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投稿遅れました。これからまた、書き始めますのでよろしくお願いします。
どれだけ時間が経っても納得いかない、何故僕はここに居るんだろうか。こんな、人が多く五月蠅いところに。
僕たちは、今クリムゾンアイのライブを見に来ていた。
「おい、怜どうしたんだ、難しい顔して。何か考え事でもあるのか??」
こいつは・・・・一度死んだ方が良いんじゃないか。
「はぁ〜〜。別に何でもないよ。ただ、・・・・」
「ただ何だよ、言いたいことあるならはっきり言えよ。」
「ただ、ここに来たことについて、納得出来ないだけ。」
ほんと何でここに来たんだろう。
「今更何言ってんだよ!!ここまで来たんだから、ぐちぐちゆうなよ。それにまだ、ライブ始まって無いだろ!!怜だってライブ見れば気に入るから!!」確かにそうだ。まだ見てないから、分らないだけかもしれない。
「分ったよ、ちゃんとライブ見てから、文句言うよ。そういえば、クリムゾンアイってどんなグループなの??」
「・・・・・はぁ〜。そういえば、お前クリムゾンアイ知らないんだったな・・・。分った。まず・・・・・。」
ジュンの説明によると、クリムゾンアイは、4人組の女性アーティストで、ボーカルのユキ、ベースのアイリ、とリン、ドラムのハルでみんな、大学生らしい。
「すげー詳しいなジュン。そこまでいくとキモいな。」「なっ!!こんなの普通だ!!キモくない!!」
「はいはい、僕が悪かったから、大声出さないで。それにしても、ジュンがここまで入れ込んでなんてびっくりだよ。」
「いや、まぁ俺も最初はそんなに興味無かったんだけど、友達に連れられてライブを見に行ったんだ。そしたらなんとびっくり全員美人なんだよ、それからだな、ハマったのは。」
「要するに、歌はそんなに上手くないけど、顔は良いと、だからハマったと、そういうこと??」
そういった瞬間純也がいきなり手で口を押さえてきた。
「馬鹿!!あまりそういうこと言うな!!周りに聞かれたらただじゃすまないぞ!!」
そういいながら純也は周りを見渡した。
「・・・ふぅ。よかった誰にも聞かれて無いな。ったくあんまり変なこと言うなよ、別に歌が下手なわけじゃない。逆に上手いよ。その上顔も良いから人気があるんだよ。」
「なるほどねぇ~~。」
そんなどうでもいいことを話していると、司会者が出てきた。
「これよりクリムゾンアイのライブを始めます。それでは皆さんお願いします。」
そしてライブが始まった。