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詩全集3

結露

作者: 那須茄子

少し冷えた窓ガラスに

指で書いた文字は

三秒後には消えちゃって 

なんにもなかったことに

まるで昨日のメールの返事みたいだ 


「どうしたの?」って聞かれたら 

なんて言えばいいのかな

それが好きな人ならより分からなくなる


淡くぼやけた

視界から

突如あらわる

水玉模様が私の頭を

散らばる

誰か代わりに 

かき集めてくれない?


また思い出す

片想いのセンチメンタル


晴れないいつまでも

だから

わざと遠回りする

道のりをかせいで

好きな歌を流しながら

少しだけ泣くの

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