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金?の力で無双する異世界転生譚  作者: 世難(せなん)
序章 ~『十の権利』~
4/216

十の権利・後編

19/07/19 本文 段落 修正

20/01/05 修正&統合&レイアウト変更

 残る権利は六つ。リストから重要性、必要性を検証して選定する。



(さて、上から順番に行くか!)


《構いませんよ》


(へ?)



 意気込む俺に、神様のストップがかかった。



《そのリストの全てに、権利を5つ消費してお答えしましょう》


(いいんですか?)


《一問一答の制約がある訳ではありませんので。……むしろ、捻くれた要求を思い描かなかった事に好感を覚えました》


(……捻くれた要求?)



 何だろう。



《権利を増やす、といった類のものです》



 ああ、成る程。


(割と定番……とゆーか、何で思いつかなかったんだ?)


 切れ味の悪い脳味噌だな、おい! と自分に突っ込む。



《考えていたら一問一答にしていましたよ?》



……なまくらで良かった。



《では、[転生について]からいきましょうか》



 身体は無いが、気持ち的に腰を据えて、どっしりと聴く体勢に入る。



《貴方の転生は魂の入れ替えに相当します。転生先の身体に宿る魂は既に消滅していますので、貴方がその空いた身体に移るだけとなります。一つの身体に魂が重複する、元の身体の持ち主を犠牲にするといった懸念は不要です》



……少し気が楽になった。早く身体が欲しいとは言え、他者の犠牲は望んでいない。別の身体に入る抵抗は少なからずあるけど、どうしようもない。慣れよう。



《種族は人間。環境は……貴族、と返答すれば良いでしょうか? 少なくとも直ぐに困窮するような生活環境ではないでしょう。転生後の世界での貴方に、我々が助力するような事はありません》



 今後、神様ヘルプ無し、と……んで、人間の貴族?


(貴族って何だ? ありがちな中世ファンタジー的な世界なんだろうか?)


 よく分からんが、何とかするしか無いだろう。寧ろ昆虫とか他の動物だったりしなかっただけ御の字だ。



《そちらの懸念もありましたか……そうですね、少し補足しましょう》



「オマケですよ」と置いた後、神様は続けた。



《魂には陽魂と陰魂があります。基本的に陽魂は男性、陰魂は女性と考えて結構です。陽魂は自身によく似た分体を作りますが、この分体は陰魂の中でしか成育出来ません。そのままだとすぐに霧散してしまうのです》



……耳慣れない用語に変換されていたが、話はわかった。まさかこの歳で神様に性教育されるとは思わなかったが、多分そういう意味であってるだろう。



《その通りです。体液を介在して行っているというだけで、その認識で間違いありません》


(体液言わんで下さい……)



 神様に直截な表現されると反応に困る。



《陽魂は分体を作るという特性から、自身の変質を忌避します。外観の変貌などはその最たるものです。故に、陽魂である貴方の他種族転生はリスクが高い為、行いません》



 説明されても、よくわからん。



《対し、陰魂はその逆。分体を受け入れる為に容易に変質します。異性、他種族、異形種への転生ですら、陰魂であれば可能です》



 つまり、どんな身体でも対応出来るって事かな?と、解釈した所で「あっ!」と、思った。



 怪談・幽霊とかは確かに女性の話が多い。神話やら伝記関係で登場する人外の生物も、女性の身体をベースに翼の腕、蛇の髪、蜘蛛の脚など特定の部位が別種で表現されるのが殆どだ。逆に男のはさっぱり思いつかない。


(アニメやゲームとかの創作物……あのサイトの異世界転生関連も、男より女が他種族って方が多い気がする)


 全部では無いが、明確に偏りは感じる。本能か魂で忌避してるんだろうか?


(成る程なぁ……)


 思わず納得する。面白い話を聞いた。



《理解が届いたようですね。蛇足はここまでにして、次に移りましょうか。その前に1つ貰いますよ》



 今までの話で権利を1つ消化したらしい。



(次は[世界を導くとやらについて]の項目か。漠然としすぎて意味わからんよな、これ)


《……3つ消費しましょう》


(はい?)


