第8話 1年後
セブン国での騒動から1年が過ぎた。
俺はBランクに上がり4~5日依頼を受けて働いて2~3日ほど休むという元の世界では望んでも得られなかった働き方をしている。
依頼は採取、討伐、たまに護衛などで生きるために充分な収入を得ている。
さすがにBランクになると稼ぎもそれなりにあって報酬だけでマリンさんやロウへの報酬は払えるぐらいあり、依頼の途中で希少な採取などができるとボーナスも払ったりしていた。
もっとも家を購入したので家賃がかからないというのも大きいかもしれない。
このままミリアを呼んで2人で暮らしをしてもなんとかやっていけそうだ。
さらに子どもができたとして、などと考えると一生安泰ほど余裕があるわけではないが。
もちろんマジックバッグに眠っている素材や魔石などを売れば働かなくても使い切れないぐらいのお金になるのだろうがそうするつもりは今のところはない。
地下の解体場はかなり縮小した。
ドラゴンの解体もほぼ終わり骨や皮膜などの素材と部位ごとに分けられ、一部は武器や防具、解体道具になったがまだ8割ほどは素材として残っている。
解体道具は親方たちに配り縮小された解体場にも置いており、ドノバンたちに作ってもらった武器や防具、道具はマジックバッグに保管している。
だが武器よりも皮膜を多く使いシャツと長ズボン、ターバンのように加工した防具の方が使い道がありそうだった。
軽くて普段着にもできるわりに普通の剣や槍などではダメージを通さない優れものだ。
さらに骨で作った手甲や胸当て、すね当て、兜などをつければ動きは鈍るが守備力はさらに高くなる。
全身鎧も作ったのだが動きづらくてその場で戦えば炎帝の攻撃にすら無傷だろうが素早い相手には攻撃を当てるのは難しそうなので使い勝手は悪そうだった。
それよりは皮膜のさらに薄い部分で作った手袋やシャツの袖先やズボンの裾を押さえる道具の方が使い勝手がいい。
盾や鎧などの骨や鱗で作った防具よりは防御力は落ちるが普通の剣などでは傷もつかない上に軽くて柔らかいのだ。
今は解体場はギルドには見せたくないレベルの獲物の肉を取り出す方がメインになっている。
逆に加工場の面積が増えており新しい武器や道具が試作されている。
冒険者ギルドはギルド長が優位なのは変わらないが昔よりは働きやすくなっており副ギルド長の努力も大きいようだ。
ギルドの解体場は統合されて1つになった。
カインのいたギルドということで有名にもなりそれなりの魔の森奥地の魔物を持ち込まれることも増えたようで親方たちもそれなりには満足なようだ。
今ではドラゴンの爪などで作った解体道具もあり周りのギルドからは解体技術の高さで有名になってきているという。
キャロも働きやすくなったけどまだまだ嫌がらせはあると言っているし難しいところだがしょっちゅう孤児院に来ては楽しそうにお肉を食べて帰るのを見ると昔よりはマシだと言うことを実感する。
そしてエイト国ではカインの父である王が崩御した。
カインはあの騒動後1ヶ月半ほどで国に戻りその半年後ぐらいで王が亡くなったので最後は父親との時間は過ごせたのだと思う。
そして長兄のリヴディ王子が即位した。
もちろん周りの王も出席し、『王の盾』の披露とともに式典も行われたという。
タングスの計画したことは周りの国にも広がりタングスは死刑になりハインベルグ第2王子は生涯の幽閉となった。
2度と表舞台に立つことはないだろう。
国の第2王子と隣の国の有数の貴族による王位簒奪の企み、それを防いだ第1王子リヴディと補佐した第3王子カイン。
特にカインはタングスと第2王子ハイベルの謀反を防いだ実行役であり炎帝までいた完璧な砦での防御を崩した立役者だった。
炎帝を武力で破った上に瀕死の炎帝を高価なハイポーションで治療までした、炎帝はそのことに心を入れ替え自ら犯罪奴隷に落ちてカインに仕えることになった。
そんな話がシックス国、セブン国、エイト国で出回りカインは英雄扱いになっている。
