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第0話

「五千年前、いまだ人々とともにこの世に神々が住んでいたころ、世界は混沌に満ちていました。灼熱の大陸、極寒の大地、吹き荒れる天候、悪魔の住まう森、怪物が魍魎跋扈もうりょうばっこする海。穏やかだった世界は魔境へと変貌し、また、絶対的な邪悪が存在していたからです。

特に強く、また、特に邪悪なものはそれぞれ”魔神ヴァルフ”、”悪魔神オーゼ”、”龍神ドラグ”とよばれ、多くの命を食らい、 また、多くの神を殺しました。これはいけないと多くの勇士や神が戦いましたが、倒すことができませんでした。そんな状況が長く続き多くの生命が疲弊したとき、とある五人が立ち上がりました。五人は団結し、多くの協力を経て3柱すべての悪神を打ち滅ぼし、世界を混沌から救いました。五人はその功績から五傑王とよばれ、いまでも人々に敬われています……はい、これで今日の神話のお勉強はお終い。何か聞きたいことはあるかしら?」


「ねぇシスター、五傑王ってだれ?」


「”魔王”様、”竜王”様、”聖王”様、”精霊王”様、そして私達吸血鬼の祖である”不死王”アレン様のことよ。ほかになにか質問はある?」


「「「ないよ!」」」


「そう、じゃあもうお夕食の時間になるから食堂にむかいましょうか。」


「「「はーい!」」」




◇◆◇◆◇◆◇◆



「くわぁぁぁ~っ。」


夕食を食べたらあくびが出てきたな。


「はぁ~眠いなー、寝ようかなー。んークイナ、継承戦っていつだっけ?」


「およそ14年と半年後です、アレン様。」


あとたったそれだけかぁ…


「よし、じゃあその前日…じゃ起きれないか。ん〜、継承戦の一ヶ月にでも起こして。寝てくるから。」


「かしこまりました。」


「じゃ、よろ~。」


「おやすみなさいませ、アレン様。」


「おやすみぃ。」


今回の継承戦はどんなやつが来るかなー。前回はさんざんだったからなぁ。少しはまともなやつが来てくるよう願っとくか。


当て字は適当です

響きで決めました

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