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ep.11 実践演習Ⅱ

ep.10 実践演習I で説明された実践演習の内容について。


・ベルが鳴るまで魔物を狩り続ける。(火属性魔法に限る)

・教師に助けられる、又は森から抜けると失格。


に内容を追加、変更させていただきました。

追加:倒した魔物の魔法石を回収。

変更:森から抜ける → 張られている結界から抜ける。


拙く未熟ですが、これからも "セブンス・ウィッチ 〜 白銀の魔女の秘密の学園生活 〜" をどうぞよろしくお願いします。


 

「それでは、実践演習開始!」


 キャルゼイスがそう言い杖をつくと、再び眩い光に包まれ、目を開けば森の奥深くへと転送されていたが⋯⋯。


 ドドドドドドッ


 ぼやけた視界の奥から何やら音がする。

 その音は次第に大きくなり、ついには姿形まで分かるほど近づいてきた。

 大きくモヤのかかっている"それ"は、真っ直ぐこちらへと突っ込んでくる。

 まるで"猪"突猛進を体現したかのように。


 うろぉぉぉぉぁああああ


 声にならない声を上げて突っ込んできた"それ"に、ユフィーアはすぐに対応した。

 指をパチンと鳴らすと、ユフィーアを取り囲む様にチラチラと火花を散らした矢が十本ほど現れ、容赦なく突っ込んでくる"それ"へと向かって飛んでいく。

 目にも止まらぬ速さで放たれた火矢は、突っ込んできた者の命を容赦なく燃やし、灰にした。

 魔物の姿が無くなったのを確認したユフィーアは火矢の魔法を解く、と同時にベルの音が結界内に鳴り響いた。あまりにも早すぎる。

 ユフィーアの感覚がおかしいのか?そんな事はないと思う。なら、何かトラブルか?

 そんな事を考えながら灰に埋もれた魔法石を拾い上げ汚れを落としたユフィーアは、結界を出ようと学園に向かおうとしたが違和感を覚えた。

 拾ったばかりの魔法石にだろうか?それとも、ベルの音に?いや、結界に⋯⋯?

 広範囲の鑑定魔法を使ってみるが、少し魔法石の紫がくすんでいるように見えるだけ。

 何か術式が組み込まれている訳でも、魔法石が濁っている訳でもない。

 ユフィーアは拭いきれない違和感を抱えたまま、森を後にした。




 急いで森を出たユフィーアは森の前に佇んでいるキャルゼイスに声をかけた。


「あの、キャルゼイス先生。何かトラブルですか?」


「君は⋯⋯えぇっと、次席のユフィーア・エスプリア君じゃな?はて、トラブルとはなんの事じゃ?何かあったのかね?」


「えっと、ベルが鳴るのがあまりにも早い気がして⋯⋯」


「そうかのぅ?きちんと時間を取ったんじゃが⋯⋯」


「⋯⋯突然すみません、ありがとうございました。」


「いいんじゃ、これも教師の務めと言うやつじゃ、ホッホッホ」


 呑気に笑うキャルゼイスを他所に、会話の噛み合わなさに疑問を抱き原因を考えていると森の中から少しづつ生徒達が出てきた。

 それぞれが口を揃えて「疲れたぁー」「長かったね」と口にしていた。


(私だけ時間が過ぎるのが早かったのかみんなの時間が遅くなっていた?なぜ私だけ⋯⋯?いや、そもそもそんな事をする理由は?)


 ユフィーアの頭の中はこんがらがっていた。

 生徒会へ注意する様書かれた手紙、寮で感じた歪な魔力、そして今、全てに言い表しようの無い不安を感じる。

 何かが動き始めている。そんな気がした。

 一度、常闇の間で会議を行いたい。寮に戻ったら手紙を出そう。とユフィーアが考えている内に、授業が終わったらしい。

 生徒達がそれぞれ校舎や寮へ向かっている。

 そんな中、ほんの瞬きをする間もない短い時間、酷く濁った歪な魔力を感じた。

私事ですが、久しぶりに風邪を引きました。

喉にすごく来ています⋯⋯。

花粉も来てる上、まだまだ寒い季節なので、皆様も体調にお気おつけください。


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