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1話

ついにやってしまった…。

基本完全不定期更新です。

感想・ご意見等のお返事はできませんのでご了承ください。

VRMMO(Virtual Reality Massively Multiplayer Online)が開発され早数年。

これまでに様々なタイトルが発表されてきた。

だが実際にそれを体験できている人数は実はそう多くはない。

なぜならば、一番要となるVRマシンの生産が追い付いていないからである。

VRマシンが初めて発売されて数年経つ今でも、人体への影響を唱え開発に反対してくるグループがあったり、その他諸々の理由により未だに大量生産が不可能な状態になっている。

また逆に、バーチャル世界の中で自由に体が動かせるという理由から、リハビリ等の一部医療行為にも使用されている為、市場に出回る数が極端に少なくなっている。


そんな、一般人が手に入れるのが非常に困難となっているVRマシンが、今俺の目の前にある。

しかもご丁寧に本日公開のタイトル「Another Life Online」も一緒にだ。


「はぁ~、まさか当たるとはな…。」


実は先日、ほんの気まぐれで買った懸賞本の景品にVRマシンがあったので、とりあえず送ってみてやれ。と、期待せずに応募したら見事に当たってしまったのである。


「いつかは欲しいと思ってはいたが…、まさかこんなに早く手に入るとはね。」


そう、俺も重度な廃人…とまではいかないが、かなりのゲーム大好きっこである。

いつかは手に入れたいと思っていた物がこんなにあっさりと手に入ってしまった。

…一生分の運を使い果たしてしまったんじゃないかとちょっと心配になる。


まぁそんなことはさておいて、早速起動してみる。

現在の時刻は午前11時50分。正式サービス開始は正午からだが、先にアバターの作成はできるのだ。


ベットに横になりヘッドセットを被り電源を入れる。

「Another Life Online」のロゴが出て、目の前が真っ白になっていく。




   「プレイヤーのデータを計測します。しばらくお待ちください。」




不意に文字が浮かび上がる。

この「Another Life Online」はプレイヤーの体つき等を計測し、現実世界と同じ体格のアバターを使用することになる。

これは現実とゲームの中で差がありすぎたときに起こる違和感をなくす為である。

別のゲームの話だが、リアルでは身長が160㎝程の人間がゲーム内で180㎝に設定した際に、違和感が大きすぎて歩いていても何もない場所で急にこけてしまったなんて話がある。

その為「Another Life Online」ではその違和感を無くす為にリアルの自分自身と同じアバターを使用することになっている。

もちろん外見などを全く弄れないわけではなく、髪型や髪の色、目や肌の色等は変更可能だし、又自分の体に違和感が無いレベル(一食食べる前と食べた後ぐらいの差)であれば変更可能となっている。

また体の頭の先から足の先まで計測されるので、このゲームではネカマ(ネット上のオカマ)は不可能となっている。


ちなみにこの計測データって運営の人間は見ることができるんだろうか?

まぁプライバシー的なことなので流出とかはないだろうが、もしごく一部の人だけにでも自分の身体情報が知られるとなると、特に女性プレーヤーとかは嫌じゃないか?



…まぁ、考えすぎか。

丁度測定も終わったみたいだし、さっさと設定をしてしまおう。


アバターは特に弄るつもりはない。あ、せっかくだし目の色だけ変えてみようかな。

目の色をから薄い緑色に変えてみる。




「アバターの設定を終了します。よろしいですか?」




文字が浮かび上がってきたので「はい」を選択する。

設定が終了すると最初のタイトルへ戻った。時間を見ると丁度12時になったところだったので、迷わずログインを選択する。


「只今よりチュートリアルを開始します。」




文字が消え、再び目の前が真っ白になり数秒後、気が付けば俺の目の前に一人の女性が立っていた。

のんびりと書きたいことを書いていく予定です。

更新ペースもカメの歩みほどになりそうですが…。

生暖かい目で見てやってもらえれば幸いです。

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