学校の異変 前編
次の日
報聖学校へ
無論情報関連では有名だ
しかしながら、運動のほうはあまりにも有名ではない
そんな学校に通っているエイト
「おはよー」
「ハッお前は」
「いやいや分んだろ?前にも名前呼んでもらってないのが・・・悔しいよ」
「そんなに呼ばれたいのか?」
「うん」
「糞が」
「えっ・・・」
「そのまんまさ」
「ヒッヒドォイ」
「ハッ泣くなよ、ってかお前子供かよ」
「なんてね・・・でもちゃんと呼べる日まで待ってるから」
と気持ちを切り替えている・・・
「もううんざりだから」
と言い
暫く間を置いてから友達は話した
「あっもう時間やん行かなくていいのかーな?」
この言葉にハッと気づいたエイトはちょっと焦りながら
「あっやべぇっていうかお前が悪いやんか走るぞ」
と言い学校へ向かって走って行った・・・
その中のんきに友達はエイトにからかって
「そーだなエイトこれで10回目のお叱りだね~」
それでもエイトはこう答えた
「どーでもいいだろ、それよりも早くいかねぇと」
「あっ言ったね遅くてもいいやんそれに・・・」
と途中叫んだエイト
「いやいや前言撤回で」
と言ったら
「あっでも言ったよね♪」
と顔をニヤリとしながらエイトを見つめる・・・
そして・・・エイトはわかってるしあれだろとした顔で返事をした
「わかった、こうしようか・・・名前呼んでやるから!だが・・・今は、そんなときじゃないからな・・・」
と負けたよとした顔に切り替わった・・・
しかし何故か友達は今とは言わず
「よし良いぞ」
とよっしゃと言う顔をしながらエイトについて行った・・
そしてギリギリセーフで滑り込み~
ハァハァと荒い息をしながら
教室に入り
「おはよーエイト」
と生徒から元気よくエイトに言った
その返事に
「おう、ディト」と答えた
ディトは親友である
そんな時ディトは何か言いだし始めた
「今日の朝気づいたろ?」
「えっ?」
「知らんのか特別に教えたるであの鬼門教師の事さ昨日なぜか行方不明になっちゃってなそれで居ないんだ」
エイトは気づかなかった
しかしラッキーだと顔をニヤリとしながら
「マジか!」
と答えた・・・
「あぁ、良い知らせだろ?」
エイトはちょっと不思議なことに気づく
「でもどうして行方不明になったのが不思議なんだよな」
「そういえばそうだよな!よし!ルクヤ!なんか知らんか?」
「あぁ、鬼門教師ねそいつなら噂では親と喧嘩で行方不明になったとか聞いてるけどね」
「だそうだ」
なるほどそれならありそうだ・・・と頭の中で考えながら
「へぇーあんな鬼門教師だったらありそうやなー」と言った・・・
そして・・・
朝の会が始まる時間のチャイムが鳴るー
キーコーカーコーン
生徒たちは既に席に戻っている
この集団だけがまだ席についてない状態だった
「もう先生くるよ」
とエイトは言ったら
「おう先公な興味ねぇけどたまにはまじめに聞くか」
これは・・・意外な・・・と心で呟きながらこんなことを言ってみた・・・
「・・珍しいこと言うね」
それを聞いたディトは照れながら
「もういいだろ?自分の席に戻りやがれ」
と言い
素直だなぁとまた心で呟きながら
エイトは席に戻って行った
ガララーン
ドアが開く音・・・
「生徒諸君!おはよう!」
「ゲッあいつか」
「ん!?」
「いやなんでもないです~」
と焦るディト
それと同時に生徒全員は
「おはようございます」
と快く返事していたのである
「うん!良い天気だでは出席番号をとる」
そして順番に呼ばれ
最後に呼ばれたのは
エイトである
「エイト!」
「はい!」
「君がエイトかい?」
「そうですが・・」
「後で教室に来たまえ」
「わかりました」
「ではこれから連絡ですが
3つお知らせがあります」
生徒全員はざわめいた
「落ち着きなさい
1つめは
この担任は昨日熱が出てお休みです
もう2つはねみんな知ってる通り
鬼門教師はおやすみです
最後に
放課後に屋上には行かないで下さい。
以上連絡です。では生徒での連絡はありませんか?」
「はい」
一人の女が手を挙げ
立ち
「鬼門教師は行方不明ですよね?」
と即答をしたのと同時に
緊急担任は焦りながら
「何を言うのかと思えば鬼門教師のことですか?」
「はい詳しく話していただければ納得はしますが」
「それはね~言えないんだよねと言うより
知らないんですね」
「そうですかありがとうございます」
と女は席に戻って行った
その後
その緊急で来た担任は慌てて教室を出て行った・・・
1時間目が始まる前
に
ディトはエイトに話しかけた
「おいさっきあの女即答してその上に教師はなんか顔色分るよな絶対なにかあるな」
「そうだがそれに何か?でもさあの女誰だよ?」
「あぁ暗い女だろ、草刈 薫だろ?」
「うんなるほどでもなんで聞く必要あった?それに意味があったのか?」
「そうだよな・・・まぁもう1時間目始まるから放課後玄関に集合で」
「あぁ」
そして
1時間目が終わり
何もなかったかのように
6時間目まで普通に過ごしていた
遂に
放課後・・・
玄関で待っていると
向こうから
ディトと誰かと話している・・・
すると
こっちにやってきた・・・
「おーいエイト」
「うんなんだ?」
「今から屋上に行くぞ」
「はっ?あれさ朝の会で言われなかったか?」
「いいじゃねぇか真実を突き止めるのも悪くねぇ」
「わかっただが危ない時は逃げる良いな?」
「わかったよ!行くぞ」
「あっ忘れてた俺の友達だ」
とディトから紹介された
その人物こそが変化をもたらす
運命であった・・・
「はいこんにちは僕の名前は美都 和馬です、貴方と会えて光栄です!」
といきなり握手された
「あぁよろしく僕の名前知ってるのか?」
「はいエイト 本名は江斗 瑛賭ですよね」
「うんでもさそんな俺有名か?」
「はいっ!」
と目を輝きながら見つめた
それを割って
ディトは苛々しながら
「早くしようぜ!」
と言った
「あぁすみません!行きましょうかエイトさん」
「あぁ」
でもエイトは何かを忘れてるような
それでも屋上の事が頭で一杯で
何も考えないまま
屋上へ・・・
その先にどんな展開が!?