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#10 睡眠恋愛

 大学よりも、興味は恋愛だ。まず、目の前のものからだ。やったことのないことに挑む。それも、大切なことだ。

 寝る前に、短時間で覚える。すると、次の日には何でも出来るようになる。そんな男だ。何だって出来るようになる。きっと恋愛も、やれるだろう。


 恋がしたい。そう、自然と思い始めていた。恋をすることも、技術。そう考えてしまっていた。

 ノウハウを、詰め込む。それは、いいことだろうか。ノウハウだけで、恋をしようとするのは、良くない。

 出会いは、自然でいたい。流れのなかで、恋をしたい。そう思っていた。


 一夜づけで、能力が得られる。そんな男子、他にいない。だから、その能力を見せつければ、少しはモテるだろう。その能力で女子を助け、メロメロにしたい。

 恋そのものに使うのではなく。モテるための要素として使う。そう決めたのだ。

 相手に、都合のいい男だと、思われても構わない。誰かの役に立っていると、思うだけで嬉しい。だから、それでいい。


 同級生の女子みんなに、この能力を晒すことにした。でも、さりげなく話し掛けること。そこは、今までと同じで、勇気が出ない。

 天狗な方が、ちょうど良かったりする。でも、僕はたぶん、天狗にはなれない。でも、自信は少しだけ出てきた。

 どういう風に、能力を晒そう。それを考えながら、眠りについた。

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