是非婚約破棄してください
とうとう卒業式が来てしまったわ
卒業して半年後には、王子と結婚なにが悲しくて、こんなバカ王子と結婚しないといけないの
あら向こうから、王子とその取り巻きたちが来たわ
あらあら王子の腕に絡み付いてるのは、最近評判が悪い去年入学して来た男爵令嬢かしら?
「シルティアもう我慢ならない、お前との婚約を破棄させてもらう
か弱くて優しいアイラ嬢に、あんな卑劣なことをしていたなんて、お前は最低だな」
このバカなに言ってるのかしら?
でも婚約破棄出来るなら
「喜んで婚約破棄させていただきますわ、
ですが卑劣なことってなんのことですか?
わたくしアイラさんとは、1度もお話ししたこと無いんですけど?」
「なにをしらばっくれてる、お前がアイラ嬢に対して、言葉で詰ったり、暴力を振るったり、物を捕ったり壊したりしてることを、知ってるんだぞ!!それだけではない、階段から突き落としたってことももう判ってるんだ」
「まぁそんなことがありましたの御愁傷様です 。
ですがわたくしはなにもしてませんわ、なにか証拠があるのですか?」
「お前以外に誰がやる、証拠はアイラ嬢の証言だ、泣きながら打ち明けてれたのだ
お前はそんなに王妃の座か欲しいのか」
はあ~馬鹿馬鹿しいわたくしはいつまでこれに付き合わなければいけないのかしら?
「わたくしがアイラさんを、いじめる理由がありませんわ、それに階段から突き落としたって、いつの話ですの?もちろん目撃者がいるんですわよね?」
「理由は俺とアイラ嬢が仲良くしてるのが、気に入らないからだろ 、
昨日の放課後授業が終わって、1時間後だったから目撃者がいないと思ったみたいだが、
目撃者なら居るぞ
お前が校門から出てないのも確認済みだ」
「わたくし見ましたわ、アイラをシルティア様が落とすところを」
「俺もアイラちゃんが落とされるところみた」
「俺も見たぞ」
アイラさんが皆に見えないように笑ってるのが見えた、嵌められたのね
この人たちバカなのかしら?
庶民やわたしくしよりもくらいの低い貴族が、嘘の証言するなんていいですわ
ボコボコにしてやりますわ
「校門から出てないのは当たり前ですわ。わたくし学園長の許可をとり、学園にある魔方陣で毎日授業が終わったらすぐ、魔方陣で城に行って王妃の勉強をしに行ってるんですから昨日もそうですわ、学園長に確認してもらったら直ぐにわかりますわ、
魔方陣は学園長室にあるのですから」
嘘の証言をした人たちを見ると皆青ざめていた
「さて嘘の証言をした人たちは、覚悟していてくださいね、公爵令嬢であるわたくしに嘘の、証言で罪を着せようとしたのですから、家を潰されても文句は言えないですわよ」
「どうかそれだけは」
「ごめんなさいなんでもしますから」
「家族に迷惑かけるわけには」
「わっわっわたしが悪いのなんの証拠も無いから皆にお願いしたの 、
だから皆にひどいことしないで
わっわたしが責任とるからお願いします
うわぁぁぁぁん、うわぁぁぁぁん」
「アイラ君は何も悪くない、だから泣かないでくれ、昨日のは違っていても他は全部シルティアの仕業なのだから」
イライラするうそ泣きはするし、勝手にわたくしのせいにするし
この二人地獄に落ちればいいのに
「いい加減にしてくれます
わたくしがアイラさんをいじめてなんのメリットがありますの?」
「だから言ってるだろう
お前はアイラと俺の仲に嫉妬をしたのだろう」
「はぁ~なにを勘違いしてますの、なぜわたくしがあなたたちの仲に、嫉妬しないといといけないのですか?わたくしはレオン様を好きになったこと1度もありませんわよ」
「なっお前無礼だぞ、俺を好きじゃないなら王妃の座か欲しいのだろう」
「それもありえませんわ、貴族にとって王族に嫁ぐなんて罰ゲームですわ 。王妃の座に夢みてるのは、庶民とバカな貴族だけですわ、
王妃見習いは自由な時間は無いですし、ちょっとでも間違ったことをすれば叩かれる最悪ですわ、レオン様に恋人が出来たなら、喜んで王妃の座お譲りしますわ」
にっこりと笑ってアイラさんを見ると必死に首を降っていた
あら贅沢な暮らしとちやほやされて暮らしたいけど辛い思いはしたくないのね
レオン様は信じられないものを見るような目でわたくしを見ると
「それもすべて嘘だろ王族に嫁ぐのが罰ゲームだなんて」
「嘘じゃあありませんわ、あとレオン様には残念なお知らせがありますわ 。わたくしと婚約破棄さることで次期王になるのはあなたの兄であるグレイ王子に変わりますわ」
「なぜだ王になるのは俺のはずだ俺は王妃の子供だぞ
側室の子供である兄が王になるはずがない」
あらこのバカ何も知らないのね
まぁだからこんなバカなことできるのね
王になりたかったらわたくしと婚約破棄するはずないものね
「レオン様には王族の血は一滴も入ってないからですわ、王妃様がレオン様を次期王にしたくて王の弟の娘であるわたくしと婚約させて王にさせようとしたのです」
「嘘だ、嘘だ、嘘だそんなことあるはずない俺が父上の子供じゃないなんて」
「本当だよレオンお前には、王族の血は流れてない、父上から伝言だ王族でいることは許す、だが王になることは絶対に無いそうだあとアイラ嬢との結婚許すそうだよ」
第一王子であるグレイ王子が現れたその隣には隣国の第一王子カイル王子がいた
アイラさんが二人に近づいていった
「わたし~レオン様と結婚するきないですよ~レオン様よりグレイ王子やカイル王子のほうが好きだな~」
アイラさんが二人にすりよるのをカイル王子はすごく嫌そうにしていた
「俺はお前みたいなアバズレ女は嫌いだ近寄るな気色悪い」
アイラさんすごいな~と思いながら見ていると、カイル王子がこっちに近づいてきた、なんかやな予感する逃げようかな 、
「逃がさないよシルティアやっとバカ王子と婚約破棄したんだチャンスは逃すつもりはない
絶対に幸せにする俺と結婚してくれ」
「いっ嫌です王族なんかに嫁ぐなんてお断りです。やっと婚約破棄出来たんです
王妃にならなくてよくなったんだからこれからは自由に生きるんです」
「うん俺の隣でなら自由です生きていいよ」
「だからお断りです」
わたくしはその場から逃げ出した
カイル王子とのたたかいはこの後一年間続いた二人がどうなったのから別のお話で