この話の出所は炎帝について行かなかったタングスの砦にいた兵士たちからだ。
彼らはセブン国で騒動を起こしたのだからセブン国には居づらくなる。
エイト国には炎帝たちがいるはずなのでついて行かなかったという心理的な負い目もあり多くの兵士がシックス国に向かった。
そこで見たことや聞いたことを話したことが始まりだ。
特に兵士の中に絵心がある者がいてあのときの絵を描きそれが評判になったのだ。
その絵は中央にカインが右腕を上げて立っており両横にはリゼとニモが片膝をついて控えている、さらにタングスとハイベル第2王子は縛られており炎帝はカインの前で跪いていた。
ちなみにもう1人、カインの後ろで両膝を地につき顔を伏せて手を前に上げカインのマントをうやうやしく持ち荷物を背負って小さく描かれているのが俺のようだ。
これには理由もあり炎帝について行った兵士たちはエイト国で炎帝の部下として働くのだから炎帝がただの犯罪奴隷だと立場が低くなる。
仕えるカインをさらに上げることは当然だ。
炎帝を倒したカインの凄さを語っているうちにより話が大きくなっていったのだろう。
実はこの絵の原案を見たことがある。
騒動が終わりまだカインがこの国にいるときにこの絵を描いた兵士に実際に見せられたのだ。
そのときに見たのはカインに後光がさすような神格化されたもので俺とリモとニルは大笑いしてカインは苦虫をかみ潰したような顔をしていた。
そのときの絵の中の俺はカインの後ろでニルとリモと同じように片膝を立ててカインの補佐のような描かれ方だった。
ただ、ニルやリモよりは小さめだったがカインという美男の両横に美女が2人というメインの構図からしたら仕方がないだろう。
それをニルが「ティルも荷物持ちみたいやな」とからかったところさっき神格化を笑われたカインが「マントでも持たせておけばよかったよ」と冗談で言ったのだ。
カインの国ではマントを持たせて横に控えさせておくのが主人に従順な従者の典型的な姿のようだった。
そんな会話で4人で笑っていたのだがそれから1ヶ月後、カインたちがそろそろエイト国に戻るという頃に再び見せに来た完成品はカインの神々しさが増し俺は顔が見えないほど頭を下げて手を差し出してマントをうやうやしく持っている姿になっていた。
リモとニルが大笑いし俺とカインは苦笑いするしかなかった。
その時は笑い話で終わったつもりだったのだがまさかその後に詩まで付いて吟遊詩人にうたわれたり描いた絵がギルドの酒場に飾られて小さめの複製画が飛ぶように売れたりすることになるとは思いもしなかった。今やギルドだけでなく身分を隠した王子様の国の転覆を狙う悪を滅ぼす英雄譚は3カ国で広まっている。
さらに俺を含めこのギルドで『ホワイトナイト』と一緒に仕事をしたというだけで羨ましがられるまでになっているのだった。
そんな話とは別に何一つ進んでいないこともある。
マリンとリゼの隷属の首輪のことだ。
騒動が終わったときにはまずはこの首輪をどうにかするのが目的だとか思っていたのだが思った以上に解除に関する情報がない。
簡単に解除できるとは思っていなかったのだがリヴディ王子にある程度聞いたのだからどうにかできるかもと思っていたのだ。
犯罪奴隷を簡単に解放させるわけにはいかないのは当然なのだが一般的な知識では「解放方法などあるわけがない」「1度犯罪奴隷になったら死ぬまでそのままだ」との認識が多かった。
特にインターネットやテレビすらないこの世界でスラム街などに住んでいると解放されるところすら見たことがないのが普通なのだろう。
このことによりやはり解放するにはこの国の中枢にまで近寄らないと情報すら出てこないようだった。
リヴディ王子・・・いや、リヴディ王に教わったのはエイト国で犯罪奴隷の解放ができるのは王家、公爵家、侯爵家と特別に許可された一部の伯爵家だけでありさらに解放には専用の道具もいるのでそう簡単に解放できないシステムなっている。
