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私、魔法屋でアルバイトはじめましたっ!  作者: 椋鳥 虹
~ おまけ ~
13/14

【外伝】『新生・魔法屋アンティーク』へようこそっ!

前話で区切りをつけたはずが…ついつい書いてしまいました。

お気軽に読んで頂けると嬉しいです!



 完全に夏が過ぎ去って、少し肌寒くなってきた季節。

 ブリガディア王国の首都イスパーンの街に、一軒のお店があった。


 そこはかつて…近所の人たちから『毒キノコの館』と呼ばれた『魔法屋』だった。


 あるときは、年老いた魔女のような老婆と、孫娘のように小さな女の子の居る魔法屋だった。

 またあるときは、姉妹のように仲の良い二人の少女が切り盛りする魔法屋だった。



 そして今は……












 カランカラーン。

 お店の扉が開くベルの音が鳴り響く。

 ゆっくりと店内に入る、一人の男性。


「いらっしゃいませー!」


 まず聞こえてきたのは、明るい女性の声。

 しかし、続けて聞こえてきたのは…二人の女性の言い争う声だった。


「…ちょっとチェリッシュ!あんたもちゃんと挨拶しなさいよ!」

「い、いやよっ!なんでアタシがそんなことしなきゃならないのよっ!」

「だーかーら、働くってことはそういうことなの!」

「あたしは…魔法学園出身の超エリート魔法使いなのよっ!そんなことしなくたって実力で…」

「そんなことも出来ないから、あんたは追い出されてここに来たんでしょーが!いいから言うこと聞きなさいっ!」


 入店した男性がどうしたものかとオロオロしていると…

 店の奥からゆっくりと、二人の女性が出てきた。


 一人は…燃え盛る炎のような真っ赤な髪を軽く束ね、元気いっぱいの笑みを浮かべたスタイルの良い女性。

 そしてもう一人は…まるで魔女が被るようなとんがり帽子に膝上丈のミニスカート風の黒いローブを身に着けた、金髪の女性。

 赤髪の女性に首根っこを掴まれて、黒ローブの女性がしぶしぶといった感じでついてきている。


「ほら、チェリッシュ!いくよ」

「…はいはい、言えばいーんでしょ!ったく、バレンシアは煩いなぁ…」


 そして…二人の女性は来店し男性に対して、同時にこう口にしたのだった。


「「いらっしゃいませー!魔法屋アンティークへようこそー!」」










 ------------------------------










 時は遡ること数日前。


 ティーナが魔法学園へ編入し、エリスが隣国ハインツの王子と姫の家庭教師となったことから無人となってしまった『魔法屋アンティーク』に、バレンシアは一人で住み着いていた。


