不思議な声
まったりな焦らずでも忘れずに、しっかりとやるんじゃ
「今日も来たのね」
階段を登った先には雪が水まきをしているようだった。
「ちょっと昨日気なることがあってね」
「ふーん」
「まぁ今日はおじいちゃん居ないから私だけなんだけど、私も暇だったし話してあげてもいいわよ?」
「ありがとう。だけど俺他のところ行くからごめん」
「ジール行こうか」
ジールは雪に1回ワンと吠えると光晴について行った。
「もう!なんなんなのよアイツ!」
「ジールでその魔力の正体はどっちにあるんだ?」
「ん〜こっちみたいです」
ジール達は神社の本殿にたどり着いた。
「ここ?」
「この中です!」
「じゃあ空いてるみたいだし入ってみるか」
光晴はジールを抱っこして本殿へ足を踏み入れた。
本殿はそこまで大きくはなく作に囲まれた木彫りの神様が祀られているだけだった。
「ジール誰も居なくない?」
「なんででしょ?僕にもわかんないです」
2人で話をしていたその時。
「そこの者よ」
「えっ」
その声は光晴でもジールでも無い他の誰かの声だった。しかし、声のする方には誰もいない…
「怖いです光晴さん〜」
光晴はジールを床におろして身構えた。
「そこの者、聞こえておるな?」
「コチラへ来い」
どうやら声はその木彫りの像の方から聞こえているようだ。
「こちらに来て我に触れてみよ」
不思議な声のする方に光晴は吸われるように神様に手を伸ばした。
まじで1日早すぎてさ
その日を実感できるのがこの1日1話をノルマにしてる小説しか無いんよね