この他には教会関係。
元々隷属の首輪が教会からもたらされたということもある。
首輪の借金奴隷のほうをつけるのは誰にでもできる。
魔石を使い犯罪奴隷である隷属の首輪をつけるのは町などにある教会の一番上の神官長、副神官長以上しか使うことができない。
さらに犯罪奴隷の解放は町の教会などを束ねるその国の教会の一番上の大司教にしかできない。
ここでこの国の宗教も考えておこう。
以前リヴディ王がまだ王子の時代に隷属の首輪の成り立ちを聞いたときに少しは教えてもらった。
俺自身が信仰心がないのであまり気にもしていなかったのだがこの国の宗教と言えばクロノス教だ。
なので普段の会話で神様と言えばクロノス神ということになるがほとんどの人が神様としか言っていないのでクロノスと言う言葉はあまり聞かないぐらいだ。
クロノス教の総本山はトゥエルブ国にある。
そこで一番偉い人が教皇、補佐として次の位に枢機卿がある。
各国にも本部がありこの国ならクロノス教シックス国本部で各々の国の王都に本部が建っている。
そこの責任者が大司教だ。
その下に司教、司祭がいて一番下が一般的な神官となっている。
院長は司教でシスターは神官だ。
本来なら院長は司教なのでこの国の本部の補佐やこの町の教会のとりまとめにもなれる立場なのだが孤児院の院長をしているのは本人が言うようにクロノス教の中枢部にあまり関わりたくないからだろう。
エイト国ではクロノス教の中では犯罪奴隷の解放は国の1番立場が上の大司教の管轄だ。
この国でも多分そうだとリヴディ王は言っていた。
これは国の法とは別で隷属の首輪を借りるためのクロノス教との契約だからである。
なのでエイト国だけではなく他の国もクロノス教関係者では同じ契約になっていると予想している。
もっとも可能性は低いがクロノス教がどこかの国を優先して別の契約をする、などを行っていないとは言えない。
院長にも解放方法を聞いてみたことがあるが答えは噂すら回ってきたことがないということだった。
さらに上のトゥエルブ国にある総本山の教皇や枢機卿は各国の犯罪奴隷の解放方法を知っているはずだ。
大司教が上の立場の者に情報を隠すことはできないからだ。
だがもちろんそんな立場の人物に会える伝手などない。
それどころか大司教に会うことができる立場になることすら難しいのだ。
宗教組織に入信して立場を上げるか国に認められて解放方法を知る立場の貴族に頼める立場になるか。
解放方法はどちらかしかないようだ。
正直なところ関わり合いになりたくないという気持ちが大きいのだが宗教組織よりはまだ貴族の方が現実味がありそうだと思う。
貴族に近づく、しかも上の方の貴族に。
考えるだけで嫌な気分になるがそれしか方法がなければ仕方がない。
それに貴族とはできるだけ関わらずに生きていくつもりだったので身分の高い知り合いなんてカインぐらいしかいないのだ。
カインはいい奴だと思うし友達だとも思っているがこの国の貴族との繋がりは少ない。
どんな結果になるかわからないのに顔を潰してしまうかもしれないカインやリヴディ王の伝手を頼るのはよくないだろう。
考えられるルートは2つ。
1つはドラゴンの肉や素材。
これを取引材料として商人を経由して貴族と繋がる。
だがこれはドラゴンの肉を所有していることを隠せと言われたのと同じ理由で今の俺が商人にドラゴンの肉を渡したいから貴族を紹介してくれと言っても信用度は0だし本物のドラゴンの肉とわかってもすり替えられたり奪われたりの可能性が高いだろう。
よほどうまくやればいけそうだがその自信が俺にはない。
もうひとつの案。たぶん俺はこの世界ではかなり強い。
それを利用して貴族に近づく。
国の軍隊に入るか犯罪奴隷解放の力を持っている貴族の私兵に入る、そしてできるだけ立場も上げて本人と話せるぐらいになる。
もちろん軍全体を率いるなどは無理だがその下の下、分隊の隊長や副隊長ぐらいになることはできないだろうか?
