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心の花  作者: 桜井彼方
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1過去の記憶

私は、桜井彼方。高校2年生。ここ、桜井グループの社長・桜井玄は、私の父です。とっても優しい人で、自慢の父です。母は、桜井遥。名前が、私の父と、一緒で、 気品のいい、優しい母で、社長秘書をしている。私は、社長の娘だからって言って、お嬢様みたいな感じじゃない。親に認められるため、勉強を頑張って、今は、高校生の半ばだから、大学にまで目を向けなければならない。高校も推薦で、入った。みんなは、私のこと<成績優秀><スポーツ万能>とか言うけれど、何にも頑張ってないわけではない。みんなが、私に期待してるけど、その期待が、私には、負担に感じてしまう。私は、最近霊力が、高くてそこでは普通見えないものが、見えてしまう。そこで、私の前世があることが…


1私の知られざる過去

ある日、登校帰りに桜並木が並ぶ帰り道、私はふがいない者を見てしまった。そこで、誰かの声が聞こえてくる。

(危ない。桜の樹を見つめるな。)

そう聞こえた。まるで何かの音のような声。私の目の前に着物を着こなした、男の人が現れる。その男の人は、扇子をパサっと開き呪文のような感じのことを、唱える。

(邪悪な悪霊よ、邪悪な心を消しこの扇子に宿れ。)

悪霊に向けてそんな言葉を唱えると、白い光が芽生えその悪霊を包み、成仏していく。それにしてもこの人は、誰なんだろう。私は気になって仕方なかった。

(あなた、誰?)

(我は、そなたの現世の夫・徳元大翔。現世でそなたと恋に落ちたのだが、そなた・桜井彼方は、1ヶ月ごになくなったのだ。死に際に、¨未来では、あなたと一緒に…¨と。我は絶対に、そなたたちにこの事を伝えたかったのだ。詳しくは、我についてきてくれ。)

といい、さっき見た白い光の中に入って行く。まるで包まれていくように。私も後をつく。


すぐ、目的地に着いた。私は、大翔さんがいないことに気づく。あれ?どこいったんだろ?ちょっと待っていると、大翔さんににた、男の人が現れる。

「あなたが、桜井彼方さんですか?現世の話を大翔さんに頼まれ、来たんですが。あっ、名前は、徳本悠真。はるまって漢字が違うだけ。」

私は、うなずく。


~前世の話~

江戸時代末期、徳元大翔という、用心棒がいた。ある日、仲間に誘われ仕方なく白拍子を見に行くことに。

最初は、そんなの楽しくないだろって思っていたが、大翔は、先頭で踊っていた人に目を奪われた。一目惚れをしてしまったのだ。終わった後片付けているあの人に、声をかけたのだ。

「あなたのお名前、教えてくれ。」

聞いたけど、答えるはずもなく、笑顔を見せて、去っていったのだ。


そう思っていた、数日後その子にあったのだ。

「そなた、あのときの…。」

俺はその子に、声かける。

「はい。あのときは、すいませんでした。私は、桜井彼方。あのときは、芸者としてのルールがありまして、本当に、ごめんなさい。」

なぜ、そんなに俺を好きにさせるんだ…。一方の、桜井彼方は、なぜあなたはそんなに好きにさせるの?

「彼方、俺と結婚してくれ。」

そう言われたとき私は、私だけか、好きになってるんじゃなかったんだと思って、うなずいた。


数日後、彼方は医者でも直せない病にかかってしまい、書き置きを残してなくなっていた。

「私は、大翔さんがいてくれてよかった。未来、ううん、来世では大翔さんと一緒になりたい。」そう残して







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