表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/53

お爺ちゃん、2人と話をしてみる

休みに入った後、お爺ちゃんのターン! がある予定……かな?

誤字修正

 音羽から電話を終えて、時間を確認していた。


 スマホの時間を見た後、周りの3人に顔を向けて……「まだ少し余裕あるから、歩きながら話そう?」と言った。まだ歩いても間に合う時間じゃしの。

 そして穂村が「内容何だったの~?」と言い出した、絶対穂村に言えんの……体じゃと言うくらいじゃから、服関連だと思うしの。


「予定あるかっていう、電話よ」


「なんだ~、音羽さんの事だから鳴の体を使って、新商品を着せるのかと思ってたのに」


「あまり、鳴のいやがる事してやるなよ」


 雫は優しいの、穂村が勘が良すぎるのではないか? 実際にそんな用な気がするから言わなかったのじゃがな。

 下駄箱に着いてそれぞれ上履きに履き替えた後、のんびり歩いて行く。

 話していると、廊下を走る音と声が聞こえてくる。


「こら~! 落書きはするなと言っておるだろう!」


「あはは~、またないよ~だ!」


 あの渋い声は……「何時も羽田は怒られてる~……教頭もお気の毒~」と穂村が言ってきた。教頭だったのじゃな。

 うん……? またこっちに来そうな予感がするのじゃが……。

 長方形の下駄箱の所で止まってるので、走ってる側には見えない気もするが……さすがにこっちには来ないじゃろ。


「じゃあね~……わぷっ」


「騒がしいですわね」


 また、儂の胸に収まってきた……身長もそこまで大きく無いからダイレクトに入ってくの。

 位堂さんは注意というか……少し迷惑そうに言っていた、穂村や雫は日常の事なのか……特に気にしてなかった。

 それよりも、前と同じく胸の所でスリスリするのはやめて欲しいのじゃが……。


「はぁ……安心する~」


「やっと追いついたぞ!」


「教頭……注意しておきますので、廊下を走るのは良くないですよ?」


 息を切らしながら教頭が走って来た、雫はそれに注意をしていた。意外と素で言ってる所見ると、やな事でもあったのかの?

 穂村が耳打ちで「……教頭は、雫の持ってる刀の事でグチグチ言ってるから、雫も素で返してるんだよ~」と言ってきた。

 教頭は「問題児ばかりではないか! 校長に言いつけてやるわ!」と言いつつ、去っていった。


「あ、ありがとう……」


「貴女を助けた訳じゃない、教頭には私自信いやけを指してるから」


「それにしても、雫って敬語じゃなければカッコイイよね~」


 羽田さんが儂から離れ雫に言うと、そっちを見ずに答えていた……それを見た穂村がニヤニヤしながら茶化していた。

 儂としては、やれやれという感じじゃが……まぁ教頭の気持ちも分からんでもないが、自分の意見を押し付けるだけじゃ、ダメじゃぞ?

 奥から、原野くんが歩いてきた……そういえば、もう少しでホームルーム始まるかも。


「すまない、羽田を押し付けた上、助けてもらって」


「原野! 私は子供じゃない!」


「そんなにかしこまらなくていいよ、落書きを消すのも手伝うから」


 頭を下げた、原野くんに言うと「そうか、本当なら1人でさせるのだが……手伝ってくれるなら頼む」と再び頭を下げた。義理堅そうな、男じゃな……こういう男きらいじゃないぞ。

 羽田さんを見ると、プンプンとしてるように怒っているが、可愛いだけじゃな。

 雫は「付き合わなくてもいいだろう」と穂村も「私はいいかな~」とのことだ。


「しょうがないですわね、私は付き合いますわよ」


「え? 意外~位堂さんってこういうの、付き合わないと思ったのに~」


「何時も貴女達が付いているのに、何かあったら大変ですもの……前みたいに」


 位堂さんは、何の事を言っているのかは分からなかったが……何かに責任を感じているようじゃの。

 と、そんな事をしている場合では無かったの、チャイムが鳴ってしまう。


「そろそろ、ホームルームが始まるので急ぎましょう!」


「「そうだった(~)!」」


「忘れてましたわ……」


 そう言って、儂達は教室に急いでいった。

 なんとか、間に合ったが……こうも喋ってしまうと時間を忘れてしまうの……。

 6人も走ってきたせいで、先生もびっくりしていた……というより全員の生徒が珍しいのかびっくりしていた。


「そ、それじゃホームルームを始めます」


「「「「は、はい」」」」


「今日は全てのテストのお返しと、終業式で終わりとなりますが……」


 急いで座った後……先生はそう言って、溜めた後「追試になる者がいるので、その人は学校に来てくださいね」と言った。

 無意識なのか分からんのじゃが……端から見れば、笑顔の裏に黒い顔が見えそうじゃな。

 追試がいるという話じゃからな。


「それでは、今回のホームルームは終了となります」


 そう言って、教室に残って、手元にある人数を確認していた……このクラスは珍しく、点呼を取らない。

 遅刻する者も決まってて、点呼をとってもしょうがないという……事で前からしなかったらしいの。

 稀に休む者がいても、確認しておくらしいから、特に問題も無いんだとか。


「テストの結果楽しみですわね」


「私は、あまり気にしないけど」


「鳴さんは……そうでしたわね」


 位堂さんが近づいてきて、そう言ったので返すと……呟きつつ少し、落ち込んでいた。何でじゃ? そんなに真剣勝負したかったのかの?

 といっても運動系は儂、鳴は知識系じゃから……隙が無さそうなんじゃが。

 ホームルームの時間を終わってから、先生は教室を出ていった。


 少しした後、テストの束を持ってきた先生が入ってきた。

次は、11月26日予定です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