2好きな人
2好きな人
私は、話を聞いた後涙が止まらなくなった。だって、私の前世があって、こんな話だったなんて。思いもしなかったから。悠真は、私が泣いている間ずっと私を抱き締めていてくれた。私をこんなに好きにさせるなんて、本当あり得ない。
「悠真、もう大丈夫。離して。」
私は、そう言うしかない。だって、私のこんな姿好きな人に見られたくない。泣いてる私なんて、見られたくない。この気持ちいつか君に届くかな?心の中に問いかける。私、これからどうなるんだろう。
~次の日~
私、あれから少し考えた。好きな人、できたのはじめてだからかな?これからどうなるんだろうって。私は、ため息をつく。あっ、やばい。今日学校じゃん。着替えないと。私は、セーラー服を着る。リボンを結び名札をはめ。いつもやっていることが、楽しく感じる。だって、学校終わってからまた悠真に会えるんだもん。ロングストレートな髪、今日は編み込みする。よし、できた。家のチャイムがなった。ん?誰だろう?ドアを開けて見るとそこには…。
「悠真?どうしたの。こんな朝早く。あっ、おんなじ学校だったんだ。一緒にいこ?」
「うん、俺もそのつもりできた。それより昨日大丈夫?」と聞いてくる。大丈夫だよね。そう思いながらうなずく。何か、運命感じるな。こんなのってあり?毎日顔を見ていたら余計好きになっちゃうよ。