初恋の場所【ルア】
hello~marinでぇす★
ショッピング中にいいネタが!ということで
ではでは
marin.
ルアが小5のころデパートが建ったんだって。
そのデパートに入るだけで新しい自分に生まれ変わったようにステキになれる。
そう。オシャレの勉強もできるし流行物の勉強もできちゃうあらゆる課外授業みたいな!
そんなデパートという建物があるだけで私は御満足です。
そして、今日もママとお出かけ(デパート)
おねだり作戦今日も成功なるかな??
今日はパッと目についたのが白いロングスカート。
ルア「ママ!これかわいい!買って~」
ママ「ゲッ!高いよルア!ママさっき、洋服買ったからお金一銭もないわー」
ルア「えー。なんでぇ?じゃあ自腹で買うよ!これ、気に入った!」
初めて【自腹】という行為を実行できた日。これもまた思い出になるだろう。
ハルキ「あ!ルアじゃん!ヤッホー!」
ルア「ハルキ~?なんでここにいるのぉ?」
ハルキ「妹の買い物に付き合ってんのー。あーめんどい。」
ハルキ母「ルアちゃんもいるのならさぁ。ルアちゃんとハルキが見たかった映画、見に行けば?」
ルア母「あ!そうね!ハルキ君の妹はこっちで何とかするから二人で行ってきなよ!」
そのころ【恋】という言葉の存在さえ知らなかった私たちは男女でも関わらず映画館へ向かいました。
ハルキ「俺、このSF映画初めてなんだよね~」
ルア「私も!あ!イメージキャラクターの【ホラン】のストラップ!」
ハルキ「おぉぉ~!ホラン!ペアで買おうぜ~」
ルア「うん!」
そのキャラクターストラップをバッグにつけて映画の劇場へ向かった。
アナウンス「まもなくー。映画【ホラーミステリアス】が始まります――。」
部屋が真っ暗になった。
ルア「くっら!」
そして、それぞれ自分の世界に当てはめて映画を楽しんでいた。
そこに男女が【キス】という行為をするまでは【恋】という存在がなかっただろう。
映画「ミッシェル、愛してる。」
映画「私も・・・・」
ハルキ・ルア「!!!!!」
ギュ・・・・・。
ハルキに・・・・小指・・・・握ってもらってる。。
それからというものの恋という存在をはっきりと分かった二人・・・。
けれども、その後ハルキは父の実家、フランスに帰ったという・・・。
そして今日も来ました!
ガー。
もう高校生なので小5に好んでいたファッションも変わってるよね?
そして、正面口に出てきた看板は・・・・
【閉店セール実施中!長い間の御来館有難うございました。】
閉店・・・・・・?
近くの花屋の店員に聞く。
ルア「閉店・・・・するんですか・・・?」
店員「そうよ。新しくリニューアルするの!楽しみにしててね。」
楽しみなんかにしてないよ・・・・。金がたまったのかなんなのか知らないけどこの思い出のデパートをリニューアルしないで・・・・
構わず店内へ。
【閉店まであと7日!全品50%off!】
人が増えたのは嬉しいけどやっぱり私は喜べない。
「閉店するからね・・・たくさん買ってしまおうよ!」
ボーダーのTシャツの男の子がそう言いながら母にくっついてくる。
そうだよ!たくさん買って思い出を作ればいいんだよ!
・・・・・・何言ってるんだあたし・・・そんな気になれないよ・・・
「映画館は私たちの出会った場所だもんね!その時に上映していたあの映画!買いましょうよ!」
そうか!映画をDVDショップで買えばいいんだ!
ムリムリ・・・・映画化って何が面白い。
「閉店するのか~。じゃあ写真撮ろうよ!」
そうだった!写真に残せばいいんだな!
あー。そうだ・・・。フランスに居るから2ショットできないんだった・・・。
そうだ!ツイッターで!
すぐスマホを起動させてツイッターを開いた。
そして、本屋でフランス語のまるわかり本を買った。
ベンチに座って読んだ後、外に出て写真を一枚、一階で一枚二階で二枚三階で3枚四階で四枚撮った。
そして、フランス語で「あなたとの懐かしの場所です」とツイッターに書いてスマホの電源を切った。
これで夢は果たした。
その後新しくリニューアルされた。
そのデパートでも思い出作り始めよう・・・・
次話に続く★
ソナトーク【思い出】
ルア:なつかしいい
ナノア:私も、初恋はハワイですわーー
ソウ:俺は・・・保育園・・・
ルア:それぞれ違うねww