《重複した項目も有りますし、まとめて話した方が早そうですので。終了した内容はリストから消しますね》



 告げられると同時に、脳内のリストからさっき話していた[転生について]の項目の、『どういった形で転生するのか?』『転生後の種族は?』『転生先の環境は?』『転生先での生活の保障は?』が、スーっと消えていった。


(あ〜、思いついたの片っ端からリストに上げたからな〜)


 重複に関しては整理する前にストップかかった弊害であろう。俺は悪くあるまい……たぶん。



《まず、前世界……貴方の死後に関して教えられる事は何もありません。そして、転生先で死亡した場合、その世界の輪廻に入ります。如何様な手段を用いても、元の世界に戻る事はありえません。諦めて下さい》



……スッパリ切り捨てられた。『死んだ後どうなったか?』と『転生後に死んだらどうなるか』、『元の世界に戻ることは出来るか?』の3項目が消える。



(家族の名前も顔も思い出せないからなぁ……)


 あっさりと受け入れた自分に驚くと同時に納得する。本当に、今更ながらに名前の重要性を実感した。名前が無くなるだけで、自分があの世界に『居た』という確信が持てなくなるのだ。


(非情っつーより、情の預け先が無くなった感じかな)


 部分的な記憶喪失。育ててもらった恩義はあるし感じるが、そこに見知った人はいない。消去されたのだから、『思い出す』という行為自体がそもそも無意味だ。


(……転生したら、改めて泣く)


 元の持ち主には悪いが、決別の為に遠慮なく、涙腺使わせてもらおう。



《……今回は貴方を含め、6つの魂が転生の対象となりました。目的は『世界を導く事』なのですが……そうですね……あまり指向性を付与したくはありませんが、貴方の場合『救済』と考えていただいて良いかと……》


(マジですか⁉︎)



 黙って聞いていたら「世界を救え!」とか言われた。無理ゲーすぎる。



《導く方法や手段は転生者に一任されますので、私から『何をせよ』と指示する事はありません。貴方は(・・・)破滅や崩壊に向かうとは思えませんので、救済と表現しました》


(……それは、つまり、俺以外の転生者に、破滅やら崩壊やらを望む輩が居ると?)


《明言は出来ません……が、目的が共通するとは限らず、敵対の可能性も否定出来ない、と述べておきましょうか》



 リストの『他の魂は俺以外にどれぐらいいるのか?』と『目的は一緒か?』と『敵対の可能性があるか?』が消える。


(……参ったな、途方もねぇ。世界の救済とか、どっから手をつければいいのか見当もつかんぞ)


 明言出来ないと言っているが、しているも同然である。敵対勢力の可能性がある以上、無警戒に他の特性(チート)持ちの転生者へ協力要請なんか出来ない。


(つーか、転生者6人とか……全員で頑張ってどうにかなる問題じゃねーだろ、これ)


 権利を消費して追求した方がいいかも知れない。



《不要です。『何もしない』といった選択肢も認められます。貴方が考えているような、英雄的に主導し、先駆者となる事を強要するものではありません。前の世界で行なっていたような事でも十分ですよ》



……何の事だろう?



《貴方が今まで居た世界はとても良くやっています。最善とは言えませんが、比較的永く、世界を延命させていると言えるでしょう》


(どういう事ですか?)


《人間がその気になれば、世界など簡単に終わるのですよ。……一例くらいなら問題無いでしょう。要因の1つに資源の枯渇があります》


(……リサイクルか)



 まぁ、あれも世界救済活動と言えなくもないだろう。併せて省エネとかも全国規模で実施していれば、かなりの効果を発揮しているのではなかろうか?


……それにしても。



(本当に何をさせたいんですか?)



 神様の目的が見えない。まさかリサイクルやボランティアの為に転生させる訳でも無いだろう。世界を導いて欲しい、という要求でありながら、英雄的な立ち回りを強いるものではなく、何もしなくてもいいらしい。さっぱりわからん。



《世界の管理です。詳細が知りたいのであれば、権利を1つ頂く事になりますが、どうしますか?》



 他の世界から募って転生させる以上、神様サイドに思惑はあるのだろう。その思惑なり目的なりを、俺が知る必要があるかどうか……。


(……別にいいかな)


 思い付いた疑問をそのままリストに連ねていたが、今は『神様の希望に沿った生き方が俺に出来るか?』という懸念の方が強い。目的を知ってしまえば、否応無く影響を受けるだろう。



(既に転生で他の人の身体を貰うのは確定。その人の人生抱え込む可能性高いし、この上で神様の目的も加味して生きてくのは……ハードルが高いのでパスです)



 全力で潜るレベル。若しくはバーを倒すのが目に見えてる。のんびりでもいいのなら、平穏無事な人生を送りたいと思う。



《わかりました》



 その呟きと共に、[世界を導くとやらについて]の項目の『具体的な方法は?』『手段は?』『目的は?』がリストから消えた。



《では、次の権利を消費しましょう》



 リストの最期の項目は『神様について』だ。この権利が消費されれば、残りの数は1つになる。


(どうすっかなぁ?)


