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#14 睡眠万屋

 友達が、この学校以外の女子にも、話してしまった。一夜づけのことを。街で、全く話したことのない女子が、話しかけてきたりした。

 噂は、あっという間に広がるもの。モテたかったけど、広まりすぎると恐ろしい。モテすぎも怖い。

 秘密にしておいた方が、いいものもある。そう学んだ。


 求めてくる女子が、多数やってきた。10人くらいの、お得意様の女子が出来た。

 一日に、最高5人の家に行ったこともあった。お菓子作りをして。次の家で、メイクを教えて。次の家で、妹の世話をして。みたいにしていた。


 一夜づけなので、一日に一個しか、新しい能力は追加できない。だが、順調に進んだ。

 前に覚えたもので、ある程度やるべきことが出来た。

 みんなのために、寝てる。そう言っても、過言ではないくらいだ。都合のいい、睡眠にされている。でも、それでいい。


 今日も終わりだ。女子の部屋の片付けは、とても楽しかった。

「好きです。付き合ってください」

「はい」

 すぐに、返事は出てきた。まだ、会うのは3回目。別の学校の子。でも、気になっていた。だから、答えは決まっていた。

 告白されて、付き合うことになった。お得意様の女子のひとりと。

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