観覧車
やっぱり ジェットコースターは外せないでしょ!ということで並ぶ
ここは緩やかなコースだから大丈夫だね
順番が来た 一番前だけは避けたかったので 真ん中の席で助かった
動き始める 例のごとく前の席の人は下り坂で手を上にあげ キャーと叫ぶ
私は掴まるのが精一杯
やっと一周が終わり到着する
もう一回乗りたいけど止めておこう
彼は怖くないらしい
もうこんな時間だね 最後は観覧車に乗ろう!
観覧車に向かって歩く
順番待ちに並ぶ この観覧車は10分間の乗車時間らしい
カラフルでかわいい
順番で回ってきたのは ピンク色のドア
お先にどうぞ と言われ向かい合わせに座る
10分間の二人だけの空間の個室
ちょっと動いただけでも傾きそうで不安
あっ 夕日が見えるよ!左の西の空に輝いていた
こんなに遊園地って広かったんだね
全部制覇できなかったから また来たいな~
まこちゃんと!
隣座ってもいいかな…
返事に困っていると すっと隣に来て座る
きちんと伝えていなかったけど…
俺と付き合ってください!
返事に困り… どこに付き合えばいいの?
って言っちゃった…
どこに?って俺の彼女になって欲しい
高鳴る鼓動 逃げ場がない ピンチ!
バイトに来た時から決めてたんだぁ
丁度 てっぺんまで来て 観覧車か傾いた拍子に彼の肩にぶつかる
1分待つから YESなら瞳を瞑って
(うわぁどうしよう 頭の中が混乱 1分間なんてずるいよ)
カウントダウンが 何故か始まる
追い詰められる
とっさに 瞳を瞑ってしまった
すると 頬にちょん とキスをしてきた
眼を開けると
ありがとう!嬉しい と抱きしめられる
戸惑って固まっていると
あっ ゴメン と体を離した
もう少しで地上に着く
ドアが開き 手を繋いで降りた
無言のまま二人の足は出口へと向かっていた