 だが、それも今日までのことだった。

 本日、業務提携先のイスパーン商会から、新しい魔法使いが…この魔法屋アンティークに派遣されてくる予定だったのだ。


「なかなか優秀でキレのある魔法使いを派遣するよ」


 イスパーン商会のフォア会長からそう言われて渡された履歴書には、一人の女性魔法使いの写真と経歴が書かれていた。

 30台前半の…魔法使いとしての熟練も経験もそれなりに積んだ人物だった。


「へぇ…薬剤調合が得意な魔法使いか、これだったらうまくお店を盛り上げられそうだね」

「そのかわりといってはナンだがな、彼女は…ちょっと対人関係が苦手なところがあるのじゃよ。そのあたりをバレンシア、お主がフォローすれば良いじゃろう?」

「んまぁね、そのあたりはまかせといて!」


 そして、いよいよこの日、その魔法使いの女性が初めて魔法屋アンティークに出勤する日だった。







 しかしこの日、バレンシアがいつまで待っても…この女性は現れなかった。


 なにかあったのかもしれない。

 もしかしたら道中で事故にでも巻き込まれたのかも…


 そう思ってお店に「イスパーン商会本店に行っています」という張り紙をして、フォア氏のところを訪れてみた。



「フォアさん。あの…例の魔法使いの人、今日から出勤予定だったんだけど、まだ来ないんだ…」


 するとフォア会長は、ものすごく申し訳なさそうな顔をしながら、バレンシアにこう告げたのだった。


「それがな…さきほど彼女から『辞表』を受け取ってしまったのだよ」

「じ、辞表!?」


 聞きなれない言葉に、フォア会長から渡された手紙に目を通してみる。

 するとそこには…綺麗な字でこう書かれていた。


『申し訳ありません、接客業は性格的に向いていないので田舎に帰ります』


「ちょっと、うちの店どうするのよーー!!」


 バレンシアは思わず絶叫してしまったのだった。








 フォア会長に会いに行った帰り道。…バレンシアはかなり凹んでいた。

 ようやく今日からちゃんとした『魔法屋』の営業ができると思っていた出鼻を完全にくじかれてしまったのだ。


「バレンシア、すまんのぅ。がんばって別の魔法使いを探してみるが…それまでちょっと一人でがんばってくれんかね」

「はぁ…まぁ仕方ないですね。でも、魔法使いがいなければうちはタダの法具店ですよ。しかもろくな魔道具を置いてないから、売り上げはけっこう厳しいですし」

「うむ、わかっておるよ。新しい魔法使いが見つかるまでマージンは下げておくから、なんとかバレンシアの力でがんばってくれんかね」

「うーん、わかりました…」


 バレンシアは仕方なく、とぼとぼとイスパーンの街を歩いて帰路についていた。

 なんだか頂点からどん底に叩き落された気分だった。


「くっそー、なにが『田舎に帰ります』だ!商売なめんなよっ!」


 そう毒づいてみるものの…なにか良い解決策があるわけではなく…

 バレンシアは一人、大きなため息をついたのだった。





 と、そのとき。

 先のほうでなにかガヤガヤと騒がしい声が聞こえるのを耳にした。


 どうしたんだろう…


 気になったバレンシアは、そちらのほうに足を運んでみることにした。






「1エルも持たずに飯を食おうとするたぁ、どういう魂胆だっ!?」

「ち…ちがっ!しゅ、出世払いだと言っただろう!わ、ワタシは偉大なる大魔法使いで…」

「あぁん?魔法使いだろうがなんだろうが、金を持ってなきゃただの無銭飲食だろーが!」


 そこは、飲食店であろうか。

 どうやらそこで、無銭飲食をしようとしたものが居たようだ。


 バレンシアの実家は飲食店だったので、実際に何度もそのような客に遭遇したことはある。

 そのときは、時には優しく、時には厳しく対応したものだった。


 しかし、今回の無銭飲食者はどうやら奇妙な人物のようだ。

 一エルも持たずにお店に入った上に…そのことがバレてもあれこれと言い訳をしている。

 …なんとも図太い無銭飲食者も居たものだ。ある意味バレンシアは感心してしまう。


「おらおら!!二度と来るんじゃねーぞ!!騎士団に訴えないだけでもありがたいと思いな!」


 いかつい髭を生やした店主は怒号を浴びせながら…その無銭飲食者をぽいっと路上に投げ捨てた。

 その人物は、ふらふらしながら…ぽてっと路上に倒れこんだのだった。



 その人物は、黒いトンガリ帽子に膝上ミニの魔法使いローブを身にまとった…見るからに『魔法使い』といういでたちをした女性だった。

 年のころは20歳くらいだろうか。

 だが、路上に倒れこんだまま、ピクリとも動かない。


 ざわざわとざわつく周りの野次馬たち。


 だが、ざわついたのも少しの間だけだった。

 イスパーンの街の人々も、簡単に他人に同情するほど余裕がある人ばかりではなかったのだ。


 やがて興味を失ったのか…観衆が一人、二人と立ち去り、ついにはバレンシアを残して誰も居なくなってしまった。





「おーい、あんたなにやってんだい?」


 それまで黙って様子を見ていたバレンシアが、ついに見かねて…倒れこんだままの女性に声をかけてみた。

 その声に反応して、女性の体がピクッと動く。


「……さい」

「ん?なに?」

「…うるさい。アタシのことなんて…ほっといてよ…」


 そう言うそばから、ぐるるるるるるるるるるるる!!と、猛烈な音が聞こえてきた。

 どうやらそれは、この女性のお腹から聞こえてきた音のようだった。

 …この女性、かなりの空腹らしい。


「うぅ…仕事はクビになるし…お金は盗まれちゃうし…もういやだぁあぁあぁ」


 そういうと、この女性はバレンシアの前でに倒れこんだまま…ボロボロと泣き出したのだった。















 場所は変わって、ここはイスパーンの街にある大衆食堂<愚者の夢>亭。



 がちゃん、がちゃん。

 食器を片づける音と、運ぶ音。それに食事をする人たちの話す声。


 バレンシアはその音が懐かしいなぁと思いながら、ビール片手に…目の前で必死の形相でパンや肉を貪り食っている女性を眺めていた。



 彼女は、ボロボロと涙を流しながら、一心不乱に食べ物にかじりついていた。

 いったいどれだけ飢えればこうなるのだろうか…

 まだ身なりも若いというのに、哀れというかなんというか。


 だが同時に、バレンシアは…彼女の食べっぷりに、違う誰かのことを思い出していた。


 …ティーナ。あんたがどっか行っちゃったから、訳わかんないのにあんたの特等席取られちゃったよ?

