーをどのようにするかは、だいたい分かる


それは

直観も大事だがそれよりも「知識」だ

まあ

私の知識の殆どは 「心理・心霊の漫画」だけどな(爆)


その知識の中から検索して

直観も加えてエネルギーを作動させる


勘と言うのは ある程度の経験と知識から来るものなんだよ


ただ

その経験と知識が「今世」の物だけでない事もある(笑)


だから

神様に仕えるというのは

「資質」が問われるのかもしれないね


今回の狼狽(うろた)えた事だけど(笑)


私はそれが出来る人間であると認めても良いという事だ

出来ない振りをしなくても良いし

遠慮もしなくて良い


大胆に動けば

「偉そうにしやがって」

「自分だけだと思って 上から言いやがって」

「良い気になるなよ」

「何様のつもりだ」

「お前ごときに何が出来ると言うのだ」

こんな言葉を 浴びせられる


そんな言葉を鵜呑みにして


いや


そんな言葉を

「私が傷つく言葉」として受け取らなくても良いという事だ


そんな言葉を発する人間を

(さげす)んで良いという事だ


「悔しければ 私と並べばいい」

「悔しければ 私を超えれば良い」

「悔しければ お前も才能を存分に使えば良い」


他者を引きずり下ろす暇があるなら

己が上がって来い


と言う事なんだな


レミはそれが出来る私を

誇りに思えば良い


足を引く輩を そのまま踏みつけても良い

それが出来るほど

私の魂は高貴なのである


人は誰も 特別な存在です

魂レベルでは優劣が無い事も知っています


知っていてもなお 私の魂は 高貴であると

訴えてくる


もうね

否定する事を諦めました

諫める事も辞めました

謙虚になる事も諦めました


うん。


「私の魂は高貴である」


「私は優遇されて当たり前の人間である」


「世間が私に平伏せばいいのに」


この思いは隠さない事にします。


高貴だからこそ

比べられる事を 嫌がるし

卑下される事を 嫌がるし

まして 劣ると言われる事を 嫌がるのだなと

思うのですよ。


私が思うのは良いが

私以外の者が私を評価するな!


という事なんだろう・・・。


後は

この高すぎる魂と いかに共存するかなんだろうな(  ̄っ ̄)


とりあえず


「私の魂は高貴である」

「私は優遇されて当たり前の人間である」

「世間が私に平伏せばいいのに」

と言う言葉を

あえて人前で口に出してみる

という事から始めよう。


そしたら視えてくるものも 変わるかもしれない。




誤字脱字がありましたら・・・

くすっと笑って見逃しておいてください。

感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。


あまり矛盾な点とかはないとは思うけど

気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪

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