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スキル「地球」で始める異世界楽園都市づくり 〜たこ焼きからライオン、万里の長城にオーロラまで召喚する!?〜  作者: ツキノ リリ


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1/5

1 お決まりの追放

「あらぁ、あなたのスキルは()()ねぇ…」


「は…?」


何言ってやがるこのもうろくババァ…

ちきゅう、って言ったか?

そんなスキル聞いた事無いぞ。


言い間違えか…


「あの、よく聞こえなかったんだけど、今何て…?」


「だから、あなたのスキルは地球!

地球だよ!」


スキル鑑定士の老婆はややキレ気味にそう言った。


いやいや、キレたいのはこっちなんだが…


俺は現実を受け入れられなかったが、鑑定士はさっさと俺を追いやった。

俺はまだ地球というスキルが意味ある物だと思いたくて、王都の大図書館に行って、地球、と調べた。


しかし、そんな言葉はなかった…


俺は実家であるクライシャー侯爵家に戻った。

俺の名前はエイス=クライシャー。


貴族である。


帰ると、俺のスキルを心待ちにしている両親の顔があった…


「おぉ、エイスが帰ってきたぞ!」


「おかえりなさい!

エイスさん…!」


「た、ただいま…」


「して、スキルはどうだったのだ?」


「それが…

地球、というスキルで…」


「は…?

冗談を言わないで教えてくれよ。」


「いや、冗談じゃ…」


俺は俯きながら答えた。


「そんな…

あ、あなた…!」


崩れ落ちる母。


それを受け止める父の顔にもかなりの焦りがった。


♦︎♦︎♦︎


3日後…


俺は実家から追放された。

貴族としての位はそのままだが、与えられたのは名もない荒れ果てた森一つだった。


俺はその森の領主となったのだ。


20歳になったばかりだった。


「はぁ~、腹減ったなぁ…」


両親は俺に金もろくに持たせずに追放したのだ。


馬車は森の5キロメートル付近までしか通れないとの事で、俺は荒れ果てた森を目指してひたすら歩いている。


「つ、着いた~…!」


俺はとうとうその森に着いた。


しかし、森だ…


当たり前だが…


目の前には森が広がっているだけなのだ…


「確か、この地図では…

ここら辺に領主の屋敷が…」


俺は歩き回る。


あった!


「こりゃ、屋敷っていうか小屋だなぁ…

うーん…」


とりあえず、食べ物だ!

けど、無いんだよなぁ…


俺はとりあえず小屋に入り、埃を払ったソファに横になった。


すると…

目の前に文字が現れた!


これは…

スキルか…!?


SP…30


【日本】

食べ物…たこ焼き(5)

飲み物

動物

植物

自然

その他


とあった。


は…?

たこ焼き…?

って何だ?


たこ…はクラーケン…の別名だ…


という事はクラーケン焼き!?


ふざけんなっ!

そんなもん食えるかよ!


俺はウィンドウをそっと閉じた。


♦︎♦︎♦︎


5時間後……


腹が減ってソファから起きた…


うーん…

クラーケン焼き…


クラーケンを、()()!?


俺は悩んだ末にスキル『地球』を発動し、ウィンドウを開いた。

ここまで読んで下さり誠にありがとうございます!

少しでも面白いと思われましたら、ぜひ、☆にて応援下さい!

なお、感想も大歓迎です!

一言でも良いので、ぜひ!!!

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