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はなび  作者: 空百合
3/50

火薬の匂い

ドーン!と 最初の花火が上がった

二人で夜空を見上げる

やっぱり花火見ないと夏じゃないよね!

花火好きの私 見てるだけで癒される

あっ 今のスマイルマークだよね?

あっ 今度は二重丸!

えっ 何?何?

も~う さっきから あっとか えっとか

ごめんなさい(沈黙が怖くて声出ちゃったって言えない)

次始まるよ!

幾重にもうち上がる花火 光が眩しい

ねえ 川面見てごらん 花火が見えるよ

水に浮かんで見える花火もいいよね って 

首が痛いと思って気を使ってくれたのかな

粋だね~

そうかな?目線を変えてみるのもいいかなって…

俺も見て欲しいけど…

えっ?なんか言った?(わざと花火の音で聞こえないふりをした ちょっと嬉しい照れること言わないでよ)


風が出てきて私たちの方に火薬の匂いが流れてきた 

この匂い嫌じゃないよね

なんだろう変に落ち着く 

花火って小学生の頃にしたくらいだな

何が好きだったの?

俺はロケット花火 あのヒューって音が好きだった あとヘビとか

私は線香花火 地味だけどちょっとずつ変化するのを見るのが好きだったな

じゃあ今度 花火買って遊ぼう!


花火大会はクライマックスを迎えようとしていた

白く赤く青く光る夜空を見上げる 笑顔になる

そっと左肩を引き寄せられ 右に振り向くと彼の顔がこっちを向いていた 次の瞬間 

ファーストキス 一瞬の出来事

身体に響く花火の音と鼓動が入り交じって

不思議な感覚

瞳を反らしたまま強く抱き寄せられた

彼の鼓動も同じだった



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