閑話 マーケットの仕組み
誤字報告ありがとうございます。
マーケットの売買、最初の一回はエイダにお願いしている。
二回目以降は履歴から売ったり買ったりしているのだ。
なんでかって?商品が無限にあるんだよ!ユーザーも無限にいるしな!
本来は商品数も出品者も絶対無限のところ、上位宇宙の更に上が非可算無限まで、上位宇宙が可算無限まで抑えてくれているらしい。想像を絶する。
例えば俺の「最寄り」の出品者は「俺」のはずだ。俺がサイコロを振ったとしよう。1~6の目が出た未来が分岐する。「1」の目が出た俺と、「3」の目が出た俺はもう別人だ。「マーケット」を介して、出た目の交換も出来るだろう。
実際にはこの分岐が毎瞬無限に行われており、無限の「最寄りの俺」が邪魔で取引が出来なくなる。
どういう事かって?上位宇宙の補助なしで模擬店をやってみよう。相手のAさんには、無限の俺が「ミスリル売ります」って言ってるように見える。もうそれだけで邪魔だ。Aさんはたまたま目に付いた俺に「ミスリル買います」って連絡を入れる。無限のAさんが、だ。たまたま目に付いた俺は無限のAさんから同時に「ミスリル買います」って連絡が来る。処理も物量も追いつかない。あっという間にゲームオーバーだ。たまたま目に付かなかった俺には注文が入らない。こっちも不良在庫いっちょあがりだ。
こういうのを上位宇宙が強力にマスキングしている。無限のAさんと無限の俺をマッチングするのだ。
最寄りじゃなきゃいいのかって?
宇宙の距離によって翻訳しても意味が通じない。概念が違う。
エイダ、この前俺が調べたやつ、スクショ見せてくれない?
「かしこまりました。」
『これ一本でつるつるお肌に』って書いてあるこの商品、化粧品じゃないんだよ。
俺には整地ローラー(グラウンドを整備する重いゴロゴロやるやつ)に見える。
評価を見ると、ゴーレムの巨人が美顔ローラーとして使っていたり、異世界の職人が皮のなめしに使ってたりする。間違ってない。
『ほほえみ』って出品は単位がkgだったりメートルだったり缶入りだったりする。最初と最後はもしかすると乳児用ミルクかもな。じゃあメートルってなんだ?
評価はどれも『たっぷり伊ることが出来ました。』。分からん。
『銀』、50アンペア。分からん。
翻訳が可能でもこれなのだ。まあ分からんなりに売買するけどな!
最近売ったのは繧ェ繝ャ繧、繧ォ繝ォ繧ウ繧ケだ。プロパティ変更して調べて貰ったらこう出た。
この名前を付けて売ったら正常に売買成立した。この文字化けっぽいの、向こうでは普通らしい。
エイダは概念体なのでこういう事に強い。だから取引の初回は、エイダにお願いしているのだ。
絶対無限という単語はこちらから借用。
https://www.gizmodo.jp/2011/07/post_8960.html




