チル VS びよういん
朝07:00 まだマスターは寝ています。
今日はマスターがお休みの日だから、しっかり一日の予定を決めとかないと。
『 最初に朝ごはんを食べるデシ。 マスターが一服したらお散歩に行って、帰ってきたらおやつデシ 』
パーフェクトな予定です。
パーフェクトな予定を立てたのに、マスターはまだ起きません。
マスターと一緒に寝るのも良いデシけど。
今日は予定が詰まってるから、そろそろ起こすデシ。
ピピピピ ピピピピ ピピ・・・
「 ・・・おはようチル 」
マスターのベッドに飛び乗ったら、ちょうど目覚ましが鳴りました。
ビックリしたけど目覚まし時計は私の味方。
私と一緒にマスターを起こしてくれるデシ。
『 おはようデシ! マスター! 』
マスターが起きたから朝の挨拶です。
シッポを振りましょう、顔を舐めましょう。
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マスターと一緒に朝ご飯を食べます。
今朝のご飯はカリカリ、いつも同じデシけど美味しいデシね。
栄養もバッチリで毛並みも良くなります。
マスターは納豆とインスタントの味噌汁デシ、栄養が偏ってます。
もっと肉と野菜を食べて欲しいデシ。
ご飯を食べたら、歯を磨いてからお散歩デシ。
マスターが歯を磨いている間に、私も歯磨きガムで歯を磨きましょう。
今日はミルク味デシけど、次はストロベリーをおねだりするデシ。
「 チル~お出かけするよ~ 」
『 お出かけデシ! 』
呼ばれたからすぐに駆け付けます、マスターがハンドキャリーを足元に置いて待ってるデシ。
ハンドキャリー?
お散歩デシよね? ドッグランに行くんデシかね?
マスターの車の後部座席に座ります、シートベルトも掛けてもらいます。
もちろんシートベルトはキャリーにです。
キャリーの隙間から足を出して、窓をカリカリ。
すぐマスターが窓を開けてくれます。
窓から入ってくる風が最高です。
『 今日も風サンは元気デシね 』
いくつもの信号を過ぎて車は走ります、今日も良い天気です。
知ってる匂いがしてきました。
「 チル~降りるよ~ 」
車を止めたマスターがキャリーを開けてくれました。
マスターの腕に飛び込みます。
車のカギを閉めたマスターに抱っこされて店に入ります。
『 ここは美容院デシ! 』
2か月に1度の美容院、いつものお姉さんがカウンターで待ってます。
「 いらっしゃいませ。 チルちゃん久しぶり 」
お姉さんはマスターの名前を知りません、でも私の名前は知ってます。
お姉さんは私には優しいデシ。
「 今日はどうしますか? 」
「 シャンプーカットのセットで、3点セットもお願いします 」
カットしてシャンプーするのは当たり前、マスターは今日も3点セットを付けてくれました。
3点セットは高濃度炭酸水、薬用シャンプー、マイクロナノバブルのことデシ。
お肌と毛に最高のセットデシ。
『 マスター! 下ろしてほしいデシ! 』
マスターがお姉さんと話していて、なかなか降ろしてくれません。
夏が近いから、短めにカットされるんデシね。
暑いのは苦手デシから短いのは大歓迎デシ。
それはそれとして、マスターがなかなか降ろしてくれません。
仕方なくマスターの腕の間から、お姉さんのいるカウンターに手を伸ばします。
ジタジタしてると、やっとマスターがカウンターに下ろしてくれました。
『 え~っと? 』
確かこの辺りにあったはずデシけど。
前に来た時に一緒になった、チワワのタンポポから聞いたから間違いないデシ。
( 泥パック +2980円 )
在りました、キャサリンがモデルになってる写真。
全身泥まみれで、毛がペタッとなってるデシけどキャサリンに間違いないデシ。
毛だけじゃなくてお肌までスベスベになって、余分な脂や匂いも消してくれるって聞いたデシ。
『 コレコレ! 』
どったんどったんと両足でアピールする。
マスターコレコレ。
「 どうしたチル。 泥パック? 」
マスターが気付いてくれました、あとはオネダリするだけデシ。
尻尾を振って、マスターをじっと見るデシ。
尻尾は振れば振るだけ効果があるデシ。
「 これやりたいのか? 俺は炭酸水スパだってやった事ないのに? 」
マスターは困り顔で、お姉さんは笑ってるデシ。
『 お願い! 』
「 お肌もスベスベになるし、匂いも消えますよ?」
お姉さんの援護が入りました。
「 ・・・わかりました。 これもお願いします 」
『 やった! 』
「 ありがとうございます。 それではチルちゃんをお預かりしますね。 終わりましたら連絡しますので、お迎えをお願いします。 連絡先は携帯でよろしいですか? 」
「 それでお願いします。 じゃなチル、美人にしてもらうんだぞ 」
マスターが店を出ていきました、私はお姉さんと一緒に待機ゲージに移動デシ。
今日は誰が一緒デシかね?
それから綺麗になって、マスターに褒めてもらうデシ。