 リスト作成時点では、そこから6つの権利を消費するつもりだったので、1つ浮いてしまった。



《始めますよ?》


(あ、はい)



 棚ぼた権利の消費方法に思いを馳せていたら、催促がきた。話に集中しよう。



《話の前に、何か果物を思い浮かべて下さい》


(…………くだもの?)



 蜜柑(ミカン)林檎(リンゴ)葡萄(ブドウ)(イチゴ)は野菜だっけ……って、あれ?


(果物の『名前』は思い出せる。すげぇ!)


 感動だ。人名と地名はアウトだけど、食物関係の名称はまだ覚えているらしい。



(他にもいけるかな。え〜と)


《いえ、それではとりあえず蜜柑を思い浮かべて下さい》


(……あ、すいません)



 脱線しかけたらしい。慌てて蜜柑を想像する。



《では、皮を損傷せずに、その蜜柑の中に入って下さい》



……なんですと?



《前の世界で、貴方が、ミカンの中に、皮を傷付ける事無く、入る方法を考えて下さい》



 わざわざ要所で区切って神様が無茶な注文を寄越してきた。



(いや、無理でしょ。皮云々以前に大きさが違いますし……)



 想像の上でも無理だ。



《それが、『自分達でやらないのか?』の理由です》



………? ………あ〜、そういう事か。



(世界が蜜柑なんですね?)



 端折り過ぎて表現がおかしくなったが、つまりは神様が大きすぎて世界には入れないという事だろう。



《蜜柑に当て嵌めると、果肉が『世界』、皮が『世界を護るケース』、人が『創造神』となりますね》



 思わず世界の入ったケースを持つ巨人を想像してしまった。



《人がミカンに入ろうとすれば、皮を破って、果肉を潰す事になります》



 引用すると、創造神が入ろうとすれば、護るケースとやらを破って、世界を潰してしまう……って意味になるのか。


(でも、身体小さくすれば……ダメか)


 条件の指定がある。おそらく『ケース』の損傷自体が駄目なのだろう。物理的に考えるとどうしようもないから、魂に介入して間接的に干渉してんのか。



(でも、それなら神様が魂的な何かになれば入れるのでは?)



 フィジカルが駄目なら、メンタルで。まあ、この程度の思い付きでクリア出来るもんでも無いだろうけど、ちょっと聞いてみる。



《仮に、私が魂となったとしても、普通の人の身体では保ちませんので》



…………そりゃそうか。人と神様とじゃ、魂の大きさもたぶん違うだろう。そのままでは入れず、魂では行った先での身体が無い。魂だけというのは今の俺の状態で、何も出来ない。うん、詰んでんな。



《次に移ります。先程も言いましたが、『今後の支援』はありません。強いて言えば、この後貴方に与える『特性』こそが支援と呼べるでしょう》



 同じ様な事を2回もリストに書いていたらしい。失敗したな。



《あとは、その……最期の『また会えるか?』ですが……》


(……………………何だろうなぁ)



 多分、俺は何となく、この神様に親近感みたいなものを感じているのだと思う……不敬な事に。



《今の私が、転生後の世界で貴方と会う事は出来ません》



 例えるなら『外で初めて話すクラスメイト』のような気安さがあって、やけに話しやすい。



《私が入ろうとすれば、世界の方が保たないからです》



 外で会って話した後に「また今度」と軽く挨拶をする様な。或いは社交辞令か。その程度の思い付きみたいなものだったんだけど……。



《再会を望むのであれば、今の様な形になるでしょう。ですが、確約は出来かねます》


(では、権利を消費して確約して下さい)



 1つ残っている権利をここで使う。



《え?》


(再会を望むので、権利を消費して確約して下さい)



 大事なことなので2回言っといた。



《構いませんが……本当にその様なことに権利を使うのですか?》



 おお! OKが出た!……にしても「その様なこと」とは失礼な。神様との面会予約である。中々出来る事ではあるまい。



(知り合いの神様と死後に再会とか、浪漫があるので)



 老後ならぬ、死後の楽しみが出来た。



《……………………ふふ》



 あ、笑われた。死後を想定した約束とか、普通笑うわなぁ。


……でも、今まで信じた事も考えた事も無かった『死後』の存在を今は知っているのだ。そしてどの様な形にせよ、もう一回人生やる機会をくれた。ならその人生の終わりに、お礼くらい言いたいと思う。



《わかりました。面会予約を入れておきますので、なるべく早くお越し下さい》


(……………………いえ、遅参します)



 洒落になってない。



《はい。時間を空けておきます》



 こちらの予定に合わせてくれるようだ。良かった。



《では、最後に特性を与えます。何を希望しますか?》



……来たか。



(オススメとかあります?)



