第6話 転移魔法の応用
魔物を売ったお金でしばらくは食事が豪華になる。
お金自体は受け取らないみんなもそのことは純粋に喜んでくれた。
魔物を倒してから3日後、肉を使った新しい料理をミー姉と作っていた。
それにしてもミー姉の料理のセンスはかなりのものだと思う。
俺のおぼろげな料理のやり方で次に作ったときには俺が作ったより数段美味しくできあがっているのだ。
俺の料理が下手くそだということもあるだろうが・・・
だがミー姉のおかげで皆、美味しい肉料理が出ることに喜んでくれている。
「これなら後2、3匹ぐらい魔物が出てきたらいいのになあ」
魔物を半分売ったお金で卵を買い、カツにしようと卵に肉を漬け下ごしらえを進めながらそんなことをつぶやいた。
いつまでも肉があるわけではない、みんな喜んでいるのに無くなったらがっかりするかなと思ったことと、森の奥どれぐらいまで行くと魔物が出てくるのかわからないな、と思ってふとつぶやいたのだ。
それに対するミー姉の返事は厳しかった。
「何馬鹿なこと言ってるの!?」
作業の手は止まらないがこっちを見て睨まれる。
「あんな死にそうな目にあったのに後2、3匹って!」
続けて言われるが俺も考えなしな訳ではない。
「いや、でも次はたぶん苦戦しないと思うし・・・」
「そんなわけないじゃない!本当に死ぬかと思ったんだから!」
あのときのことを思い出しているようだ、何を言っても心配する。
「これだから男の子は」とでも言いたげだ。
血塗れの姿を見たのだししかたがないのだろうか。
あの血は魔物の血だし、大丈夫だと思うのだが心配してくれるのはありがたい。
元の世界で俺のことを心配してくれる人間なんていなかった。
少し照れ臭いな、と思っているところ、気になることを言い出した。
「魔物を1人で簡単に倒せるなんてなったら国に徴兵されるかもしれないわよ」
「え?何それ?」
「強さの基準がね、ウサギの魔物を1人で倒せると1人前なの。イノシシの魔物を1人で倒したらかなり強い方のはずよ、それを苦戦しないと言うのなら国の軍隊にスカウトされるレベルね」
「すげー」
「ティル・・・凄い」
いつの間にか起きてきていたベイルとリンが話に入ってくる。
2人は軍隊にスカウトされたら生きていくのに何の不都合も無いだろうと羨ましく思うようだ。
獣人が軍隊にスカウトされることもあると言うがさらに条件が厳しいそうだ。
俺は軍隊に入るつもりなんて無い。
だがこの世界で生きていくのに働く所が無いのなら将来的には考えた方がいいのだろうか?
この国の獣人に対する政策などを考えるとそっち側にいくのはためらわれる。
そうなるとしてももっと情報を得てからだろう、とにかく今はいやだ。
「ティルは軍隊に入るのか?」
「ご飯・・・美味しい?」
「いやいや、今はそんな気は全くないよ。でもずっとミリアに養われてるわけにもいかないからね、ほかに手段が無いのなら考えないといけないのかなあ」
「魔物と戦うだけじゃなくて戦争とかもあるわよ、隣の国としょっちゅう小競り合いを起こしてるんだから。最近は少ないようだけどまた始まるでしょうね」
ミー姉の言葉にさらに行きたい気持ちはなくなる。
「戦争は嫌だなあ、やっぱりそうなっても断った方がいいかもね」
「人間はわからないけど獣人が強いって噂になってスカウトが来たら断れないって言うからね。嫌だったら強いことはあまりバレない方がいいかもね」
「そうだなあ、と言ってもまだこの年齢だしスカウトなんてあり得ないだろうけどね」
「イノシシの魔物を1人で倒した時点であってもおかしくないほど強いと思われるわよ。ましてさっきティルが言ったように苦戦すらしないのなら間違いないわね」
「そっか、と言ってもそれは勝手に俺が思ってるだけだけどね」
