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黒猫虎 詩集

先が見えてない君へ(ポエム)

作者: 黒猫虎

君は先が見えてなくって、


君は先が見えてなくって、


先が見えてないまま、


走り出して、


走って走って、


思いっきり、


(ころ)んだね。



君は転ぶことも、


転んだ後も何も、


何も考えてなかったから、


勢いがついて、


一回転して、


着地したよね。



僕の頭の中では、


君は一回転して、


前方宙返りして、


着地してたよね。



実際には頭から、


顔から、


顔面から、


地面に突っ込んでいたけれど、


きっと、


空中で一回転して、


三回捻りして、


着地していたよね。



僕の中の君は。



それくらい見事な勢いだった。



「向こう見ず」という言葉はたった今生まれたんだね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] いやーいいですね! やっぱ人間勢いで突っ走るもんですよ! 先が見えてないって? じゃあ逆に先が見えてるやつなんかいるのかって話ですよね! 一寸先は闇なんですから! [一言] もちろん私も…
[良い点] 初見で詩の真意が読み取れてませんでした。 白状します、ごめんなさい! 今回のエッセイ関係でやっと見えました。 とっても好きな詩になりました。ありがとうございます!
[良い点] 素直な感情が吐露されたすごくストレートに伝わってくるものがある詩作品だと思います。 私も詩を書くんですが、自作品と全く違う系統で良かったです。
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