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180話

翌朝。

女子寮の前でツバサが待っていた。

「ルナ!おはよう。」

いつも通り、駆け寄ってくる。

「おはよう。」

「今日もテスト頑張ってね。」

ツバサはニコニコして、楽しそうにしている。

「ありがとう。」

「ちゃんとアルスとミアの魔法決闘のことをイメージするんだよ?」

ツバサは心配そうにしている。

「大丈夫。私だって、成長してるもん。」

「そうだよね…応援しかできないのが、ちょっと悲しいな…」

ツバサはシュンとしてしまった。

「ツバサには、いっぱい助けられてるよ。いつもありがとう。」

「ルナ…大好き!」

ツバサは軽く抱きしめてきた。

「ほら、離れて。早く行くよ。」

「はーい。」

ツバサはまたニコニコしている。

良かった。

「明日の準備するから、今日は自分の部屋で待ってるね。」

今日のテストが終われば、明日はテスト休み。

ツバサが先生に教える日だ。

「準備、頑張ってね。私も応援しかできないけど…」

「ルナの応援があれば、なんでもできちゃう!」

本当になんでもできそう…

「じゃあ、いっぱい応援するね。」

「うん!」

私たちは、お互いの手をギュッと強く握りしめた。


今日の集合場所は、グラウンド。

だから、いつもより早くお別れ。

「頑張ってね!」

「ツバサもね。」

ツバサは元気に送り出してくれた。

グラウンドでは、各々でリラックスしているみたいだった。

柔軟体操している者、瞑想している者、手のひらで練習している者…

意外にも、話している者はいなかった。

私は、1人隅っこで大人しく座る。

「はい、では今から試験を開始します。こちらに1列に並んでください。」

先生がやってきて、指示を出す。

横にはゲージに入った大量の魔物が…

まぁ、魔物って言っても、初級モンスターレベルだから、大丈夫なんだけどね。

「はい、次。」

結構、順調に進んでるみたい。

てか、回転率が早すぎる…

私の前に20人はいたのに、もう次だ…

「はい、次。」

「ルナ・ピラフィルです。よろしくお願いします。」

私は挨拶をしてから、魔物に手をかざす。

そして、アルスとミアの魔法決闘をイメージする。

手に力を込めて、思いっきり放つ。

綺麗な線を描いて、私の放った光の玉は魔物の頭にクリーンヒット。

で、倒れてくれた。

「はい、次。」

先生はボードに何か書き込むだけで、ノーコメント。

テストだから、仕方がないか…

これで終わりかな?

一応、待機している生徒の輪に入る。

「ルナ、お疲れ様。」

ピラナが話しかけてくれた。

「ピラナもお疲れ様。テストって、もう終わり?」

「えぇ、そうよ。なんか呆気ないわよね。」

テスト勉強期間が長かったから、拍子抜けしちゃう。

「ピラナは、前回何位だったの?」

「12位よ。」

結構高い!

「ルナは?」

「33位…」

「そう…」

ピラナは微妙な顔をした。

褒めにくい順位だよね…

「でも、今回はたくさん勉強していたし、上がっているんじゃないかしら?」

「そうだといいんだけど…」

「自信もっていきましょ。」

ピラナはニコッと笑って励ましてくれた。

そんなことを話しているうちに、全員のテストが終わった。

「はい、お疲れ様でした。以上で、全てのテストが終わりました。明日はお休みなので、ゆっくり羽を伸ばしてください。では、解散。」

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