「ティルは人族だから大丈夫だと思うけど、5歳だし保護者はミリアだからミリアのものと思われたらわからないわね」
無理矢理連れて行かれる軍隊でまともに扱われるはずが無い。
ここはやっぱり周りに強さはバレない方がいいようだ。
「わかった、ありがとう。よし、魔物は今まで通りここに来たときには死にかけてた、と。逃げようとしたらその場に倒れて死んだということだな」
「今ティルが連れて行かれたらかわいそうだしな」
「ティル・・・いなくならないで」
2人も納得してくれたようだ。
心配してくれているようだが目は揚げはじめているカツに釘付けだ。
いなくなって欲しくない理由もそこにありそうだが・・・
さっそく味見ということで食べていくが今までの話を忘れているかのように皆夢中になって食べていた。
新しくはじめたことがある。
たまにベイルと一緒に剣の練習として木の枝を振ったりしていたのだが魔物相手には全く通用しそうにない。
せめて当たれば通用するぐらいの威力を求めたい。
ベイルと話し合った結果、一番力が入りそうな振り下ろしをメインにすることにした。
それとは別に1人でも訓練をする。
ベイルとの練習の時とは違い魔法も使ってだ。
そのとき使うものは自分で作った。
太い木の棒から周りを魔法で『転移』させて削り日本刀のような形にする。
厚みをできるだけ無くした木刀だ。
その刃にあたる部分に沿うように自分の魔力を変形させていく。
細長く、先端から握っている手の少し先まで。
そこに当たったものは転移先を決めずに『転移』させる。
これでその部分だけが無くなる。
『消去』と呼ぶことにする。
魔物との戦いの後、転移先を決めなかった部分がどこにも見当たらなかったこととその後の検証で無くすこともできるのだと気づいた。
これでこの木刀に当たった、正確には当たる直前に転移されて消滅するので何でも切れる魔法の剣のできあがり、のはずだ。
物理的に当たるわけではないので草だろうが紙だろうが切れずに受け流されるようなことはない。
木だろうが石だろうが抵抗なく切れる。
そう思ったのだが問題があった。
石は確かに切れるはずなのだが、『消去』した部分より木刀のほうが分厚いので斬るとそこで引っかかるのだ。
1㎜の幅で1㎜の厚み1mの長さ程の『消去』部分だったのだがもう少し厚くした方がいいようだ。
薄く作ったつもりの木刀だが刃の部分は1㎜程度、背の部分は1㎝ほどある。
それでは1㎜の幅で切ったところで後ろでつかえるに決まっている。
『消去』部分をもっと広くする。
1㎝の幅で1㎜の厚み、背の部分と同じ幅だ。
それで大きな石に振り下ろしてみる。
石は真っ二つに切れた。
成功か?
今度は別の石を横から切ってみる。
途中で引っかかかった。
切ったら石は落ちてくるのだから刀身が挟まれる、考えたら当たり前だ。
木刀の周りを全部『消去』で覆うことも考えた。
だが元々木刀を持つ理由の一つに周りに対する剣で切ったということを知らしめるということもあるのだ。
剣の背でも切れるようだと周りから見てもおかしいだろう。
誰もいないところだと実際には木刀すらいらないのだ。
『消去』を細長く変形させれば俺を中心に半径50mなら何でも切れるのだから。
それだと目立つのでこの先のために、剣を持ち周りにはそれで切ったとごまかすためにこんなめんどくさいことをしているのだから。
結局さらに木刀を細くした。
背の部分を5㎜程度まで削り、刃ではなく背の部分に幅5㎜厚み1㎜長さ1mの『消去』を沿わせる。
これなら切った後ろの方が細いのでよほどゆっくりと切らなければ落ちてくる前に切り捨てられる。
実際にはペラペラの簡単に折ることのできる木刀だが何でも切れる魔法の剣ができあがった。
これで森の奥に入っていく準備ができた。
もちろん危ないときには剣を使わずに魔法でさっさと『消去』するつもりだが剣で倒すという実践もしたかったのだ。
