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はじまりの朝-2

 よく見ると、いや、よく見なくたってそれははじめからそこにあった。頭の上に細長い二本のモコモコが確かに生えている。見間違いなんかじゃない。

時々ピクピクとその耳が動く。てっきりニセモノ(というか普通はニセモノしかないけど)かと思ったのに、も、もしかして本物?作り物じゃないってこと?つまりウサミミ人間さんか!?


いやいや、ないわ。


そもそもこんな状況が目の前に展開されていること自体おかしい。そう、おかしいのだ。ウサミミ人間さんってなによ?普通じゃないし、異常だし、ありえないし。

夢?もしかしてあの有名な夢オチってやつ?そうか、わたしもとうとうそんなものを見るようになってしまったか。まさかこんな美人と裸で御一緒なんてしてる夢を見てしまうとは。しかもその美人が大好きなウサギさんのお耳を付けてるってあんた、わたしもしかして欲求不満だった?こんだけ大好きフルコースな夢をなんて、どんだけ欲求不満だったんやっちゅうねん。


なんて、夢の中で一人ボケツッコミをしても仕方ない。


うん、決めた。欲求不満な私のためにもこの素晴らしい夢を楽しもうじゃないか。これは夢なんだし、何をしたって許されるのですよ、奥さん。


と、いうわけで、わたしはおそるおそる美人さんの身体へと手を伸ばした。

なんだかすごくドキドキする。いけないことをしてるみたい。いや、実際してるのか。まあ夢だもの。かまへんかまへんのです。


次回、ムフフな展開が!??

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