もちろん今すぐに入隊しても1番下っ端の危険な作業をする兵士に組み込まれることは確実だ。
俺の今の立場は身寄りもない伝手もない、冒険者としても何とかBランクに上がったばかりの貧民というところだろう。
少し強いと思われる他に何の取り柄もない。
そんな奴が軍隊に入っても死んだら死んだで構わない程度の立場にしかなれないのだ。
そこで考えたのが例のセブン国の学校だ。
10歳以上なら誰でも受験することができて卒業したら働き先に困ることはないと言われているジョヌーブ学園。
シックス国、セブン国、エイト国の3つの国が合同で運営する権威のある学校だ。
北の方にもナイン国、テン国、イレブン国、トゥエルブ国の合同学校であるショマール学園がある。
名目上は平等に学べるということだが入学するのに試験がありこれが今まで学んだことのない平民では合格するのは難しい。
受かったとしても一般的な平民の子弟なら入学金と授業料を合わせて1年ほど通わせるのが経済的にギリギリだろう。
スラム街の子どもたちなら受験料すら払えない。
全ての単位を取得すれば卒業できるが1年で卒業するのは相当優秀なものだけで成績が真ん中ぐらいの者で卒業するのに3年かかると言われている。
ちなみにこの他には学校と呼べるような施設はなく個人で戦いを教えたり勉強を教えるような小規模な個人スクールのようなものがあるだけだ。
ジョヌーブ学園には貴族コース、商人コース、戦闘コースがある。
貴族コースはその名の通り貴族の子弟だけが通えるコースで入学金も授業料も高い。
だが本人たちのペースに合わせて入念な学習計画を立てて5年、長ければ10年かけて卒業するものもいるぐらいの学科だ。
内容も貴族としての知識、社交、礼儀が中心で計算や戦い方などは簡単な知識にとどまる。
商人コースは主に商人の子どもや大きな商会に就職したい者が受けるコースだ。
取引や契約の仕方を学び計算や現行の法律なども学ぶ。
人数が多いのが商人だから商人コースと呼ばれているが成績が良ければ国の文官になる将来もある。
この世界では商人は旅の途中などに魔物や山賊などに襲われる危険もあるのでそれなりに戦い方の授業もある。
逆に貴族相手の商売をする者もいるので貴族の礼儀作法も学ぶことができる。
戦闘コースはそのまま戦い方を教えるコースだ。
成績が良ければ国の武官につくこともできる。
商人コースの者と仲良くなって専属護衛になったりする者もいる。
多くは冒険者になるが卒業すれば冒険者ギルドでCランク昇格直前のDランクからスタートできる。
戦い方に生き延び方を習うのがメインだが取引や計算などもだまされにくくなる程度にはできるようになる必要がある。
貴族コースは問題外なので受けるとしたら商人コースか戦闘コースになる。
貴族に雇われるのに文官よりも武官のほうが数が多いのでそちらの方がいいだろう。
闘いならある程度強いと確信したがこの世界の商人が持っている知識のレベルや常識がどれぐらいなのかわからないので実質1択みたいなものだ。
戦闘コースの受験科目は読み書きと計算と戦闘。
読み書きにしても計算にしてもこの国のレベルはそこまで高いわけではない。
実際にベイルたちは買い物するときの計算もできなかったぐらいだ。
スラム街の子どものことだけで決めつけることはできないがこの町に来て買い物をするときにも騙そうとする売り手に抗議して暗算で計算をしたと言うと驚かれることがあるレベルだ。
読み書きについては話し言葉はほぼ日本語なのか最初から理解できた、頭の中で勝手にこっちの言葉に置き換えられていたりしたらわからないが俺の意識では日本語を話しているのと大差ない。
