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#07 睡眠失態

 寝落ちした。寝落ちは、他の人の何倍も損をする。全く覚えられなくなるから。

 他の人と、比べ物にならない。夜の重要性が、ここにはある。

 能力を、ドブに捨てたようなものだ。これからは、もっと気を付けなければならない。


 無駄にしてしまった。一日がどれだけ大切か、今は実感している。引きずっていても、仕方がない。

 こんなこともあるさ。そもそも、この一夜づけの能力に、寄り掛かりすぎている。

 でも、これがないと駄目だと、気付いてしまった。これしかないんだ。


 頭痛などは、何もない。体調もしっかりしている。

 それもそうだ。何も覚えられていないから。頭痛がやってきたのは、一夜づけを始めてからだ。

 その前は、すべてスッキリ起きられていた気がする。


 朝起きたら、覚えている快楽。それに、依存していた。それは、間違いない。

 今も、昔覚えたものは、しっかり記憶の引き出しにある。そう思っている。試しに歌ってみた。昔覚えた、あの歌。

 気持ちよく歌えた。自分の鼓膜も喜んでいた。一夜づけで身に付けたものは、消えないみたいだ。

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