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ep.6 生徒会Ⅱ

 現生徒会の自己紹介が終わり一年生の番が回ってきた。

 まずは私からと、レイアス殿下が立ち上がり自己紹介を始めた。


「私はこの学年の首席、レイアス・エルニール・セリントルです。私にできることは貴族科の経済学や運営を得意としています。

 そして、少しばかりですが武術の心得もあります。

 役職は総務を希望します。どうぞよろしく。」


 次はシャルロッテ嬢の自己紹介が始まった。


「私は三席のシャルロッテ・リン・フィーンズ、こちらにいらっしゃるレイアス殿下の婚約者です。

私は貴族科を得意としています。

役職は会計を希望します。よろしくお願い致します。」


 次の自己紹介は入学式の際に会った、メルレスと言う青年だ。


「僕は、魔法科特別生のメルレス・ラン・ドライブです。この通り目が見えませんが大抵の事は魔法でどうにかできます。文字の読み描きもできるので書記を希望しています。よろしくお願いします。」


 メルレスの自己紹介も終わりついに、ユフィーアの番が来た。


「私は次席のユフィーア・エスプリアです。魔法を得意としていて、貴族科の中では運営を得意としています。希望の役職は総務です。よろしくお願いします。」


 無難に自己紹介を終えた所で最後を締めくくるのはヴェニクスだ。


「俺はヴェニクス・ドラ・ゾルピレムです。俺は魔法が使えないが、武術は誰よりも秀でていると自負しています。希望の役職は書記、よろしく頼みます。」


 口調に問題はあるがとりあえず無事に全員の紹介が終わった。

 次は、業務内容についてだ。

 生徒会の仕事は大雑把に分けると行事の運営、予算管理、行事等の記録、生徒の取り締まりの四つに分けられる。

 ダンスパーティーや文化祭の運営は総務。

 予算管理は会計。

 行事の運営の流れや問題があった時は書記。

 会長、副会長は最終確認と押印や現場の指揮。

 取り締まりは問題があれば各自で対応。

 なお、生徒会は日常的に武器の所持が認められている。

 武器を所持する場合は、学園側に申請をしておくように、と書いてあった。


「何か質問のある人はいらっしゃいますか?」


 ライア副会長がそう聞くと、メルレス書記が質問を投げかけた。


「あの、武器って魔法薬でも大丈夫でしょうか?麻酔性の強い魔法薬を使用したいのですが⋯⋯」


「えぇ、もちろん武器の中には魔法薬や杖も含まれます。魔法薬の調薬をしたい際は申請すれば生徒会特権で調薬室も借りられますよ。」


 その言葉を聞いた瞬間、メルレス書記の目がキラキラと輝き出した。

 理由は十中八九、設備だろう。

 魔法薬は作るのに高い技術と貴重で高価な設備が必要になる。

 貴族と言えども集めるのは苦労するだろう。

 その点でここは国随一の貴族学園、魔法薬の調薬に必要な設備は最高峰の物だ。

 ユフィーアも内心では早く調薬したいと思っている。

 しかし、特別生の生徒会ともなると一般生徒には出来ない事も簡単に出来てしまう位に優遇されているのは大丈夫なのだろうか。

 もし、ここにいる誰かが暴動でも起こしたらひとたまりもないんじゃないか。

 そんな事を考えていたらいつの間にか話が終わっていた。

 明日の放課後にまた、と話が締めくくられて。

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