5回目 反転の力
反転って何でも反転するのかなーそんな事を思う人もいるだろうと思う
それは自分で感じろ!!
作者の不知火のモットーは考えるな感じろです。
パンチングテストが終わって皆が帰った。今俺の視界にいるのは昔同じ小学校であった時に泣かせた幼女椎名千春ただ一人。
しっかし、 大きくなったものだ胸もいい感じに膨らんできてるしなhehe....
「お兄ちゃん何考えてるの?さっきから、大きくなったとかなにか言ってるけど...」
「どわあ!!?ああ何でも無いんだよーーー(笑)」
「なんかいやらしい顔ですけど。」
「いやいや、そんなことないだろ!!胸がおっき...」
「おっき?」
グハッ!!幼女におっきとか言わせちまった(嬉)
ヤバイ俺もおっきくなってきたww
「お兄ちゃん...(恥)」
「ん?」何か顔が赤い。熱っぽいのかな。
「お兄ちゃんのそれ...」
「それ?」
「真ん中にあるそれ....」
「ヘソか?」
「言わせないでくださいよ」
「いやわかんないよ」
「ぽんちおだってば!!」
「ぽんちお?」
「逆ですよ(恥)」
逆から読めってことかな
えーっと..
「おちん..ぢゅぁああああああ!!!!」
「ごめん、見苦しいもの見せちゃって」生じゃないよ
「いえ...」
「そんなことより、やっぱりお兄ちゃんの力って...」
「俺の力?」
反城は自分でも分かってはいなかった。
「ちょっと、失礼しますね。」
その時、千春が俺の右腕に触れてきた。
「ってーーー!!なんでこんなに痛むんだ。」
俺の右腕は真っ赤に腫れていた。
「やっぱり」千春が何かを確信した。
「やっぱり?」反城が問った。
「お兄ちゃんの能力は反転能力です。」
「反転能力?」
「つまり、力を反転できるんです。」
「じゃあ急に力が強くなったのは...」
「はい、反転能力の効果です。」
「じゃあこの腫れあ上がった右腕はなんだ?」
「それは、攻撃力が強くなったから、防御力が
弱くなったんです。」
「そのため、殴った衝撃で腕が腫れ上がったんです。」
「だいたい良くわかった。攻撃力ks防御力神反転したからだな。」
「はい。」
「しかし、どうやったら元に戻るんだ?」
元に戻らなくては色々困る。
「大丈夫ですよ、これを飲んでください。」
いたって普通の薬に見える。
「これはなんだ?」
「ただの精神安定剤ですよ。」
とりあえず飲んでみた。
「あれ、さっきより、力がなんかなくなったような...」
「精神が安定したため戻ったんですよ。」
精神が落ち着けば反転は元にもどる。と言うことらしい
そんなことしているうちに時は刻々に過ぎていった。
「やっべーそろそろ帰った方がいいぞ椎名。」
「そうですね。」
帰り道を無言で帰っていく。話すのお互いになぜかできない。
ふと俺は思った。さっきから椎名と帰り道がずっと一緒な気がする。
椎名と俺の家ってこんなに近かったけ...
それだったら過去にすれ違いが無かったのはおかしい...
まさかの...いやいやあり得ない。お泊まりなんてまぁ本当はそうなってほしい
けどあんなことや..こんなこと...アヒャアヒャwww
そんな妄想を企てているうちに家に着いた。
もちろん椎名はまだ横にいる。
俺の家は一軒家であるため。000号室とかないぞ
なんでだ...
分からない...
しょうがない、聞いてみるか...
なんか緊張するな...
「あっあのー椎名」
「何ですか。」
「椎名の家ってどこ?」
「じゃあお兄ちゃんの家ってどこか教えてください。」
「えっここだけど...」
「へぇーここなんですか。」
「へ?」
まさか...
まさかの...
おっ.おと..おとま...おとまぢぃ...かんじまった。お泊まりーー!?
「ふつつかものですがよろしくお願いいたします。」
「ぇぇええええええーーーーーー!!」心の中ではキターーといっている。
「えぇでも俺、親いるしどうし...」
ガチャン!!椎名が扉に手をかけた。
「ちゅょぅっとまったーーーー!!」
もう手遅れだった。
すると椎名と俺の母さんが何か話していた。
「執也様のお母様、どうかこの私をお助けください。」
「どうしたのこの子。」
「母さんこれは...」
「まさか、執也!子供をお持ち帰りしたのかい!?」
お持ち帰りって...普通じゃ考えられないだろ...
「大丈夫だよお嬢ちゃん。このロリコン執也はたたきのめしとっから。」
「いえ、執也様は私を助けてくだっさったんです。」
あれ、助けた覚えないけど
「椎名、俺はお前を助けたおぼ ぃって!!」
椎名が俺の足をおもいっきり踏みつけた。
何て力だ...幼女なのに鮫島並みだぞ...
