お爺ちゃん、2人と話をしてみる
休みに入った後、お爺ちゃんのターン! がある予定……かな?
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音羽から電話を終えて、時間を確認していた。
スマホの時間を見た後、周りの3人に顔を向けて……「まだ少し余裕あるから、歩きながら話そう?」と言った。まだ歩いても間に合う時間じゃしの。
そして穂村が「内容何だったの~?」と言い出した、絶対穂村に言えんの……体じゃと言うくらいじゃから、服関連だと思うしの。
「予定あるかっていう、電話よ」
「なんだ~、音羽さんの事だから鳴の体を使って、新商品を着せるのかと思ってたのに」
「あまり、鳴のいやがる事してやるなよ」
雫は優しいの、穂村が勘が良すぎるのではないか? 実際にそんな用な気がするから言わなかったのじゃがな。
下駄箱に着いてそれぞれ上履きに履き替えた後、のんびり歩いて行く。
話していると、廊下を走る音と声が聞こえてくる。
「こら~! 落書きはするなと言っておるだろう!」
「あはは~、またないよ~だ!」
あの渋い声は……「何時も羽田は怒られてる~……教頭もお気の毒~」と穂村が言ってきた。教頭だったのじゃな。
うん……? またこっちに来そうな予感がするのじゃが……。
長方形の下駄箱の所で止まってるので、走ってる側には見えない気もするが……さすがにこっちには来ないじゃろ。
「じゃあね~……わぷっ」
「騒がしいですわね」
また、儂の胸に収まってきた……身長もそこまで大きく無いからダイレクトに入ってくの。
位堂さんは注意というか……少し迷惑そうに言っていた、穂村や雫は日常の事なのか……特に気にしてなかった。
それよりも、前と同じく胸の所でスリスリするのはやめて欲しいのじゃが……。
「はぁ……安心する~」
「やっと追いついたぞ!」
「教頭……注意しておきますので、廊下を走るのは良くないですよ?」
息を切らしながら教頭が走って来た、雫はそれに注意をしていた。意外と素で言ってる所見ると、やな事でもあったのかの?
穂村が耳打ちで「……教頭は、雫の持ってる刀の事でグチグチ言ってるから、雫も素で返してるんだよ~」と言ってきた。
教頭は「問題児ばかりではないか! 校長に言いつけてやるわ!」と言いつつ、去っていった。
「あ、ありがとう……」
「貴女を助けた訳じゃない、教頭には私自信いやけを指してるから」
「それにしても、雫って敬語じゃなければカッコイイよね~」
羽田さんが儂から離れ雫に言うと、そっちを見ずに答えていた……それを見た穂村がニヤニヤしながら茶化していた。
儂としては、やれやれという感じじゃが……まぁ教頭の気持ちも分からんでもないが、自分の意見を押し付けるだけじゃ、ダメじゃぞ?
奥から、原野くんが歩いてきた……そういえば、もう少しでホームルーム始まるかも。
「すまない、羽田を押し付けた上、助けてもらって」
「原野! 私は子供じゃない!」
「そんなにかしこまらなくていいよ、落書きを消すのも手伝うから」
頭を下げた、原野くんに言うと「そうか、本当なら1人でさせるのだが……手伝ってくれるなら頼む」と再び頭を下げた。義理堅そうな、男じゃな……こういう男きらいじゃないぞ。
羽田さんを見ると、プンプンとしてるように怒っているが、可愛いだけじゃな。
雫は「付き合わなくてもいいだろう」と穂村も「私はいいかな~」とのことだ。
「しょうがないですわね、私は付き合いますわよ」
「え? 意外~位堂さんってこういうの、付き合わないと思ったのに~」
「何時も貴女達が付いているのに、何かあったら大変ですもの……前みたいに」
位堂さんは、何の事を言っているのかは分からなかったが……何かに責任を感じているようじゃの。
と、そんな事をしている場合では無かったの、チャイムが鳴ってしまう。
「そろそろ、ホームルームが始まるので急ぎましょう!」
「「そうだった(~)!」」
「忘れてましたわ……」
そう言って、儂達は教室に急いでいった。
なんとか、間に合ったが……こうも喋ってしまうと時間を忘れてしまうの……。
6人も走ってきたせいで、先生もびっくりしていた……というより全員の生徒が珍しいのかびっくりしていた。
「そ、それじゃホームルームを始めます」
「「「「は、はい」」」」
「今日は全てのテストのお返しと、終業式で終わりとなりますが……」
急いで座った後……先生はそう言って、溜めた後「追試になる者がいるので、その人は学校に来てくださいね」と言った。
無意識なのか分からんのじゃが……端から見れば、笑顔の裏に黒い顔が見えそうじゃな。
追試がいるという話じゃからな。
「それでは、今回のホームルームは終了となります」
そう言って、教室に残って、手元にある人数を確認していた……このクラスは珍しく、点呼を取らない。
遅刻する者も決まってて、点呼をとってもしょうがないという……事で前からしなかったらしいの。
稀に休む者がいても、確認しておくらしいから、特に問題も無いんだとか。
「テストの結果楽しみですわね」
「私は、あまり気にしないけど」
「鳴さんは……そうでしたわね」
位堂さんが近づいてきて、そう言ったので返すと……呟きつつ少し、落ち込んでいた。何でじゃ? そんなに真剣勝負したかったのかの?
といっても運動系は儂、鳴は知識系じゃから……隙が無さそうなんじゃが。
ホームルームの時間を終わってから、先生は教室を出ていった。
少しした後、テストの束を持ってきた先生が入ってきた。
次は、11月26日予定です