森に入るのはミリアたちが出勤した夕方から。
みんな思い思いの過ごし方をするのでいなくなっても大丈夫。
そう思ったのだが2時間もすると暗くなり始める。
さすがに知らない森の中で真っ暗だとまずい。
帰りも同じ時間がかかると考えると寮から1時間のところまでしか探索できなかった。
3日間、違う方向に森に入ってみたが1時間のうちに魔物に会うことはなかった。
逆に考えると寮の周りには魔物はいないので安心だということになるのだが今回は魔物が目的なのだ。
4日目、ミリアには悪いがお昼ご飯を食べた後から森に入った。
ちょっと出かけてくる、と言って部屋から出る。
何も言われなかったが少し寂しそうな表情に後ろ髪を引かれる思いだ。
その日はいつもより森の奥に入るが魔物には出会えなかった。
迷子になるのもまずいので木の幹を矢印形に傷付けた目印をつけながら進んでいるのでそんなに進めなかったのかもしれない。
戻る時間の方がかなり早かったので実際そうなのだろう。
次の日は同じルートにしてみる。
目印はあるのでさらに奥まで進んでみようと思ってだ。
このあたりまで来ると踏み固められた道のようなものはなく、進む速度も落ちる。
それでも少しでも進みやすい方向に進む。
前の日よりは進めるようになっていた。
さらに次の日もお昼から出て行こうとしたところ、ミリアに「ティル、たまには私の相手もしてよ~」と甘えられたのでその日は諦めた。
だがミリアに抱きしめられながら話をして過ごすのももちろん嫌じゃない。
その次の日はまた森に入った。
一昨日につけた目印はまだわかったので同じように進む。
前回より少し奥に入ったところでやっと見つけた。
ガサガサと音がした方に目をやるとウサギの魔物を見つけたのだ。
ウサギと言っても体長は1m程あるのだ、見つけにくいわけではない。
相手は素早い、いきなり『消去』で首をはねてもよかったのだがせっかくだし魔法の剣も使ってみたい。
逃げられないようにそっと近づいていく。
だが10m程の距離で簡単に魔物はこっちを見つける。
逃げられるか?そう思ったが魔物はこっちを見て好戦的にうなり声を上げる。
間には木や茂みが点在している。
直線で素早く襲ってこられ組み伏せられたら剣を使うどころではない。
そうならないように間に木を挟み直線で襲われないようにする。
ウサギの魔物は飛び跳ね、上手く何本かの木をよけ、近づいてくる。
目の前の木を避けて俺の横に着地し、俺に向かって飛びかかろうとしてきた。
だが方向を変えるのに少しの時間がある。
そのためにまっすぐ向かってこれなくしたのだ。
横に着地した瞬間を狙って魔法の剣を振った。
思ったより上手くいってウサギの魔物の首を半分以上切ることができた。
首をはねるつもりだったのに届いてないのは俺がへっぴり腰で踏み込めてなかったからだろう。
こういうところもこの先直していきたい。
だがそれでも致命傷だったようでウサギの魔物はその場に崩れ落ちる。
血抜きだけでもしようかと思ってその場で吊そうとしていると、今度はイノシシの魔物が現れた。
血の臭いを嗅ぎつけたのかもしれない、すでに戦闘態勢だ。
イノシシと言うだけあって直進の体当たりの威力は相当なものだが木の多い森の中ではそこまで威力は出せない。
前回の庭よりも走ってくる速度は遅いだろう。
だが前世の漫画のように避けた後も走り去って岩に頭をぶつけて気絶する、なんてことはない。
避けられたらそこで気づいて止まるぐらいの知恵はあるのだ。
何より細い木ぐらいなら木の方が折れてしまう。
それでも走ってくる方向がわかるのだし周りの木を考えたら前回よりは避けやすい。
タイミングを見計らって避け、横を走り抜けるイノシシの魔物に剣を上から振り下ろす。
