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働かずに五千兆円欲しい

さて、予備費もミスリル(残話の可能性)も投信も残っているが、一応エイダが作ってくれたものだし……その他の収入源がない。支出は……最低、月に405万。競馬代は

「マスター、何考えてるんですか!あり得ません!マスターをお育てしている間、お馬さんの顔を見る時間もなくて抑鬱におちいったのに!」


……無理そうだ。って言うか原因は馬かよ!

今更働きたくない。でもお金がいる。ちょっとコンテナから出て、何が行けるか考えてみよう。


外はちょっと明るい。上は雲に覆われて、下は岩石だったりマグマだったり。


第一次産業、農業、漁業、鉱業など。無理。蒔かれたばっかりの種を回収したらドコマデモ光(アインソフオウル)に怒られるだろ。

鉱業は…地熱がすごいことと、年代ジャンプ用の隕石が来ることに目をつぶればアリかも知れない。


第二次産業、製造業。材料を「マーケット」で買って、完成品を「マーケット」で売る、行けそうだ。

競合他社がいなきゃな!薄く広く万能の知識はあるが、太刀打ちできると思うか?


第三次産業、サービス業。無理だろ。ニート志向のコミュ障に無理を求めちゃいけない。P(プレーン)チューバーなんかも沢山いすぎて、一握り以外はお金を払って見てもらう立場だ。


ほほに雨が当たる。ん?

「地球最初の降雨です。これから千年近く、濃酸の雨が降り続きますよ。」

原始海洋の誕生だ。


閃いた。熱に差があれば発電が出来る。

エイダ、地熱発電機ってレンタルできる?


「出来……ますねマスター。地熱を求めて徐々に地中へ潜るタイプ。オート化がなされており、自身の稼働エネルギーを除いても140メガワット/時の大出力、耐酸、対アルカリ、自動設置式、レンタル料と差し引きで500円/メガワット時での買電サービスありですって」


出来すぎだ。ご都合主義万歳。時給7万円、月収5千万円。


「ご都合主義と言うよりも、『マーケット』に無いものを探す方が難しいのです。マスターが思いつく程度の物は、適切な対価を払えば、何でもありますよ。」


じゃあ働かずに5000兆円欲しい。


「4900兆円でオル環でもマル優でも買ったらいいじゃないですか。マスターに用意できれば。」


先立つものは金、金、金。これ100基くらい地球に置いたら良いのでは?と思うが、遠くで隕石だの水没だのしたら補償額が大変なことになるな。当面ペイできるし、一基でいいか。

本日22時にも更新します。

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