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命を考える

作者: _白滝

生きるために死んでいく

死ぬために生きている

ゴールは一つでどんなに早くても遅くても結局一つで

生きるために殺して

殺されるために生きて

いつ訪れるかわからない終わりから目を背け明日があると信じて疑わない

今日を犠牲に未来が大事と宣って唐突の終わりを受け入れない

未来を夢みろ明日を生きろと強要されて希望を持つのが当たり前

そんな僕等には数多の命を踏台にして生き続けるほど価値はあるのだろぅか?

夢みた未来は幸福は誰かを何かを陥れ掴み取るほど価値があるものなのか

幾多の命を踏み潰し生きてゆくほど僕等に価値はあったのだろぅか?

生きたい命を貪っている事実から目を背け意義があると信じて疑わない

俺は正しい私は正しいと自分ばかり考えて他者を思いやるフリをする

でも結局みんなわかってるのさ何かを誰かを蹴落とさなければ幸福は訪れない

生きたい命を貪らなければ生きていけない

それだけ沢山殺した命と心を

それだけ殺した上に立つほど

僕等に価値はあるのだろうか?

殺されるだけのものたちは殺されるだけの価値しかなかったのだろうか?

どっちが生きるのが正解でどっちが殺されるのが正しいのか

僕は今日もそれを考える


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― 新着の感想 ―
[良い点] わかりやすく短く書かれていた [気になる点] 疑問を持つだけでなく解決してほしい [一言] 一見現実主義的なところがありますが結構詩に近い感じだと思いました 明日を疑わないのは背けているの…
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