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リミテッド

作者: 瀬田蒼

知ってた。

わかってた、きっと。頭のどっかで。


だって私はあなたのことをずっと見てたんだから



あー、こいつ私のことを繋ぎにしてるな、、


そう思ったのは初めてじゃなかった。

いや、思ったのは初めてかもしれない。今までは気づきそうになると最後まで考えなかったから。

考えたく、なかったから。


私に触れる、この手に気持ちが入ってないなんて、つらすぎる。


彼は単身赴任でたまたま滞在しているだけで、期日がくると地元に戻る。

きっとここよりも可愛い子が沢山いるとこに。

赴任先にいた女が私しかいなかったってだけ。


きっとあなたからしたら軽い触れ合い

女が周りにいないから


私にとって忘れられない

触れ合い

後ろから回るあなたの手


思ったより逞しい腕


すぐ近くに感じたあなたの存在


さよなら、今日が終わる時すべておわりだね。

でも、今日が終わるぎりぎりまで、君の電話を待ってていいかな

想えるのは今夜12時までだから。

明日からはただの同僚としてしかみないから。

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