読み書きも日本語のひらがなに似ているのでそうそう苦労はしなかった。
元の世界では勉強はそれなりにできる方だったので数学なども高校レベルの知識はある。
問題はこの国の常識や歴史に関することの知識が少ないこと。
常識に関しては5歳から7年かけて生活したので昔ほどではないと思うがたまにまだ驚くことがある。
歴史については教会の教えや簡単に聞いたことぐらいしか知らないので院長に改めて教えてもらった方がいいかも知れない。
たしか院長はジョヌーブ学園を卒業しているはずだ。
学校に通う、そう決めると元の世界のことも思い出し少し不安にもなるが楽しみでもあった。
卒業して貴族に近づく、それ以外にもうひとつの期待もあった。
いつかカインに聞いた図書館で調べることだ。
学園の図書館はかなり大きくて歴史もある、隷属の首輪の元の話を聞いたところ昔の書物にヒントが載っていてもおかしくないのでは、と考えた。
大昔の書物などをどこまで読ませてもらえるのかはわからないが入学したら調べてみたい。
次の日、院長に学園に通いたくて受験したいこととそれに向けて勉強をしたいので教えてほしいことを伝えてみた。
冒険者として生きるならBランクになったのなら卒業はあまり意味がないことは言われたがマリンとリゼを犯罪奴隷から解放したいためだと話したら考え込んでから納得してくれた。
「そうさね、無実の者が犯罪奴隷に落とされる国の方が間違ってるのさねぇ。そう言いながら諦めてたのは私らだねぇ。間違ってはないがその道は厳しいよ、協力はしたいがどこまでできるのかはわからんねぇ。受験の応援程度はしてやるさねぇ」
そう言って色々と調べてくれた。
それによると今年の受験は締め切りが10日後、思ったより早くあり機会を逃したらまた1年待たないといけないところだった。
ジョヌーブ学園なら『転移』でセブン国の王都まで行けるので出願はさっさとしておくことにする。
試験は締め切りから3日後、実技もあるので3日かけて試験をするらしい。
初日は全員で筆記、そこで合格すれば2日目と3日目に別れて実技。
こうなるとあまり勉強する時間はなさそうだった。
それでも院長に教えてもらってある程度の対策はした。
実技は対人の戦闘で先輩や教師が対戦相手になるが勝つ必要はなく今後の成長が見込まれればいいとのこと。
計算は問題なく合格できるレベル。
読み書きも大丈夫だろうということだが教会に伝わる神話や国の歴史の固有名詞などを教えてもらった。
学校の図書館にはそういう本もあるらしかったので少し楽しみだ。
この国に来てから本を読むのは高い本を買い『別荘』で読むことが多かった。
あまり本を読むという習慣が平民にはないのは識字率の問題だと思う。
リゼは楽しそうに読んでいたので国民性と合わないわけではないと思うのだが。
俺からしたら漫画喫茶で過ごしていた頃を思い出してしまう。
マリンとリゼを含む家で働いている者たちには受験することは伝えたが理由までは伝えなかった。
全てが上手くいけばいいが入学はともかくその先は何の保障もないのだ。
失敗してガッカリさせるのも申し訳ないしマリンたちのためと言えば奴隷の立場の本人から止められるかもしれないとも思ったのもある。
彼女たちのためにして失敗して俺に何かあったとき彼女たちが自分を責めないために。
誰のためでもない、自分で考えて決めたのだ。
けっきょく勉強らしい勉強はそれぐらいしかしなかったが受験の申し込みを済ませて受験日を迎えた。




