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おまけ②40話ルイ目線

お昼ご飯を食べ終え、解散する。

俺は試験に備え、今日の授業について先生に聞きに行こうと思い、1年棟の職員室へ向かう。

「ルイ、さっきはありがとうね。」

ルナが駆けよってきた。

わざわざお礼を言いに来てくれたみたいだ。

「仕方がないだろ。みんなにバレちゃったんだし。」

嬉しいくせに、悪態をついてしまう。

ルナには甘えたくなるんだよな…

「ルイって、なんだかんだ言って優しいよね。」

いつもの笑顔で言ってくる。

「俺は、ずっとルナには優しいよ。」

かわいすぎて直視できず、そっぽを向いてしまう。

「ルイって、照れるとそっぽ向く癖あるよね。」

ルナに指摘され、勢いよく顔を戻す。

「そんなことないよ!」

かわいすぎて直視できないだけとは、口が裂けても言えねぇ。

「図星でしょ?」

もう本当にかわいいな。

「そっぽ向いてたら、私のこと守れないよ?」

それはない。

「守るよ。」

「え?」

ルナはびっくりしている。

「だから、ルナは俺が守るよ。絶対に。」

ルナだけは守り通す。

何があってもだ。

「そっか…ありがとう。」

ルナは照れて下を向く。

それがまたかわいい。

「おう。魔王討伐、頑張ろうな。」

俺は思わず、ルナの頭を優しく撫でる。

絶対にルナを守る。

そのために、俺も強くならないとな…

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