命を考える
生きるために死んでいく
死ぬために生きている
ゴールは一つでどんなに早くても遅くても結局一つで
生きるために殺して
殺されるために生きて
いつ訪れるかわからない終わりから目を背け明日があると信じて疑わない
今日を犠牲に未来が大事と宣って唐突の終わりを受け入れない
未来を夢みろ明日を生きろと強要されて希望を持つのが当たり前
そんな僕等には数多の命を踏台にして生き続けるほど価値はあるのだろぅか?
夢みた未来は幸福は誰かを何かを陥れ掴み取るほど価値があるものなのか
幾多の命を踏み潰し生きてゆくほど僕等に価値はあったのだろぅか?
生きたい命を貪っている事実から目を背け意義があると信じて疑わない
俺は正しい私は正しいと自分ばかり考えて他者を思いやるフリをする
でも結局みんなわかってるのさ何かを誰かを蹴落とさなければ幸福は訪れない
生きたい命を貪らなければ生きていけない
それだけ沢山殺した命と心を
それだけ殺した上に立つほど
僕等に価値はあるのだろうか?
殺されるだけのものたちは殺されるだけの価値しかなかったのだろうか?
どっちが生きるのが正解でどっちが殺されるのが正しいのか
僕は今日もそれを考える