鮫島というのはクラスの筋肉馬鹿だ。
「分かったわ。椎名ちゃんどうぞ汚い所だけどあがってちょうだい。」
俺の知らないうちに椎名が家にあがった。
「えっどうなってんの。」
「執也!椎名ちゃん手を出したら、この鬼の皐月が許さないからね!!」
「分かってるって。」
因みに俺の母さんは反城皐月といって元暴走族の幹部だった。
キレると鬼ように金棒(金属バット)でぶっ殺しにいく姿から鬼の皐月という
名がついた。
俺がキレさしてボコされまくったこともあった。
まぁ防御力神の俺にとってはあまり痛くなかったが。
とりあえず、椎名を俺の部屋につれってった。
「へぇ~ここがお兄ちゃんの部屋か~♪」
なんか嬉しそうでよかった。
「そうだ、お兄ちゃん。」
「どうした。」
「先にお風呂入ってもいいですか?」
マジか!!へっえへへへへへじぇじぇwwwwww
「勿論いいよおっほほwww」
「顔が...」
「あはっスマンスマンwww」
「じゃあはいってきますね。」
ガチャン。椎名が風呂へ向かって行った。
ブ..ブh... ブhi...ブヒッブヒッブヒッブヒッブヒッブヒブヒ部費部費武火部費ブヒブヒブヒーーーーーーーーーーーーーーー!!!
「しゃあ覗くぜーーーーーーーーー!!」
「俺様の超小型カメラ飛行タイプしかも高性能!!そして防水対応!!!」
すたすた俺は風呂場へ向かう。
「楽しみだ...」
「今日のメインのおかずにしよう...」
この扉の向こうは脱衣所だ。
ガチャッ
「さぁおたのし...み...」
「何しに来た...執也...」
そこには鬼の皐月が金属バットを持って仁王立ちしていた。
「いやぁあ脱衣所に携帯わすれちゃってねー...」
「そんなものなかったぞ...」
「ぁあじゃあ部屋かなーーー探しにいこ~~」
「待てやゴルァ!!どうせ覗きだと思って。待ち構えていたんだよ!!」
「とんでもない...俺がそんなことするわけ...」
「黙れロリコン執也!!殺すぞゴルァ!!」
「いやぁーーメテーーーー!!」
執也は外へ逃げた。
「あぶねー...」
「秘密の通路から部屋に戻ろう。」
ここはまだ鬼には見つかっていなかった。が...
「見つけたぞ、執也ー!!」
秘密の通路にまた鬼が仁王立ちしていた。
「ナンデヤネン!!」
「なんでバレたんだよ...」
「てめぇの体にGPS着けたんだよ」
「ぁあ糞糞糞糞糞糞!!!」
「とりあえず死ねやーーー!!」
「やめれーーー!!!」
10分バットで殴られつづけられた。
そのあと部屋に戻った。
「どうしたんですかお兄ちゃん。何か残念そうですけど。」
「鬼にバットで殴られ続けられた...」
「痛そうですね。」
「いやぁ全然痛くない。」
「ああそうでしたね。」
言うまでもないが防御力の神俺だからだ。
「そういえばどこで寝るの。」
「お兄ちゃんと一緒。」
「しゃああああああああああーーーーーーーーーーー」
「嘘ですよ。」
「.....................」
なにも言えなかった。
「お休みなさい。」
「.....................」
なにも言えなかった。
朝をむかえた。
「ぁあ朝かーーん?」
反城の側に気配がする。
「ぢゅうぉあ!!」
椎名が添い寝をしていた。
しかも、服がはだけている。
「目の前にちっぱいが...」
「触るなら今しか...」
すると心の中で二人の俺が戦っていた。
正の俺がそんなことをしてはダメだ。それは犯罪だ。
悪の俺がいつ触るの?今やろ!!
確かに...正が負けた。
「全ての幼女に感謝して...」
「頂きま..」
「おはようございます。お兄ちゃん。」
「.............」
なにも言えなかった。
そうだ...今日だけしか椎名は俺の家に居ないのか...
糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞!!!
「今日で終わりだな。」
「何がですか。」
「ここに泊まるの。」
「なにいってるんですか。」
「えっ?」
「昨日の話聞いていなかったんですか。」
「本日よりわたしは反城執也の妹になりましたーーー。」
「ちょっとえべいうぇえええくぁwせdrftgyふじこlp」
こうして椎名千春は反城執也の妹になった。
今回は前回より長めです。
てかいいなーーいきなり妹ができるなんて。
そんな話が現実にあったら凄いな。
次回、6回目 反転活用。ご期待ください。