 …悔しかったら、早く取り返しに戻っておいでよ。


 しかし、バレンシアはそんな感傷は口にせず…別のことを彼女に問いかけたのだった。



「…ところで、あんたは名前なんていうの?」

「…むぐむぐむぐむぐ…」

「あーもう、とりあえずこれでも飲んで!」


 ごくごく…とバレンシアに手渡されたビールを一気に飲んだ後、この女性は「ぷはーっ!」と言いながら大きく息を付いた。


「ふー、生き返った…。あのまま飢え死ぬかと思ったわ。

 本当にありがとう、あなたには感謝するわ。あなたは命の恩人よ。

 アタシの名前はチェリッシュ。こう見えても年は19歳よ。年齢を言うとよく驚かれるんだけど…なんでかな」

「あたしはバレンシア。18歳よ。ここの店の娘で、今はちょっと離れたところで別のお店を経営してるわ」

「へー、あなたまだ若いのに一国一城の主だなんてすごいのね」


 ちょうどそのとき、バレンシアの父親のスラーフが追加のパスタを持ってきてくれた。

 その皿をひったくるように奪い取ると、チェリッシュはまたもやガツガツと食べ始めた。

 その様子を、なぜだか嬉しそうに眺めて立ち去るスラーフ。…彼もまた誰かのことを思い出したのだろうか。



「…ねぇ、チェリッシュ。ところであなた、なんであんなところで無銭飲食なんてやろうとしてたわけ?」

「ぶーっ!!」


 バレンシアの問いかけに、思いっきり食べかけのパスタを吹き出すチェリッシュ。おかげでバレンシアの顔面に、パスタの欠片が張り付く。

 心底嫌そうな表情を浮かべながら顔に張り付いた食べカスを拭き取るバレンシアに、チェリッシュは必死の形相で弁明した。


「ち…ちがうのよ!出世払いでの食事を相談しただけなのよ!そしたらあの変なオヤジから無銭飲食扱いされて…」

「あのねぇ、世間ではそれを『無銭飲食』っていうのよ」

「むむぅ…!ワタシは『ユニヴァース魔法学園』出身の、偉大なる魔法使いなのよ!それに対してなんて失礼なっ!」

「…で、その魔法学園出身の魔法使いさんが、どうして無一文でこの街を彷徨っていたわけ?」

「そ…それは…」


 そこで急にテンションが下がるチェリッシュ。

 そうして彼女は語りだしたのは…聞くも涙、語るも涙の辛い物語だった…。





 なんでもチェリッシュは魔法学園を卒業したあと、ベルトランド王国の魔法屋に一度就職したのだそうだ。

 ところが…勤務態度が大変悪く…本人いわく「あそこのやつらはアタシの偉大さを分かっていなかった」ということから、あえなくクビになってしまったらしい。


 自分は、ベルトランドのような小さな国に収まるような器ではない。

 ブリガディア王国のような大国の首都であれば、自分のような偉大な魔法使いを雇ってくれる立派な魔法屋があるはずだ。

 そう確信したチェリッシュは、馬車を乗り継いでこの街にやってきたのだ。

 ところが…


「到着初日に荷物を盗まれちゃって、有り金全部取られたのよ!それでも仕事さえ見つかればよかったんだけど…」


 チェリッシュは行く先々の魔法屋で、就職を断られたらしい。

 どうやら先ほどと同じようなトーンで「私は魔法学園出身の偉大な魔法使いだから、感謝して雇いなさい!」と豪語したようだ。

 その結果…見事にすべてで断られてしまい、さらにはお金もないので食うものにも困って…先ほどのような状況になってしまったらしい。







 すべての話を聞き終わったあと、バレンシアは正直ため息しかでなかった。

 これだけ…世の中を甘く見まくって勘違いした娘を、これまで見たことがなかった。


 だけど、不思議とバレンシアは…そんなチェリッシュのことを見捨てようとは思わなかった。

 それは…彼女に、遠く離れた友の姿を重ねたからなのか、あるいは…



「ねぇ、チェリッシュ」

「ん?なに?」

「あなた…仕事がほしい?」

「うっ…ほ、ほしいに決まってるじゃない!」


 先ほど飲んだビールのせいか…少し顔が赤くなったチェリッシュが、素直じゃない態度で頷いた。


 バレンシアは少し考えた。

 正直、自分は今『魔法使い』を欲していた。

 なぜなら…魔法使いが店にいない魔法屋は、魔法屋として営業できないからだ。

 しかし、だからといって…他の店をクビになり、かつ問題ばかり起こしそうなこのチェリッシュを雇うには、それなりのリスクも感じられた。



