不完全合理論
更新します。
アユミの言葉に対して僕は少し驚きながら返した。
僕「二時半頃起きていた?」
アユミ「うん、私まず寝たの五時ぐらいだよ、昨日話した本読んでいたから」
ミナミ「私は電話かかってきたけど」
ユキト「俺は寝てたからなー、わかんないわ」
ミナミ「私は電話の音で起きたけど、まぁうるさすぎる感じではなかったからね。」
僕「ミナミって電話出た?」
ミナミ「出てないよ、あんたは?」
僕「出てない」
ユキト「それなら、アユミの部屋の前から電話をかけたって、ことになるのか?」
僕「そうだろうね、アユミ何か違和感とかなかった?」
アユミ「うーん、なかったと思うけど」
ユキト「ナオキを殺した奴、俺らの中にいるんじゃね?」思い詰めた顔でユキトは言った。
タイトル通り電話がキーポイントになっています。
【容疑者】
ミナミ
寝ていたが2時半頃、館内電話の音により起こされた。館内電話の受話器は取らずにそのまま寝た。
ユキト
寝ていて、電話の音には気づいていない。
アユミ
「雨の音 君の泣く声 打ち消した」の小説を読んでいたので2時半には起きていた。だが電話の音は聞いていない。
タツミ=僕
小説を読んでいたため、2時半には起きていた。電話の音を聞いている。だが出ていない。そうですね、タツミは犯人ではありません。容疑者に入れたのは盤面を整理しやすいかなと思い入れました。