 ちょっと聞いてみる。



《残念ですが、私から提示するものはありませんよ》


(やっぱり)



 だろうな、とは思った。あんましこっちに指向性を与えたくないみたいな事言ってたし。


……しゃーない、自分で考えよう。ここで異世界系を読み漁った経験が役に立つ!……といいなぁ。




 まず、シンプルに腕力とか体力なんかが向上するのは要らない。喧嘩もしたこと無いし。


 精神感応。なんか操る感じの。

……要らんな、好みじゃ無い。


 時間操作は? 時間止めるとか、過去に戻ってやり直しとか。

……無いな。基本的に『大きな力には相応のリスクが生じる』というのが俺の考えだ。止めても制限あるだろうし、その中で自分だけ一生懸命動き回るとか疲れる。やり直し系も、俗に言う『詰みポイント』でうっかりやらかしたりしたらそのまま死ねる。想像しただけでメンタル保たない。


 作品から考えてみるか? 神様に同行してもらうとか。

……出来たら最強だったな。さっきの話だと世界に入れないらしいからまず無理だ。


 魔法とかあんのかな? まあ、有ったとしても使いこなす頭がないと駄目だろ。創作とはいえ、皆さん状況を踏まえて科学なり物理なりを駆使して対応なさるからな〜。学力と判断力が違いすぎて参考にならん。

……襟首とても引かれるけど。


 いきなり辺鄙な所からスタートして、ひもじい思いしてる作品もあったな。んで、袋から道具やら食料やらが幾らでも出せるっていうやつ。ただ、俺は貴族スタートらしいから、貧困に喘ぐ様な事には早々ならんだろ。幾らでも出せるのは魅力だが、んなもん金払って買えばいいし。

………………金?



(悪くない……かな?)


 何をするにも金は必要だ。概ねの作品でも、初期は金策に奔走することが多い。実生活でもそれは同様。実弾が無ければ戦えない。


(………………)


 費用があれば、想定される問題の大半は解決出来る。食料や住居、人員、旅費に物資、執政にしろ商売にしろ、どんな産まれでも、どんな役職についても、負担は軽減出来そうだ。


 加えて見知った『力』であるという利点も大きい。暴力も知力も自信がない。金の使い方を知っている、とまではいかないが、使用した経験はある。


(……金で確定だな)


 あとは特性(チート)らしくオプションが欲しい。魔法使いという夢溢れるジョブをスッパリ諦めるくらいの魅力。どんな状況でも支払いに困らない位あると素敵。ただ、盗られたら意味ないから盗難防止も欲しい所。そんだけあれば十分か?



《では、運用に不自由しない程の通貨で宜しいですか?》


(……はい。あ、盗られたら困るし、最初に大量に貰っても困るんですけど……)



 転生直後、置き場に悩む程持ってても盗まれるだけだ。どうにかなるといいんだけど。



《問題ありません。転生先の世界では、貴方の元の世界の『電子マネー』と酷似した支払いが主流となっています。盗難など起こり得ません》


(なんと!)



 転生なんて言うと、文明レベルがあんまり高くない所に放り出されるイメージしか無かったが、現代かそれ以上の水準らしい。



(やばい。ちょっと楽しみだ)


《期待を裏切る様ですが、前の世界より水準は下がりますよ?》


(……あれ?)



 電子マネーに似た支払いを、今より低い文明レベルで実現する?……ちょっと想像つかんな。



(……構いません。それでお願いします)



 ちょっと迷うが、金銭以上の特性は思いつかない。チートに金を要求とか我ながら俗っぽいが、この辺が落とし所だろう。



《それでは、貴方に特性を付与し、そのまま転生します。1つ目の特性は『素力変換』》



 そういえば2つ特性貰えるんだっけ。被ったらどうする気だったんだ俺。迂闊すぎる。にしても、素力変換ってどんな特性だ?



《2つ目は『身代わり』です》



…………身代わりって何?……あれ? 金は?



(あの、ちょっと質問が……)


《この様な約束をするのは初めてですが、再会を心待ちにしていますよ、『レーゼル・フロード』。貴方の転生に、意義と価値の実りがありますように》




 自分の名前が告げられるのと同時に、周囲の『青』が遠ざかり、気付けば寝室で横になっていた。

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