 そこで、バレンシアはひとつのアイディアを思いついた。

 ドンっと手に持ったビールジョッキをテーブルに叩きつけると、グッとチェリッシュの目を見つめた。


「そう。そしたらさ…チェリッシュあんた、あたしの言う条件が飲めるのなら、仕事を斡旋してもよいよ」

「…えっ!?」


 突如、目をキラキラさせてバレンシアのことを見つめてくるチェリッシュ。

 その姿は本当に無邪気で…純粋なものだった。


 もしかするとチェリッシュは、単に世間知らずなだけかもしれない。

 もしそうだとしたら…これからまだまだやりようがあるかもしれないなぁ。


 そう考えたバレンシアは、ニヤリと笑いながら…チェリッシュに向かってこう言い放った。


「まず…第一に、これからすぐにうちのお風呂に入ること。あんたちょっと匂うわよ」

「ふぇええええっ!?!?」


 バレンシアの強烈な一言に、チェリッシュは顔を真っ赤にしながら悲鳴に近い声を上げた。

 そんなチェリッシュの仕草がおかしくて…バレンシアは笑いながら彼女がオロオロする様子を眺めていたのだった。












 実家のお風呂から上がり、バレンシアから借りたTシャツを身に着け、さっぱりしたチェリッシュは…思ったよりも幼く可愛らしい顔立ちをした女性だった。

 肩まであるセミロングの金髪が…なんとなくティーナを連想させる。やせっぽちでぺちゃぱいなところなど、余計ティーナっぽかった。もちろん、あそこまでの美人ではなかったが。



 さて、仕事の斡旋に伴う条件の話である。

 チェリッシュは…バレンシアよりは1歳年上なのだが、正直とてもそうは見えないくらい幼かった。…おもに精神面で。


 世の中を甘く見ている。少なくともバレンシアはそう思っていた。


 なので、チェリッシュに対しては、改めて以下のような条件を出した。


 ひとつ、店長の言うことは絶対だから、必ず聞くこと。

 ひとつ、偉大なる魔法使いなどと偉ぶらず、自分の立場をわきまえること。

 ひとつ、雑用も嫌がらずやること。

 ひとつ、そのかわり、三食と寝る場所は提供すること。



 この条件を、結局チェリッシュは渋々飲んだ。

 生きるか死ぬかの瀬戸際なのだから、まぁ当然だろう。



「それで…アタシが働くお店は…どんなお店なの?アタシの体目的とか…無いよね?」


 ぎゅっと自らの身を抱きしめながら不安そうにそういうチェリッシュに、バレンシアはなんだか微笑ましい気持ちを抱いた。

 彼女の親友である二人の女性…ティーナとエリスとはまったくタイプの異なるこの女性に、少しだけ親近感が湧いた瞬間だった。


「そんな店じゃないわよ。あなたが働くのは…私のお店よ」

「えっ!?」

「心配しないで、あたしのお店は…『魔法屋』だから」







 そして、話は冒頭の場面に戻る。








 ----------------------








「ちょっと!バレンシアの言うとおりあいさつしたのに、あのお客さん逃げちゃったじゃないのよっ!」


 結局先ほどやってきた男性客は…二人同時あいさつという強烈なプレッシャーに耐えられず、そのまま踵を返して出て行ってしまった。

 慣れない営業スマイルに顔をヒクつかせながら、チェリッシュがぶつぶつ文句を言う。


「あんたがすぐにちゃんとあいさつしないからよ、チェリッシュ!」

「ふん…そんなのどうだか!アタシの美貌の前だったら、きっとなんでも買ってくれるってのに」

「こらっ!偉大なる魔法使いだけじゃなくて、その美貌ってのも禁止!それに…そもそもあんた、べつに顔普通じゃない」

「むきーーっ!なんですって!?いくら店主でも、その暴言ゆるせーーん!」


 チェリッシュがとんがり帽子を手に握りしめて振り回しながら、バレンシアを追いかけ回した。

 ケラケラ笑いながら、逃げ回るバレンシア。


 それが…魔法屋アンティークに、再び若い女性の歓声が戻ってきた瞬間だった。




 …こうして、新しく生まれ変わった『魔法屋アンティーク』の、新しい日常が始まったのだった。






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