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お爺ちゃん、夏休みに入った

のんびり執筆、その内誤字脱字を修正する、予定です。

 儂達はその後、家に帰る為に分かれた。


 迎えを呼んだ後は、位堂さんと一緒に夏休みをどう過ごすなど話をして、迎えが来た後に家に帰る。

 中学校に向かって、澪を乗せた後同じ様な話題で……澪と話していて、音羽の頼みを何時聞いて向かうか考える。

 服の事や体の事で、色々世話になってるからの……少しくらい恩を返さねばの。


「お姉ちゃんどうしたの?」


「少しね、友達から頼まれちゃって」


「音羽さんかな? 何時もお世話になってるから、手伝える事なら手伝いたい!」


 春から夏にかけての間、音羽に服や女性の体について色々聞かされ……もとい、教えてもらってたからの。

 服も定期的に自ら足を運んで持ってきてくれる為、澪と顔見知りになっている……メイド達もそれに慣れた様で、儂の事を着せ替えして楽しんでおった。

 迷惑では無いのじゃが……こうきわどい物を持ってこられると、儂がの……自分で興奮してしまうからの。


「そうね、手伝えそうな時は澪も呼ぶね」


「うん!」


 澪の頭を撫でながら言うと気持ちよさそうにして、元気良く返事をしてくれた……本当に、澪にはかなわんの……可愛さに。

 そうなると、音羽に連絡と……穂村や雫、カナやヒナに連絡しないとの、都合を合わせるのが大変そうじゃ。


 その後家に着いて、メイド達に挨拶して何時も通りの時間を過ごして、お風呂を入った後に……呼ぶ予定の全員にメールを送ってみる。

 音羽には電話じゃの、電話かけようとした時には、数人からメールが返ってきていた。

 みんな大丈夫そうじゃの……日付もついでに聞いておいたからの、後は音羽が大丈夫かどうかじゃの。


『はい、もしもし~』


「音羽さん、2日後なら友達も空いてる事なので、行けますよ」


『了解、流石~仕事が早い~、それとも他の人の着替え見たくなったとか~?』


「茶化さないでください」


『はいはい、2日後ね……分かったわ、人数は何人くらい?』


 人数を聞かれたで呼ぶ予定の人数を言うと『了解、鳴って……そんなに友達いた?』と聞いてきた、確かにいなかったが増えたんじゃ!

 ただ……そうじゃの、水泳の授業はヤバかった……天国に行きかけてた程じゃからな、慣れてきてはいるがやっぱいいものじゃの。

 そうして、電話を切ると2日後に備えて寝ることにした……。



 夏休みなので、のんびりとした時間なのに、早く感じてしまった。

 あれから2日後、店に行く日が来ていた……そして、みんなを待ってるんじゃが。


「お姉ちゃん、何時に来る予定なの?」


「えっとね……10時くらいに集合だから、後1時間くらい」


「大人数でお出かけなんて、久しぶりだから楽しみ!」


 澪は友達がいない訳じゃないが、あまり遊びに歩く印象は無いの……やっぱり儂とかの事を気にして早く帰ってたのかの?

 リビングのテーブルに座って、2人でのんびりとしていると……メイド達が慌ててこっちにやってきた。

 千尋もいるみたいで、何があったのかの……そういえばどうせ出かけるから、とメイド達に言うの忘れたわい。


「鳴、家の前にリムジンが止まったのですが?」


「呼びましたよ、ただ今回は店に行く予定なので良いかと……」


「事前に説明してください、と言いましたよね? 言いましたよね?」


 問いかけに答えると……肩を千尋が掴んで、反復するように2度、儂に言ってきた……やっぱり言わないとダメじゃったか。

 千尋は「家に呼ぶのは構いません、ですが! 連絡はしてください、メイド達を失禁させるつもりですか!」とそのまま叫んでくる、儂が悪かった……本当に。

 話を聞くと納得出来てしまう……家に、友達を呼んで全員が来るまでの間何処で待つって……自分の家じゃの。


「もう、お嬢様は何時も……なんで連絡しないんですか」


「お姉ちゃんも悪気があったわけじゃないよ?」


「澪様、それは私も分かっています、分かっているからこそ……困ってるんです」


 話をしていると、家のインターホンが鳴った……リムジンが止まったと言ってたから、誰か来たみたいじゃの。

 千尋は慌てて玄関に向かっていき、それと同時にメイド達もそそくさと持ち場に戻るように散っていった。

 少し待っていると、カナとヒナがリビングにやってきた。


「花咲さん、おはよう」


「花咲さん、澪さんおはよう~」


「「おはよう~(です!)」」


 2人に挨拶を返して、全員が揃うまで話をしていた。

 ヒナと「最近暑くて、ぐったりしちゃう……」という話をして、一方……カナは澪と「何か、面白い物見つけた?」「何も無いけど、面白い事はあったよ!」という話をしていた。

 のんびりと時間は過ぎていって、位堂さんに穂村、雫……羽田さんに原野くんがやってきた。


「こんなにいっぱい来るとは、思ってなかったですわ……」


「全員に言ってないです」


「説明してくださいません!?」


 位堂さんの呟きに儂が答えると、声を荒げて言ってきた……そんなに、重要な事じゃったんじゃな。

 全員……原野くん以外頷いていた、そうか……それは悪い事したの。

 あれ、さっきから儂……心の中で謝ってばかりじゃの。


 全員揃った後は、移動どうするかの……歩いて行くのもありだと思うのじゃが、お嬢様が多いから歩きは危ないかの?


「俺は、護衛役という事か……1人くらい知り合い連れてくれば良かったな」


「ヒューヒュー、原野くんハーレムだよ、誰が狙いかな~」


「穂村やめてやれ」


 原野くんが一番いづらそうにしていた……確かによく考えて見れば、1人男はいづらそうじゃな。

 だけど、儂だったら絶対心の中で喜んでおったぞ? 可愛い子に囲まれるのは好きじゃ!


 そして、みんなで玄関を出て何で行くかを話あう事に。

次は、12月5日予定

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