体長は3m程だが高さは1mほど、首を狙ったのだが数㎝切っただけでイノシシの魔物の走り抜ける勢いに負けて簡単に剣が折れる。
当たらなかったことですぐに止まってこっちに向きなおすイノシシの魔物。
魔法の剣は折れてしまった。
もしかしたら攻撃手段を無くしたと喜んでいるのかもしれない、うなり声を上げた。
さすがにこれは失敗だ。
走る魔物の上から剣を振り下ろして切り裂けるはずがない、少し食い込んだところで剣を持って行かれるに決まっている。
剣も折れたので今回は諦めよう。
イノシシの魔物を見て、『消去』を首に使う。
もちろん前回と違って今度は薄い円盤形に、首を全て通るように。
その瞬間イノシシの魔物の頭は地に落ちた。
(やっぱり剣のことを考えない方がよっぽど楽に倒せるよな)
そう思ったがこの先のためだ。
ずっと森の中で生活するならそれでもいいだろうがあまり目をつけられたくはない。
この先も剣を使っての戦いを練習していかないと。
血が魔物を呼ぶのならここでゆっくり血抜きをしている暇はない。
実際にはわからないがその可能性も考えて2匹ともそのまま魔石を使ってマジックバッグに入れる、感覚的にはかなりいっぱいになっている気がする。
新しい魔法の剣も作らなくてはならない。
まだ時間はあるが魔物を2匹倒したことだし、いることと倒せること、反省点もわかったので今日はここまでにしておくことにした。
それから1週間。
あれからイノシシの魔物をもう1頭たおした。
魔法の剣も再び作り練習している。
3日に1回はミリアと過ごすが出かけるときにミリアに寂しそうな顔をされるのが辛い。
だが寮の近くだと魔物はほとんど出てこないのだ。
魔石は4つになったので色々試してみた。
魔石はかなり便利だ。
魔石に属性付与という形でつけた魔法を魔石の魔力で増幅して使うことができる。
さらに魔力を貯めておけて電池のようなものとしても使えるようだ。
色々と実験をした中には大成功と呼べるものがあった。
どうにか大量に転移させることはできないか、という実験でだ。
魔石の1つはマジックバッグの入り口になっている。
魔石を使うと転移の能力が上がるのだ。
魔石の魔力を転移の範囲拡大に使っているのだろう。
それで半径50㎝ほどの物がマジックバッグに入るようになる。
その出口にも魔石を使ったらどうだろうか?
新しい3つの魔石の大きさはウサギの魔物は直径1㎝、イノシシの魔物の魔石は直径2.5㎝ほど、最初に手に入れた魔石より少し大きめだ。
イノシシの魔石2つに魔力を注ぎ込んで転移の魔石にして並べて置く。
さらに魔力を注ぎその2つの魔石を起動させる。
魔石を中心とした直径1mの球が出てくる、範囲指定の薄く黒い球だ。
意志で変形させてみるとできたので2つとも同じ形の円柱形にする。
下は地面に当たるぐらいだ。
右側の円柱内に長さ50㎝ほどの枝を入れてみて魔力を少し注ぐ、転移の合図だ。
枝は左の魔石の範囲指定の円柱内に転移した。
うまくいった、魔石を媒介にした『転移』だ。
5³㎤の制限を魔石の力を借りて広くしたのだ。
これで出力先に魔石があれば指定範囲内の大きさまで『転移』させられる。
次に片方の魔石を俺の能力の範囲の外に置く。
100m程離れたところに置き、転移させてみるとうまくいった。
これはできるだろうという期待もあった。
火の魔力で魔石に魔力を与えた者がいなくても火の魔石は使えていたからだ。
さらに実験は続く。
物だけではなく生き物も。
何しろ一瞬で違う場所に行くのだ、元の世界での映画のようにハエが混じってしまったりするのは困るし一度分解して送られるということだったらそのときに絶命してもおかしくないんじゃないかという気持ちもあったからだ。
結論から言うと問題なかった。
