エッジとビスクとステラ
茶髪で私と同じくらいの子がエッジで赤髪でおっきい子がビスクか~
酒場のテーブルに3人で座り、ステラはエッジとビスクを眺めているとエッジが声をかけてきた。
「冒険者になる方法は知ってる?」
「うん、初回は受付の人に用紙を貰って、名前とジョブを書いて、出せばいいんだよね?」
ジョブとは冒険者として活動する人が自己申告で出す得意なこと、いわゆる自己PR。例えば剣が得意な人ならソードマンとか回復や光魔法などを扱う信仰系魔法が得意なら神官とかそういうやつ。
「私は神官って書いたよ!エッジとビスクは?」
「へー!神官で冒険者志望なんだ!…って杖みれば魔法職だろうなとはおもうけどね。僕はソードマン!」
「僕はランサーだよ。」
「二人とも武器が使えるんだね!すごいな~!…ってあれ?武器は?」
ビスクが答える。
「宿屋に置いてるよ。荷物と一緒に。手荷物になるしね。」
そっか…!冒険者の荷物ずっと持ってる必要ないじゃん…!えっ、もしかしてここで今荷物が一番多いのってあの豚の頭の人の次に私…!?
他にも武器や荷物を持っている人はいっぱいいたがステラほど多くの荷物をバッグに詰め込んだ人はいなかった。そう思うと頭に電流が走るようなショックを受け、次第にステラの顔は熱くなる。
それを見たエッジがフォローする。
「で、でも!ほら!あそこの人も持ってるし!ね!大丈夫だって!まあ!とりあえず受付に出して来ようよ!ほら!」
エッジがステラの手を引き、ビスクがそれに続くように後ろからついていく。3人の手には冒険者の申込用紙があった。




