第114話 私の式神は勝手なやつばかり・・・
本来「式神」って主の命令に添うモノだと言う認識があったのだけど
レミの場合は違うのか?と思った話です
本日はイベントデー 会場の並びは、むーちゃんの隣だけど
レミはレミでお店を出店してました。 そしたらね
むーちゃんのお客様に呼ばれる。
以前に見た事がある方で 顔は知ってました。
「これね。レミさんのだと思うのよね。」とむーちゃんが言う
「なんの話?」
「あの・・・。『草薙の剣』をお借りしていたようなので
お返しに来ました。」と、
彼女は 手の平を上に向けて 空の手を私に差し出す
ん?
どういうこと?『草薙の剣』って何?
しばらく考える・・・。そのお客様は
「感も鋭くて、神様のバックアップもある程度受けている方なんだわ」
とむーちゃんが言う
その彼女に『草薙の剣』をいつの間に貸したの?
ってか・・・『草薙の剣』って 須佐之男命様のモノじゃ・・・
しばらく差し出された手の平の 空を眺める
うん。視覚ではその剣はもちろん分からん・・・。
剣・・・剣・・・剣?!
はっっ!!!
私の胸の剣かっっ!! ( ̄□ ̄;)
そう言えば この前(第106話参照) 胸から出て来てたけど
あれか?
でもなんで 勝手に剣が出ていくのさ? 私何もしてないよ?
自分の胸をまさぐる。んーーと 無いかも・・・。
・・・・もしや・・・
この前 この剣を使っていた 不動明王様のような眷属を呼び出す!
「どう言う事?!」
ふてぶてしく答える不動な眷属
【・・・・手助けをしたまでだ。】
はあ~~~?
何勝手に助けに行っているのよ!!
しかも 私の剣を置いてくるってどういう事???
意図してなのか、忘れてきたのか? ちょっとおおおーーー!!
言いたい事は山ほどあるが (╬ಠ益ಠ)
それはさておき・・・事情が呑み込めたので
「ああーーーー。私の剣みたいです・・・。( ̄Д ̄;;
私の式神や眷属たち 勝手に動いちゃうので お世話掛けました。」
「いえいえ。お蔭で助かりました。 てっきりむーさんの眷属さんだと
思ってました。」
私の物なのに、何が起こったのか探る事さえできない
眷属の癖に報告も無い くっそうー!
と言うか 剣がなくなった事にも気付かないんだけどな!
それもどうよ?!自分!
草薙の剣に似た私の胸の中にある剣を受け取り胸に仕舞う。
やれやれ・・・。
ほんとうにもーーーー!! 何なのーーー!!
私の式神や眷属たちは
勝手に自己判断で時々出掛けやがる(  ̄っ ̄)
まあ呼び出せばちゃんと来るんだけど
自由すぎるだろう?
イルカの式神はまだ
「行っても良い?」って聞くだけマシなんだけど、この眷属は中々に厄介だ
勝手にうごくなってーーの!!ヽ(`Д´)ノ
この日は他にも色々なお客様が居て・・・
珍しく 初めてレミを見付けてセラピーを受けた方が居た。
「守護霊さんのメッセージ」が気になったらしい
身体の具合が悪く、子宮の検査をした所だと言う・・・
結果はまだ出て無いモノの 不安が強くて暗くなっているとの事。
話しをするうちにぼんやりと分かって来て
「女性である事を嫌がっていませんか?」と聞くと
「え?! なんで分かるんですか?」
「自分が女性である事を嫌がる人は 子宮系の病気にかかりやすいのよ
子宮って女性の象徴でしょ? だからその象徴を失くそうとするの
つまり 無意識に病気になって子宮を取り除こうとする訳。」
「え?! うそ! わーーー!! どうしよう!」
女性であって良いと自分に許可を出す事と
女性である事で 良い事も沢山あったことも思い出すって事で
少しずつ緩和して行こうね。なんて話をしていたら
どうしても お腹の辺りが気になる・・・
はっきりと何か見える訳ではないけど なんだろうな・・・
(さっき言われた筋腫の所かな?)
仕方ないので隣でお話している所に声を掛ける
「むーちゃん・・・ごめん この方のお腹見てみて!」とお願いすると
「( ̄Д ̄) んーーー。左側! 憑いてる。」
「あ。やっぱり?」
と言う事で浄霊しました ( ̄∀ ̄)・;*:
そのお客さん こんな感じなのは初めてらしく・・・
「えーー?! 何が起こっているの? 何なの?!
何で左って分かったの?! えーー!!」と
軽くパニック(笑)
「むーちゃんは視える人だからですよ( ̄∀ ̄)・;*:」と
他色々説明させてもらいました その後レミが
「もう子供も2人とも自分の事は出来るのだから・・・」と言ったら
「先生! 何で子供が二人って 分かっているんですか!
凄いです! え~何ここ!」と・・・若干興奮気味
(先生って・・・( ̄▽ ̄)=3 そうか・・・占い師だと「先生」になるのか)
と私も軽く衝撃! そして
( ̄Д ̄;; えーと・・・
最初に子供が2人居るって 自分で話してたじゃないですか
自分でなにげなく言ったからなのか、本人は覚えてなくて
レミは勝手に「視える人」になってしまいました
まあいいか ( ̄∀ ̄)・;*:
他にも恋愛相談で
彼に何を行って良いのか分からなくてと言う方も居て
基本のベースは女性と男性では違うんだよ
なんて話をしていて
「彼はこんな事を言ったりしない?」
の問いに
「そうなんです! 凄いです! 何で分かるんですか?!」
いや・・・
統計的にそうなのと、男性脳の動きから予測しただけなんだけどね
なんか
「透視した!」みたいになりまして ( ̄∀ ̄)・;*:
今回のイベントでは
こうして 「霊能者は作られていく」わけね。と言う事を体感させて頂きました。
一応 レミは霊能者ですけどね、透視は出来ません (ΦωΦ)
誤字脱字がありましたら・・・
くすっと笑って見逃しておいてください。
感想も書けるらしいので、思いついたら書いてやってください。
あまり矛盾な点とかはないとは思うけど
気付いたあなた! 突っ込まないようにね♪
でも、感想は頂けると嬉しいです♪