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縁結び猫
次の日 神社に行くことにした
ねぇ 手を繋ぎたい と彼の手をとる
太い柱の鳥居をくぐる
本殿までは遠い 厳かな途をあるく
2本目の鳥居 後ろを振り向くと長い下り坂になっていた
撫で石をさわる 結構ツルツルだった
お守りを買い 御神籤をひく
どう? 私は中吉
僕は…吉だった
大吉ってそう簡単にでないよね 結んで帰ろう
境内の菩提樹の脇の垣根に結ぶ
参道には 店が並び…
あそこのお茶屋さんで 休もうよ
うん
古民家をリノベーションしたお店
紅茶とケーキを頼む
すると 一匹の猫が足元にすり寄ってきた
えっ! どうしたの?と 猫を抱き上げる
その猫かわいいな
私を見上げていたから気になって…
そこへ店員が来る
お待たせいたしました! どうぞお召し上がりください
あっ ちいちゃん.! 気に入ったのかな?
と 猫に声をかけた
この子 めったにお客様に近寄らないんです
ここの神社に参拝されました?
はい
もう 膝の上で寝ちゃって… すみません
いいえ 大丈夫ですよ と毛を撫でる
大人しい子だね と彼も撫でた
そろそろ帰ろうか…
じゃあ ちいちゃんありがと バイバイと
猫の足をとり ハイタッチした
会計の時 店員さんが…私の耳もとで
子宝招き猫って言われ ジンクスがあるんです
きっと いいことありますよ と教えてくれた
ありがとございます とお礼を言い店を出た