2つの物を同時に『転移』しても混じることはなかったし、虫を転移させても死なずにそのまま動いていた。
それでも少しビビりながら自分が円柱に入ってみる。
少し狭いが体がはみ出るとそこは残ってしまうことになると予想されるので慎重に。
指定範囲の中に入って魔力を流すと次の瞬間俺は100m離れたところにいた。
体を確かめてみるがなんともない、と思う。
後になって異変が出たりしてもわからないので気にしないことにする。
これで自分にも転移を使うことができるということで段違いに便利になる。
距離がどれぐらい離れても大丈夫なのかわからないことから、実験もかねてたしかめることにした。
次の日からはまたミリアが出勤してからの2時間の森の探索。
2時間かけてたどり着いたところで魔石を出して転移する。
もう片方の魔石を置いてあった寮の裏から森に少し入ったところに出てこれた。
逆にこっちから転移すると元の森の奥に転移できる。
どこまでの距離を転移できるのかわからないが使用魔力に差もなさそうだし距離は関係なさそうに思える。
もし限界があっても2時間戻ったところから転移できるのでとりあえずは問題はない。
問題があるとすれば1つだけ、魔石で増幅した『転移』の魔力がすぐに切れるのだ。
元々の5³㎤を考えれば人が入れるほどの円柱の大きさはかなりの魔力の消費量なのだろう、1分ほどで魔石の魔力がつきてしまう。
そこで改めて『転移』の能力を考えてみる。
自分を中心に半径50mまで、5³㎤の容量までならほぼ魔力を使わずにどこにでも転移させられる。
それより大きな物を転移するときは魔石の力が必要。
50m以上離れた場所に転移させるには出口にも魔力が必要なので2つの魔石が必要。
人を送るぐらいなら直径2㎝以上の大きさの魔石が必要。
こんなところだ。
人が覆われるほどの魔力がいるから魔力の消費量が多い。
形をギリギリにするなどして魔力を節約するのは身体の一部が覆われなかった時などを考えると怖い。
そこで試してみたのが最初から2つの魔石をペアとして使うことだ。
Aの魔石からBの魔石へと転移させるように意識するのが今までのやり方。
新しいのはAの魔石からは必ずBの魔石へと転移すると決めておくこと。
これは思ったより簡単にできた。
2つの魔石に別々に魔力を注ぐのではなく2つが同一の魔石だとの認識で同時に魔力を注ぎ込むのだ。
その後魔石を離しても同じ魔力で空間が繋がれている。
そうすると身体全てが魔力で覆われている必要がなくなった。
Aの魔石の魔力とBの魔石の魔力はつながっている。
Aの魔石から10㎝四方の薄い魔力を出してそこへ腕を入れるとBの魔石から出た10㎝四方の薄い魔力から腕が出る。
ど○でもドアを思い出してしまうがこれで魔石の魔力がつきることはほぼなくなった。
片方に魔力を通して起動するともう片方も起動されて空間が繋がるのだ。
入り口は立体ではなくていいので容量は使わない、起動するときの魔力でじゅうぶんまかなえる。
問題は2つの魔石を最初から繋げるので魔石を他のことには使えない、なので魔石の数がいること。
転移先で待ち伏せされたりしていたら防ぎようがないこと。
1つ目はこれから魔物を狩って魔石を増やせば問題ない。
2つ目はできるだけ転移先の魔石は隠しておくこと。
転移先の魔力のドアは魔石からどれだけ離れた場所に出現させるかは最初から決めておかなくてはならないので魔石の隠し場所にはかなりの注意をはらうということにしてとりあえずは試してみることにする。
あとは問題があればそのときに考えていこう。
そうしないといつまでたっても一歩目が進まない。
こうして『転移』でさらに森の奥まで探索できるようになった。
森の奥の方はやばいと言うが毎日2時間ほどだしいつでも『転移』で戻ってこれる。
無理だとわかるまでは探索を続けることにした。




