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はじまりの朝-1

歌舞伎町を舞台にした話を書いてみたかったのですが、あんまり歌舞伎町っぽくないです(汗)。

結構真面目路線で考えてたんだけど……どうなることやらww

朝目が覚めて、ふと窓の外に目をやる。


いつもなら強い陽射しがカーテンの隙間から入ってきて、少し目を細めながらゆっくりと身体を起き上がらせて、大きな欠伸をひとつ。携帯で時間を確認して、もっかい横になって「あと三時間…」なんてひとりつぶやきながら再び眠りに落ちる。


しかしふと気付くのだ。いつもと違う事に。


陽射しが入ってくる方向がちがう。

部屋の空気、景色、天井や壁の色、自分が横になっているベッド。そして隣に寝ている女性……は?


わたしのすぐ横で小さく寝息を立てて眠っている女性がいる。しかもこの人裸じゃないか?って、わたしも良く見たらすっぽんぽんのポンじゃん!?


……


コノテンカイハナクネ?


身体を起こしてもう一度周りを眺めている。見たことのない部屋だ。わたしの部屋よりずっと綺麗で、広くて、何だか落ち着く。自分の部屋より落ち着くなんてそんなこともあるんだなぁと思う。しかもフルモンテーだし、全然状況が把握できてないのに…。


「んん……」


女性が寝返りをうつ。横になってて、顔が向こう側で見えなかったけど、寝返りをうって転がってきて、顔がこちらに向いた。綺麗な人だった。それはもう、この世の人とも思えないような綺麗で、でもちょっぴり幼さが残ってて、寝顔が可愛い。布団が少し乱れて、白い肌が少しあらわになって、わたしはちょっとドキッとする。胸元が見えそうで見えないのがこれはこれでちょっとイイかも……ってわたしはエロジジィか!?い、いかんいかん。これはちょっとやばいかも…ちゃんと理性を保たねば……こ、こんな綺麗な方が同じベッドで寝てて、しかもお互い裸で…透き通るような色白の肌で、綺麗な髪と、長いウサミミ……ウサミミ?



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